「見なければよかった」劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 2likeさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0見なければよかった

2020年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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2like
布由子さんのコメント
2020年11月30日

すみません、⑥と⑦の突っ込みが面白くて笑ってしまいました。是非他の映画の感想も読んでみたいです!

布由子
映画はたまに見る程度さんのコメント
2020年11月5日

全く同じ感想です。TVアニメ10話、親に残された娘を想って泣くヴァイオレットがこのアニメのピークで間違いないと思います。
この映画、ヴァイオレットの成長物語の完結編とは思えない出来です。
京都アニメーションに寄付金入れたと思って、次回作に期待するのが良いと思います。

映画はたまに見る程度
ほほほりさんのコメント
2020年10月28日

(続き)
ギルベルトの愛は恋愛だけではありません。それはギルベルト役の浪川さんも語っています。 愛してる、ずっとそばにいて欲しいと言って抱きしめるのは恋愛だけではないですよね、特に欧米の文化では。親愛、恋愛、家族愛等全てを超越した愛だと感じました。あの時点では明確な恋愛感情だけを示唆する演出は無かったと思います
⑥モブキャラは重要です!モブキャラだからこそ人間関係や話の流れ関係なく良い仕事しますし。お爺さんは浅過ぎず深過ぎず自然体で良い事を言ってくれてたと感じました。デイジーにサムアップしたおじさんは最初出てきた3人の子供の一人ですよ多分。そしてサムアップの理由はデイジーがヴァイオレットの話をしたからで、きっとヴァイオレットが島でドールをやりながらよくサムアップをしていたのでしょう。人気ドールだったからそれが浸透し、ヴァイオレットと言えばサムアップ、となったのだと想像して、皆に愛されてたんだなと暖かい気持ちになりました
⑦先に親指立てたのはおじさんです。デイジーはただサムアップで返しただけかなと。最後の指切りは、何も言わなくても映像だけで2人は幸せになれたんだろうなと想像出来ます。きっと『ずっとそばにいるよ』みたいな約束をしたんだろうな、と勝手に想像して感動してました。サムアップも指切りもユリスから教えて貰った事で、最後に約束を果たせなかったユリスとの思い出というか記憶を大事にしたいというヴァイオレットの優しい気持ちを表現したかったのかなと思いました。
⑧テーマは、、何でしょうね。正解は分かりませんが、フィナーレと言うからには絶対にヴァイオレットには幸せになって欲しいと思っていたのでヴァイオレットの愛と成長の物語でしょうか。あとは、戦後の復興で手紙から電話へと伝達手段が変化していき手紙が廃れていくという話の中、ヴァイオレットはドールとしていつまでも島の皆から愛され、後世にも語り継がれていかるという美しいお話かなと。
全体としては、私には全てのエピソードが上手く融合して一つも無駄な物など無く、本当に素晴らしい映画だったと感じられました。
長々と勝手な事を書いてすみませんでした。上手く説明できませんでしたが、同じヴァイオレットファンとしては少しでもこの映画を好きになって貰えたら嬉しいです。どうか劇場版は観ないなんて寂しい事を言わないで下さい。。

ほほほり
ほほほりさんのコメント
2020年10月28日

文字数オーバーの為分割でコメントします。長文失礼します。
ギルベルトが生きているのは原作通りです。ヴァイオレットの気持ちを考えたらギルベルトに会わせてあげて、幸せになって欲しいと私は思ってました
あと私なりの解釈を書かせて頂きますので、参考になれば幸いです
①兄貴が実は良い奴なのはTV版終盤でも垣間見れたと思います。なので嫌な奴アピールは丁度良いぐらいだったのではないかと
②露店のシーンは私は違和感なかったです。何かとギルベルトの事を思い出してしまうヴァイオレットの気持ちを表す演出の一つだと感じました。ヒステリーを起こすというのも仕方ないと思います。何年も会いたくて会いたくて、でももう二度と会えないと諦めていたギルベルトに会えるかも、そんな状況なら冷静ではいられないでしょう。冷静だったら逆に不自然じゃないでしょうか?
③手紙が飛び過ぎ、、それは少し思いましたが、この作品は手紙が主役(?)なのでそこは大目に見て下さい笑
④社長は完全に父親目線です。だからヴァイオレットの幸せを心底願いどうしても感情的になってしまうのです。私はグッときましたよ。大馬鹿ヤローー!は特に!
⑤ギルベルトは正常です笑。会えないと言った理由は簡単に言うと会えばヴァイオレットがダメになる、です。本当はめっちゃ会いたいんです。でもギルベルトは成長したヴァイオレットを知らない。(視聴者や社長は知っているが)知っているのは自分の後を付いて来て命令だけを忠実に聞き命令を貰う事だけを喜びとしている共依存のような関係性のヴァイオレット。いくら感情や愛してるが少しは分かると言っても一緒になったらまたそんな共依存な関係性になりヴァイオレットをダメにするのではないか、という強い葛藤があったのだと思います。責任感が強く大切に思っていたからこそです。その気持ちを動かしたのは最後の手紙と兄貴の後押しです。手紙を読んでヴァイオレットの「会いたい」が単に主従関係ではなく愛だと知った。愛してるが少しは分かる、だけでなくヴァイオレットもギルベルトの事を心から愛してると知った。それでもまだ素直になれないのを兄貴には見抜かれていて、最後に背中を押してくれた、て感じだと思いました。手紙の最後の一行は声が流れませんでしたが大事な事が書かれているようです。

ほほほり