「感謝」劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン こばさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0感謝

2020年9月25日
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友人が誘ってくれて、一日でアニメ全話と外伝を観てから今回の映画を観ました。
友人にありがとう。世の中には沢山の作品が溢れていて死ぬまでに観れないものが沢山あるって常日頃思っているけど、今回のもきっかけが無かったら死ぬまでに観なかった作品の一つに入っていた。私の思考では全くノータッチのジャンルだから。
ずっと声出そうに号泣。
このアニメってアニメも映画も登場人物がみんな愛に溢れていて、嫌な人間が周りに一人もいないって思える。それが好き。街並みもすごく好き。アニメ全体を包み込む空気も雰囲気も好き。

ヴァイオレットが学んできた【あいしてる】は頭では理解していても、やはりすごく勇気がいって、言葉にはなかなか出来なかったのかな。言葉にすると全部身体から想いが出ていってしまうような気もするし。

でも伝えたい時に伝えないと、いつ伝えられなくなってしまうかわからなくなる。
病院で亡くなった男の子はこれからも生きていくヴァイオレットとの対比なのかな。
一番泣いたのは男の子がヴァイオレットが居ない事に怒るのではなくて「愛してるの人に会えたんだね」ってところ。自分が生きるか死ぬかの時にそんな言葉が出てくるなんてと、涙が止まらなかった。

そうか京アニ事件の方々も沢山関わっていたのですね。
いろいろ考えてしまう。

伝えたい人に伝えられる時に伝えたい事を伝えよう。あいしてるって伝えよう。

あおい 名前変えました