「アメリカが最大のテロ組織であることを証明した」ボーダーライン ソルジャーズ・デイ アサシンさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカが最大のテロ組織であることを証明した
最初から最後まで目が離せない緊迫した展開。
黙々とこなす主役達の、素朴に見える演技はまるで現実をドキュメンタリーで切り取るかのよう。
囚われた少女の恐怖が切実で、見ていて掌に汗がにじむ。
麻薬組織の男達が、まるで本物の様な迫力。
アメリカ政府の立ち位置が、コロコロと変わる様は現実的。
末端のCIAや軍の者が右往左往する様が痛々しい。
なにを信じればいい。
本物の本当にすべき事は?
最後に、主役のCIAが命令に逆らい、少女を保護して、証人に持ち込む事は、アメリカの希少な良心だと信じたい。
麻薬組織に対しては正義だが、9;11での自作自演、イラクの石油を横取りするための嘘のフセイン叩き、イスラム国の裏での操作、アメリカがいかに反社会的な存在か、わかろうと言うもの。
出来れば、アメリカの闇にも手を出してもらいたいものだ。
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