ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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タランティーノの音楽
タラティーノ監督はおとなしくなったのか。殺人シーンや血しぶきが舞い散る演出は極力抑えられ、なんとラストはハッピーエンドで幕を閉じるというストーリーになっていた。今までの問答無用で非情なバイオレンス作品に慣れていた人にとってはちょっと拍子抜けした感があったかもしれないが、当時のファッションや音楽を随所に散りばめた演出のセンスの良さは健在で、目に耳に大いに刺激を受けた。
ロマン・ポランスキーなら知っているが、シャロン・テートは知らない。シャロン・テートがどれだけの美貌を誇っていたかは、今回起用された女優の姿形を見れば容易に推し量れるが、その忌まわしい過去の事件の結末を書き換えてしまいたくなるほど、タラティーノ監督もどれだけその事実を憎んだかしれない。それにしても、ロマン・ポランスキーという人には、どんな魅力があったんだろう。絶世の美女を惚れさせてしまうとはすごいというほかない。
20代の頃タラティーノの映画を初めて観て最もインパクトを受けたのはその音楽だった。その映画のために特別につくられたものではない、どこから見つけ出してきたのだろう昔のアメリカンロックが次から次へと鳴り響き、出演者の演技に相乗効果をもたらし、映画全体を盛り上げていた。見終わった後も、気付いたら胸の奥から聞こえてくるかような感覚があり、そのリズムに合わせて気分が高揚し、元気が出てきた。今でもテレビ番組のBGMで使われていることからも、タランティーノ監督の選曲センスには敬服するほかない。
タラティーノの映画を観ても考えさせられるわけでない、ためになるわけでもない。でも、モヤモヤしていたものが吹き飛んで気分が爽快になり、今まで些細なことを気にし過ぎていたと思うようになる。
タイトルなし
ダラダラなにかしながら観るのがちょうどいい
ディカプリオとブラピの無駄遣いのような最適な配役のような、気分と背景を知っているかで満足感は変わる感じ
今回はお金払って映画館で観ていたら金返せって感じ
この街では、すべてが変わることができる...そんなふうに。
クエンティン・タランティーノの集大成『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、彼のフィルモグラフィーの中で最もよくできた映画でしょう。プロデューサーをはじめ、すべてのスタッフが素晴らしい仕事をし、そして何よりもクエンティン・タランティーノが自分の境界線を次のレベルにアップグレードしてくれたのです。もはや、映画にこれ以上求めるものはない。しかし、タランティーノは常にこうした気分を跳ね返してくれるので、それこそ尊敬に値する。
驚くべきは、タランティーノが本作でアカデミー賞脚本賞を受賞しなかったことだ。本作の脚本は、彼のキャリアの中でも最高で、最も人を魅了するものですが、アカデミー賞となると、駄作に負けたという印象があります。
しかし、スタンリー・キューブリックは、アカデミー賞がすべてではないことをすでに教えてくれているのです。
60年代のハリウッドをじっくり堪能する2時間半。
初めてタランティーノ作品を鑑賞。何となくファンになりそうな、わかるようなわからないような(笑)
一つ言える事は、レオ&ブラピに魅せられた2時間半。その魅せ方と演出の上手さ。ただただ楽しかった。
前情報無しでの鑑賞だったのでバックボーン的な知識が無かった分、フラットな状態で観る事が出来たが。。。後から調べたらシャロン・テート事件は余りにも凄惨だったので、鑑賞後に事件の内容を知る形で良かったかも。
それでも豪華キャストの好演と独特な演出で見事に60年代へタイムスリップさせられ、適度に心地良いダラっとした時間と一瞬の張り詰める緊張感が素晴らしかった。
レオ演じるリック・ダルトンの強さと弱さ、何とも言えない人間臭さに惹かれてしまう。
ブラピ演じるクリフ・ブースの飄々とした雰囲気とミステリアスな魅力。
この2本柱が揺るがないのが本作の強み。
そして8歳の少女トルディ・フレイザー役ジュリア・バターズに感嘆。表情での演技に驚いた。もっと観たかった。
ちょっと長尺ではあるが、時間の使い方はさすが。凄いキャスト達の演技をたっぷり堪能出来る。
よくわからない作品でした
かなり高評価な作品でしたが、私的にはいまいちよくわからないまま終わった感じです。
隣人さんの事件が題材ですが、主人公2人と絡みがほとんどないですし、淡々と2人の日常や仕事っぷりを流していただけにおもえています。
また、長いから余計にそう感じました。
ラストは、いきなり感もあってはらはらしましたが、そこに行き着くまでが長かった。
凄く面白かった🇺🇸🎬
死ぬぐらい笑いました!🤣
破茶滅茶とメチャクチャのダブルパンチで最高!
1960年代のハリウッドが舞台で、昔のオマージュ
についていけないのではと不安でしたが
予備知識なしでも凄く楽しめましたー‼️
鑑賞後に調べてみると新たな発見があるのでおススメ!
レオとブラピの豪華共演。アカデミー賞でも話題。 よくわからず淡々進...
レオとブラピの豪華共演。アカデミー賞でも話題。
よくわからず淡々進んでいって大きな展開はないのだけど、観ているといろいろおもしろいつくり。
笑えるコメディでもあり、それぞれキャラの特徴強かったり。ラストはかなりやばい人たち(笑)
なんだかんだ良かったです。
これは素晴らしい
殆ど文句のつけようのない傑作です。
意味がないようなシーンでもタランティーノだと面白い。その集合。
シャロン・テートがさんざん出てくるから主役2人とどう絡むのか、あの事件の話になるのか、と思わせるんですね。
リックがセリフをとちってもフィルム回しながら言い直してるシーン、編集でNGをカットしたらぎくしゃくした不連続な映像になるよなあ、って思って観ていたら、その後トレーラーでリックが反省して自問自答しているシーンがまさにブツ切れのそんな映像にしてあってニヤリとしました。
余談ですがタランティーノはブルース・リーをもっとリスペクトしていたのではないのか?
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かつてのハリウッド
いかにも賞狙いって感じだけど、素直にディカプリオとブラピが非常に良かった。
この二人を見られただけでも価値があったし、
「こうだったら良かったのにな」な昔話というか、映画と映画業界への愛が感じられた。
そこが長所でもあるんだけど割とだらだらと長めに続いてく感じなので、
なにか自分で「ここが見たい」ってポイントを持って見ると良いのかも。
ブツギリエピソードが延々と続く
先ずは長すぎる。大作でもないのに2時間40分は勘弁してほしい。一時間半で十分。
それほどつまらなくはないけど昭和40年代のアメリカ映画に詳しくないと本当の意味はわからないと思います。個人的にはグリーンホーネットのカトーはよく知っているので、そこは非常に面白かったので、全般的にその程度の知識があればメチャ面白いんでしょうね。
ブラピとデュカ君が好きなので、そこばっか観てましたが映画としては演出にキレはあるもののストーリーに盛り上がりもないし、とにかくダラダラ続くので休み休み観ました。
リー君の声と話し方はマンマですよ。
古き良き時代
西部劇には馴染みがないけど、ブラピ好きなので見ました。レオ様とのコンビ、中々良いですね昔売れた俳優役なので、ちょっと哀愁と加齢臭も漂う感じで。ブラピはこういう役柄が合いますね!!アロハ姿カッコよかったー!
タランティーノ映画だった。
ようやく視聴。
ちょっと訳知り顔の業界で働いてる知人が「業界あるある、わかる」的なコメントでの評価だったので少し色眼鏡で捉えてたが、、
実際はまあ、タランティーノ映画、と。
ブラピとレオは実はあまり好きではなかったが、当作の二人の関係だとすごく似合ってる。友情がテーマであっても全然よい。
ブラピのキレた暴力シーンは爽快。絶妙のスッキリさで、これもタランティーノあるあるではあるが健在というところか。
二年ぶり二回目の視聴
全体的に好きな雰囲気。なんとなく漂う緊張感もいい。
ただ、終盤のナレーションが入るあたりは違和感を覚えた。実際の事件をモチーフにしているのでそれを分かり易くする為なのかもしれないが、その場面だけが妙に説明的で、前後の流れから浮いているように感じた。
想い出のハリウッド‼️
誰にでも、あの頃は良かった!、があるように
タランティーノを始め、多くの映画やテレビドラマファンも必ず昔を思い出す!
60〜70年代、80〜90年代など、時代にはそれぞれの味がある。
そんな古き良き昔の想い出を、ある悲劇から喜劇へと描き直すタランティーノのお得意の歴史改変物語!
今作はそんなお話でした👏
タランティーノはやっぱ凄いな👍
史実をフィクションで昇華!
時代背景や史実を全く知らずに鑑賞
これと行ったテーマやストーリーの向かう道筋を感じられず、落ちぶれた泣き虫TV俳優とマイペースにのびのびと生きるスタントマンの愉快なハリウッド奮闘記がただ続く。
これだけの尺で見ると退屈になるはずなんだが、時折クスっと笑わせるセリフのセンスが面白くて見ていられる。
と思いきや、
ヒッピーの拠点に行くシーンからの緊迫感
そしてクライマックスでの大暴れ笑
何も知らなくても後半の展開は最高でした
しかし、ある程度史実を知っておいた方が確実に良いタイプの作品
細かい知識までは必要ないですが、実際に起きたシャロン・テートの事件の概要だけでも知っておくともっと楽しめると思う
史実をフィクションで昇華させる男、タランティーノ
おとぎ話で作った世界の中だからこそあの時救えなかった人を救い、
フィクションの中の世界だからこそ、報いるべき悪を(それはもう慈悲のかけらもないほどに思いっきり)報いる
テンションはB級映画のノリで🎬
最近暗い映画を見る事が多かったけど、これでリセットできました笑
今年はまだ映画を観れるかな
もしかしたらこれが年内最後に観た映画になるのかもな
まぁこれが最後で悔いはないけどもね
ミッドサマーで締め括るよりは一億倍マシ
褒めるとしたら、音楽だけ。
んー、監督、最近は相変わらず・・・。と、いう感想。
どこにも主軸がないのに、皮肉が強すぎる。
デカプリオとプラッドピッドはやっぱり良かった。
ラストの展開はある意味笑えるけど、ちょっとナンセンスの笑いとまでは言えないし。
2人の部分だけで物語にすれば良かったのに。
軽くない爽快感
観終わった後最高に気持ち良い映画です。
細かい小道具や装飾が少し大袈裟だけど細かくて、リックの家やクリフのキャラバンの家具や内装も良かったですしシャロンの部屋にあったミュシャの絵の飾り方も可愛かったです。
私がタランティーノ監督の作品で好きな点の一つにカメラワークが挙げられるのですが、ワンハリでもそれは健在でシャロンと夫の初登場シーンや彼女がレコードをかけるシーンは印象的でした。
危険なコミュニティ系のストーリーが入る作品はどうしても苦手だったのですが、今回はクリフの絶対に死なないと思わせてくれる安心感とコロコロと変わるリックの喜怒哀楽で程よく中和されていて怖さはあまり感じませんでした。
クライマックスもテンポ良く進んでいくので最後まで長ったらしくなく気持ち良く鑑賞できました。最後に出てきたヒッピー一族のアジア系の子の車の中の話を白熱させていくシーンや家の中で狂い暴れるシーンは本当に狂気を感じました笑
いつものごとく血みどろでワーキャー言っている感じも好きです。
言い忘れていましたが、クリフのペットのブランディちゃんも可愛くて間違いなく見どころの一つです。
観終わった後の爽快感は最高で幸せな感じで1日を締め括ることができました。
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