ボーダーライン ソルジャーズ・デイのレビュー・感想・評価
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監督が変わった
続編というよりか ボーダーラインを別の監督が撮ると…そんな感じか とはいえ 前作より話し キャラクターはきちんと引き継いでいる。
前作も現代版西部劇という触れ込みであったが、今回はよりその感じが強くなった。
前回の監督「メッセージ」や「ブレードランナー2049」のように 内省的で哲学や詩的なフランス人的だが今回はイタリア人 マカロニウエスタンの血が流れている…
そんな違いが映画のトーンは同じなのだが
はっきり出てて面白かった。
ボーダーラインの面白さは西部劇でありながら 現代のリアリティーが反映されていること それは国境で起きていることがアメリカの現状が今でもアメリカのフロンティアは続いている アメリカは今でも戦国時代であり 国レベルでは少なくとも戦争は終わったが 盗賊 麻薬カルテルという豪族と戦い続けている
もし アメリカが麻薬を合法化したら…
このカルテルはどうなるだろう?
だが そうはならないだろう。フロンティアし続けるには 倒す敵が必要だから
前作と相変わらず思うのはデルトロの微妙さ なんだろうなこの人の演技は… かっこよくはない なんか不思議な演技だな
リアリティと娯楽性の塩梅
遥かに想像を超えた衝撃!
衝撃的に面白かった!!
冒頭から予期せぬ展開で始まって、最後まで先が読めず、呆気にとられたまま終了した!!
これすごい!!
家族を麻薬カルテルに殺されたことで、カルテルを恨み、その撲滅のためにCIAが雇うSicario(暗殺者)となったアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)
アメリカとメキシコの国境付近でテロが増加していることを受け、アレハンドロは、CIAのマット(ジョシュ・ブローリン)と共に国境の町へと向かう
前作では、国境に作られたトンネルを抜けて密売される麻薬の現実が描かれていた
しかし、今回は景色が一変、そこに巨大な壁が立ちはだかる
そうなると、カルテルはどうやって麻薬を運ぶのか
が本作で描かれるのかと思った
しかし、そうではなかった
そこに巨大な壁が立ったことで、カルテルは、より高価に売れるブツがあることに気付いたのだ
それは「人」だ
栽培することも、加工する必要のない、全く手間のかからないブツがそこら中にウヨウヨしているのだ
それは「トランプ政権発足後の国境」の姿であり、壁ができたことで人身売買が横行することになったのだ
当然、カルテルは金さえもらえば、密入国者が撃たれて殺されても責任は負わない
こんなに良いビジネスはないはずだ
そこでCIAと政府は、アレハンドロのような傭兵を使ってカルテルを撲滅する作戦を立てるが
それが失敗すれば、平気で傭兵をポイ捨てする
そして、捨てられた傭兵は新たなテロの火種となっていく…
この映画がすごいなと思ったのは
アメリカが自身でテロリストを生み出しているという現実を描いているところにある
かつては中東でも、現地のゲリラに武器を与えて戦わせ、作戦が終了すると平気で見捨てた結果
捨てられたゲリラたちは、アメリカを敵とみなすようになったように
トランプ政権は「国内の犯罪を減らすために」メキシコとの国境に壁を立てたが、それは本当に正しい政策なのかと、この映画は問いかけている
むしろ、反感を買い、テロリストを増やすだけではないのか
壁を作った結果、敵を減らすどころか増やすだけでしかない
麻薬カルテルの話が、こうなるのかーーーと、後半はあっけにとられながら見ていた
これは、現政府に批判的な作品であり、こういう映画が、メジャースタジオで製作されてしまうのがすごいと思った
前作も度肝を抜かれたけど
続編もまた、衝撃的な作品だった
興味がある人は、ぜひ
アクション全開!ハラハラ!ドキドキ!
邦画の家族物や恋愛などばかり鑑賞が続いていたので
久しぶりのアクション映画で心が躍りましたが
やはり法外のミッションは恐ろしい・・・
ボスを殺すために彼の少女を誘拐などど いやあ
法の下なら絶対ありえない
そこの計画がとんでもないことになり
主人公のアレハンドロが過酷な運命をたそることになる
金を稼ぐため密入国を請け負う仕事をする
少年が出てくるのだが 彼もきっとアレハンドロと
どこかで結びつくことになるだろうと観ていたが
まさか!そうなるとは
うわあ!ぎゃあ!どひゃあでした
結末はまさか あんなことになるとは
しかし 映画「ゲティ家の身代金」といい
身内のせいで 犠牲になるのはその子どもたちである
不死身…(笑)
う~ん、カッコいいんだけど笑ってしまった。
確かにあっさり殺されたなって思ったんだけど、あそこで生き返るとは…
なんだか、スピンオフな感じがしました。
前作が凄かっただけに。
次は観ないな。
あれで完結、いいんじゃないかな。
壮絶すぎるサバイバル。過酷な世界での凄惨な戦い。
【賛否両論チェック】
賛:メキシコに潜入した主人公達が陥る危機と、その状況下でのサバイバルを、圧巻のアクションで描いていく様に、観ていてハラハラさせられる。
否:今回は麻薬戦争の現実というよりは、アレハンドロ達が任務中に巻き込まれる絶望的な状況を、いかにして乗り越えていくかがメインでもあるので、社会派の要素はそれほどない。グロシーンも結構あり。
前作の知識は、最悪無くても大丈夫そうです。
麻薬戦争が下火になった代わりに、不法入国移民が重要な収入源と化したカルテル。そんなメキシコに火種をもたらすべく潜入したマットやアレハンドロ達が、奇襲や上層部の理不尽から陥ってしまう困難な状況下で、生き延びるために戦い続けていく姿が、壮絶に描かれていきます。特にラストは、ただただ圧倒されます。
ただ今回は、どちらかというと作戦を仕掛けに出た主人公達が遭遇する、過酷な事態での戦いやサバイバルがメインなので、麻薬戦争を描いた社会派の感はあまりありません。その辺りは、好みが分かれそうなところです。
グロシーンも結構ありますが、銃撃戦を主とする圧巻のアクションは今回も健在ですので、苦手でなければ是非。
3部作なのね、繋ぎの2作目
デル.トロ、渋〰️
面白いというより好き
カルテルより怖い
前作が良過ぎた。
レビュータイトルの一言に尽きる。
『ソルジャーズ・デイ』が1作目ならまだ良かったのかもしれない。冷酷無慈悲なマットとアレハンドロが少しずつ慈悲の心に芽生えていくドラマのように観れるし、特にアレハンドロの変化は著しい。可愛げないようで可愛いイサベルにも2時間を経て愛着が沸くかも。
手に汗握る緊張感が我々の視覚と聴覚を鷲掴みにし、疲れ果てるほどスクリーンに釘付けにする臨場感は1作目に引けを取らない程のもの。アクション映画によくある派手な銃撃戦より、そのシーン1つにも余程恐怖を感じる。
でも、やっぱり前作が良過ぎたんだ。前作に惚れて、ビルヌーブ監督作品でなくなってしまった事に一抹の不安を抱きながら劇場に足を運んだ私には、前作同様の評価を持つ事は出来ない。
『ボーダーライン』はメキシコ国境のボーダーだけでなく、善悪のボーダーがテーマだった。『ソルジャーズ・デイ』はその要素がまるで二番煎じ。
マットとアレハンドロの徹底した信念も見えてこないし、この2人に慈悲や情の一面なんて求めていない。むしろ見たくない。
麻薬カルテルに混乱を!という当初の目的はどんどん逸れ、最終的には「この映画は時間内にはきっと完結しない、っていうか目的なんだっけ?まぁいいやアレハンドロが生きていれば、ああ彼は一体どうなるんだ!?」という展開に流れてしまい、作品としての〆はgdgdになっている。書き込みはしないが終盤はツッコミどころもちらほら。
続編、劇場には行かなくていいかなあ。
これは原題で考える
ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
2018年97本目の劇場鑑賞。
アメリカとメキシコの国境をはさんで繰り広げられる壮絶な麻薬戦争の実態を描く、
クライム・アクション「ボーダーライン」の続編。
前作でベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンが演じたアレハンドロとマットを主人公に、
もはや一切のルールが無力化した国境麻薬戦争の泥沼を、
予測不能の展開でスリリングに描き出す。
.
続編のわりには前作から監督・撮影・編集・音楽など製作陣が代わっている。
脚本のテイラー・シェリダンは続投。
それでも1作目の世界観を継承された続編になっている。
全編に渡り重々しい音楽や緊張感が漂う。
カンザスシティのスーパーマーケットでの爆弾テロは生々しい。
ベニチオ・デル・トロの怪演も見事で、
アレハンドロが汚れ仕事を淡々と実行する姿が容赦ない所が良い。
前作と違い作戦が失敗した辺りから、
内容が変わる展開になっていきます。
ボーダーラインはどうやら3部作で作られているため、
明らかに続編を匂わせる終わり方でした。
最後はどう着地させるのかが楽しみです。
デル・トロの存在感が圧倒する極上のエンタメ
アメリカとメキシコの国境地帯の不法入国やら、メキシコの麻薬戦争、麻薬カルテル(組織)の存在を我々に知らしめた傑作「ボーダーライン」のまさかの続編。
CIA特別捜査官のマット(ジョシュ・ブローリン)は、アメリカ政府の命を受け、カルテル同士の戦争を誘発させるべく、家族を殺されカルテルに対し強い復讐心をもつ盟友アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)や私設の軍隊を率いて麻薬王の娘を誘拐する。
しかし麻薬カルテルの手に染まったメキシコ警察や手の平を返すアメリカ政府により窮地に陥る。
もはや最強のエンターテイメントと言える作品で、わくわくドキドキした。映像美も特筆すべきもの。
そして何よりデル・トロの存在感は圧倒的だった。
不死身かよ
頭を撃ち抜かれたときは正直もう終わったと思ったが、まさか生きていたとは...
エンディングで撃った少年と再会するが、よく冷静でいられるし、それに渋いなぁ。
続編があるみたいですが、前作を観てなかったので、最初から観た方が良いかもしれません。
マフィアの娘が、手話で話してるデルトロを見て伝わるものがあったので、また再会できるといいな。
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