ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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昔昔ハリウッドに。。。。。。。。。。。。。。
このシリーズでやって欲しい。
ニューヨークとか。
ヒューストンとか。
フロリダとか。
結構いけるか、飽きられるか。
そこそこ低空飛行で。
個人的には悪くはなかったかなと。
最近中途半端な作品がすくなくて。
いい意味で中途半端。笑
あるいみおっさんラブでした。??!!
おすすめはしません。笑
DVDで早送りで十分かもしれません。笑
でも映画館で観て個人的にはよかったと思えてなりません。笑
個人的には星5??!!
けっこう昔の設定。
CGとかなくて。
ちょっとちーぶなアクションなど。
台詞が結構多くて。
デカプリオがいい味だしていて。
ブラッドピットはあいわらず。笑 笑
スーパーアクションコメディーヒーロー映画推しですが、
まあお口直し程度に。笑
個人的には好きです。一回で十分ですが。
人にはおすすめできません。笑
もっと俳優をいっぱいだしてほしい。
だしてほしかった。
長いはずだけど、最初うとうと。
あまり、それほど、長く感じなかったような。
まあ、ホラーチープアクション、昔話でしょうか??!!
この監督は、いい加減、過剰なファンサービスと露悪趣味の作風から卒業すべきだ。
この監督というより、現在の共和党率いるトランプ政権下で同監督が普通に演出する「マイノリティー」や「少数派のサブカルチャー」に対する不当な人種差別表現を容認又は黙認する風潮が現在のアメリカ社会で起きている事に驚きを通り越し、呆れてモノも言えない。
立ち返って、同監督の以前からの作品の作風を紐解けば、『ジャンゴ』や『ヘイトフル・エイト』でのアフリカ系アメリカ人に対する蔑称「ニガー」の多用、『イングロリア』でのドイツ人への逆差別、頭の皮をナイフで削ぐ等ネイティブ・アメリカンの文化への冒涜、加えて本作ではブルース・リーを筆頭とする東洋人への冒涜、終盤のヒッピーへの過剰防衛とも取れる当時の「ヒッピー」を筆頭とするサブカルチャーとそれに被れた女性への差別と枚挙にいとまがない。
監督が以前の作品のセリフの内容及び舞台設定での演出の必要性、特にマイノリティーや少数派のサブカルチャー嗜好派に対する容赦ない差別的セリフや演出描写に対しては固く口を閉ざすか「あれは架空のファンタジーだから別に気にすることはないよ。」とあまりにも無責任な対応がファンではない一般視聴者の目から見てあまりにも目に余るものがある。
ただ、本国アメリカでは君の発言が意外な所でマイノリティーに悪影響を及ぼしているという事実も知ってほしい。(英語が読めなくても、何となく記述されている事なら、このコメ欄を読まれている方ならわかる筈だ。)
https://www.houstonchronicle.com/local/gray-matters/article/Tarantino-and-the-n-word-Why-I-hated-The-6735878.php
上記リンクでは、実際にアフリカ系アメリカ人の人が路上で見知らぬ20代の白人グループの一人から「ニガー!元気かい!」と呼びかけられたらしいのだ。
他には、この作品中でも、ブルース・リー(しかも実名だ)を馬鹿にし、笑い物にし(これは立派な中国系アメリカ人差別だ)ひいては、ラスト12分中でいかにヒッピー(あの当時はあの髪型や服装は相当目上の世代から嫌われたらしいが。)とはいえど、女のコ(体の良いセクハラ・女性蔑視だ。)を火炎放射器で焼き殺すなど鬼の所業のような殺戮をエンターティメントにまで昇華させているこの監督の鬼畜ぶり、パワハラぶりには怒りをぬぐい切れない。
それが証拠に、同国内のこのサイト中でも、本作中で、やはり「悪役」としてマンソン・ファミリーの一員であるヒッピーガールへの同監督の扱い方が行き過ぎた「女性蔑視」ではないか、として、やはり、問題視されている。
https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/once-a-time-hollywood-quentin-tarantinos-violence-women-problem-1227406
また、これとは別件だが、以前キルビルに触発されてこういう事件が、やはり、アメリカのメリーランド州で起きている。
https://www.gizmodo.jp/2009/09/post_6203.html
正当防衛であるのだが、当時、リアルタイムで「キルビル」を見た自分としては、劇中のユマ・サーマンが中途半端に格好良かったので、いつか、何処かの国で、彼女に触発された刃傷沙汰の事件でも起きなければ良いのだがと内心、神に祈っていたのだが、実際に起きてしまった。
ましてや、それらの事件のどれもが監督のおひざ元の国で起きたという事だ。
劇中の外で作品から影響を受けたこうした実際のトラブルや事件が現に起きているのに、渦中のタランティーノ監督自身、「自分の作品の中でファンタジーとして扱っているだけなので、実生活では何も問題ない!」と、全く現実を見ようともしない。
何と無責任な事か!!
仮にも、自分が作った作品が世の中にどういう影響を受けるのか考えた事もないのか?
加えて、もう少し、君の劇中の演出描写で、マイノリティーへの扱い方を優しく丁寧に出来ないのか?
それとも、「少数派」はただただマジョリティーの人種から「イビられるだけ」の君のサディズムの優越感を満たすだけの奴隷かオモチャみたいな存在なのか??
ポリティカル・コレクトネス(政治的配慮)を知った上で、わざとそれを無視しているのか??
これでは、貴方は「レイシズム」(人種差別主義者)と勘繰られても文句は言えないよ。
現在、君が意図的に行っているバカげた「必要以上のマイノリティーいじり」がこのアメリカを分断し、人種間の信頼を揺らがせ、更なる中国資本経済の侵略に拍車をかけているという事がわからないのか!?
実際、上記のリンクのアフリカ系のように、「ヘイトフル・エイト」公開後、実際に既にトラブルが起きているではないか?
東洋系へのマナー違反に関しても言及するが、この映画を作る前にブルース・リーの遺族にも親族にも一言も連絡も断りも入れず、独断でリーのイメージを作ってしまったというから、さぞかしシャノンも怒った事だろうよ。
作品のテーマになっている「シャロン・テートさん」への哀悼に関しても、実名ではなく、シャロンさんをモデルにした別人の名で利用するべきだった。
遺族のポランスキーさんも実際のところ、事件があまりにもショッキングだった為、内心、そっとしておいてあげた方が良かったのかもしれない。
仮にもし、テートさんの事件を扱った映画を撮らせるにしても、タランティーノ監督ではなく、ドキュメンタリーには定評の「オリバー・ストーン監督」とか加害者犯人の内面の葛藤描写や心理描写では定評の「クリント・イーストウッド監督」にでも撮らせるべきだった。
そのくらい、このタランティーノ監督の作風が「不謹慎この上ない」「遺族の心に塩をなすりつける」ような「イエロー・ジャーナリズム」のような匂いや印象を見る者に与えているんだよね。
笑えないよ。 今回のテーマばかりは実際の事件があまりにも凄惨過ぎて笑えない。
これだったら、シャロンさんの哀悼を全面的に主題にするのでなく、あくまでも、1969年当時のハリウッドスタジオの街並みや風景を懐かしむロードムービーに特化し、その雰囲気を楽しむためだけに作られた「情景描写の単純な写実」を主題にしただけでも大いに十分客の入りは確保出来たはずだ。
むしろ、そういう「ロードムービー」の方に特化した方が万人受けするし、タランティーノのこれまでの悪行に近い悪ふざけ演出を贖罪(しょくざい)するためにも良い事だったのかもしれない。
このような綺麗で爽快感溢れる映像を撮っておきながら、果たして、必ずしも、シャロンさんをしかも実名として本編中に登場させる必要性があったのだろうか?
シャロンさんは美しい街並みの風景にあくまでも「花を添える」という形だけで、劇中劇の中だけで登場させただけで充分ではなかったのか?
君があくまでも「これは架空のファンタジーなんだ」「僕の頭の中で作ったイメージなんだ」と、とても大人のしかも映画の賞を取ったことのある「巨匠もどき」が遺族に対して言える弁明かね。
こういうのを「白々しい」というんだよ。
少なくとも、仮に架空のお話へ史実を混ぜて作るにしても、せめて、辻褄が合うように、最低限の歴史的考証とか関係者に話を聞いて裏を取る(確証を取る)という最低限のマナーすらも君はやっていないというのだから、これが「巨匠」のやる事かと聞いて呆れるよ。
君と同じ事を日本で行ったら、間違いなく遺族やそのエピソードを知る周辺関係者からバッシングを浴びせられ、「名誉棄損」で係争に持ち込まれるよ。
加えて、映画の本筋に戻るとしよう。
50年代のキャデラックやシボレーなどキューバで現在走行されているような夢のようなカーマニアには垂涎物の箱車を2,000台もチャーターし、本編で使ったそのエピソードがこの暗くよどんだシャロンさんの事件と一緒に本編で語られるような「節操のなさ」には耐えられないよ。
終盤まではまさしく夢物語、ハリウッドのおとぎ話で語られてきたのに、最悪なことに終盤の12分間で、君のその余計なお節介で「夢」を見事にぶち壊してくれたね。
まさしく、このラストのこの大殺戮シーンを撮りたいが為、シャロン・テートさんの事件を利用したかったのかい?
これだったら、別にシャロンさんを実名で登場させるだけの必要性がなかったではないのか?
しかも、勝手に事件そのものの歴史や経緯を捻じ曲げて。
これって、まがりなりにも、マスメディアにカテゴライズされる職業人が行って良い事か?
君は、こんな安っぽい歴史修正のファンタジーを遺族に見せる事で君がテートさんへ心から哀悼しているという意思表示を示せて、しかも感謝してくれるとでも思っているのか?
君は、中学生か???
この君のクレイジーなラスト12分間の演出では、いつも、君の作品を見慣れているコアなタランティーノファンにとっては「いつものタラちゃん」が帰って来てくれたと素直に「タランティーノ節」に同調し、歓喜にむせたようだけど、君の作品を普段見慣れていない一般のお客さんにとっては「この監督、頭がおかしいんじゃない?」と突き放され、愛想を付かさせた事だろうよ。
まず、このクライマックスまで引っ張ってくるまで異常に長いからね、観客もその冗長さにさぞや睡魔と闘うのを想像すると、果たして160分以上の尺の長さがこの作品に必要だったのかね?
もう、いい加減、露悪趣味とか過剰なファンサービスとか卒業して、普通の一般人のお客さんを唸らせれる、レーティングなんか全く関係もない、必要もないような爽快なアクション映画でも撮ってくれよ。
それとも、残酷描写を挿入しなければ、爽快なアクションは撮れないとでも言うのか!?
ただでさえ、現在のハリウッドの映画は暴力描写が溢れていて、客足が遠のいているのに、人種間の差別を助長する・正当化するような作品で質の悪いレイシズムや最下層のマナーやスラングをスクリーンを通して見る人々に洗脳して行くつもりか?
こんな中二病みたいな悪戯(いたずら)な真似事をずっと今後も続けているとしたら、一般のお客さんは君に本当に愛想を付かし、見向きもしなくなるよ。
作品情報事前把握して観るべし!
1969年〜5歳の頃の話ですが・・・
音楽・ファッション・車の格好良さ!!
世の中のデザインの根本は、この時代から急激に進化し基盤になってる事を再認識する。
初共演とは思えぬブラピとデェカプリオのバディ感が凄いし・・・
レオ様の演技の使い分けは神業レベル!
プラピは、ひたすら超カッコイイ!!
そして、マーゴット・ロビーが美しい〜!!!
再び演じるハーレイ・クインが楽しみです(*⁰▿⁰*)
かなり長い作品、両主演の力量に任せっきり!?と思いきや・・・
終盤の20分くらいは、椅子座りなおすくらいタランティーノを満喫出来ます( ゚д゚)!
ただブラピxレオ様xタランティーノって事で興味本位に観に行くと置いてけぼりになりますよ。
簡単なあらすじとシャロン・テート事件を検索してから観る方が、数段面白く観れて気分良く劇場を後に出来ます〜☆4.5
え、そっち!?
タランティーノ監督の作品らしい、古いハリウッド映画と映画人への愛に満ちた映画でした(あんまり優しくないトゲトゲしい愛だけど)。だいたい予想通りの内容で楽しめました。満足です。
唯一、予想通りでなかったのは結末。
マンソン・ファミリーによるシャロン・テート殺害事件と、架空の人物である主人公たちがどう関わるのか、ハラハラ&ワクワクしながら待ち構えていたら……意外なことに(笑)。
でも、意外ではあったけれど、いかにもタランティーノ監督らしい酷い畳みかけ(←ほめてます)で、飛び散る血しぶきを見ながら「ウヒャ」みたいな変な笑いが漏れてしまいました。
これから見る人へ: マンソン・ファミリーとシャロン・テート殺害事件は予習しておきましょう。くわしく知っている否かで面白さがかなり変わります。
ラスト凄い
対したストーリーなんて余り無いから、映画が長すぎる印象。
ただディカプリオの演技は必見、この人本当に上手い役者。
ブラピも最後に見せ場あり、二人の競演は必見です。
ラストのタランティーノの決定は、見終わった後、上手いなぁと思ったり、行って損はしないと思う映画。
やっぱりタランティーノ的エンターテイメント作品!
セルジオレオーネへの愛を感じるウエスタンとギャング的要素の含まれるタランティーノらしい作品でした。
1960年代のアメリカという設定で、たくさんのクールなクラシックカーやレトロな街並みが楽しめて、映像も古臭く出演者も本当に当時の人がそのまま出てるようでトリップした気分になりました。
彼のセンスが光る渋い曲が頻繁に流れて、物語を楽しんだり考えたりじゃなくて、この映像と音楽をただ受け入れて感じれたらすごく楽しいだろうと思います。
それでもディカプリオの人間味溢れる芝居でのおかげで、暖かさもあります。喜怒哀楽すごい!
ブラピもディカプリオと全く違う個性で存在感がぶつからず、絶妙な立ち位置でキャラ作りもさすが〜!
邦画にはあまりないスタイルの映画だと思うので日本人より欧米の人のが広く受け入れられると思いました。
これを楽しめないなんてクールじゃないとでもいうようなクールな作品。
もちろんそれだけじゃ終わらないタランティーノ的展開も楽しめます。
これぞエンターテイメントな作品でした。
その潔さに星4つ。
古き良きアメリカが好きな人なら2倍楽しめる
1960年代のアメリカ文化が好きな人にはたまらない映画だろう。その知識があまりない私にとっては、落ち目の俳優(ディカプリオ)とそのスタントマン(ブラピ)の日常がダラダラと描かれているなあと感じる展開が続いたのだが、終盤になって空気が一変。それまでとはうって変わってド派手な乱闘騒ぎになり、不思議な縁を感じさせるハッピーエンドに。面白かった。
タランティーノにしか作れない映画
舞台は“古き良き”映画ビジネスと新しい波がギリッギリ交差する1969年のハリウッド。
チャールズ・マンソンファミリーの起こした事件を知らずに観ると、なんの起伏もない二人の男と一人の女の何てことない日常が淡々と描かれているだけの映画に見えてしまうかも。
しかし多少なりとも事件を知ってから観れば、この映画がれっきとしたサスペンス映画であり、タランティーノらしい“リベンジムービー”である事が分かる。
タランティーノは“劇中では語られない物語”のクライマックスに向けて、敢えて序盤~中盤は物語的起伏をつけずに淡々と描いているけど、そんな平坦に見える作劇の中に時代の空気や手触りまでをそのまま再現することで、タランティーノのしか作れない映画に仕上げている。
彼が今回なににリベンジしているのかは、観てのお楽しみ。
最高!
少々、尺は長いものの、これぞタランティーノ映画の真骨頂という内容。自分はブルース・リーへのオマージュが好きだった。もちろん、監督の力は凄いのだが、ブラピのカッコ良さ、ディカプリオの演技力が、この映画をブラッシュアップしていた。自分は知識として知っていたが、若い人はシャロンテート事件を知ってから観るのが無難。全然、関係ないけど、ロケットマンにも、この映画にもママス&パパスのママ・キャスが出てきた。
2019-77
あとどれくらいの数の映画を観て、
どれくらい人生経験を積めば、
タラちゃんの映画わかるようになるんだろう。
シャロン・テート事件もマンソン・ファミリーも知らないと楽しめないよ、ということでちゃんと勉強して、ちゃんと睡眠も取った上で(マイルたまるけど、毎度長い)トライ。
相変わらずタラタラと進むのですが、それもタラ式だし、至る所にタラを感じるタラムービー。
そしてまた、いや毎度の事ながら、タラちゃんに1歩も2歩も10000歩も先を行かれました。
そろそろマゴたんが....と思った矢先、そこで終わるの!そう終わるの!と思ってしまった私。
ネタバレブログを読んで、タラちゃんがくれた愛(賛否あるにせよ)に気づき、おったまげ。
どうにかして人間力を上げなければ一生タラちゃん映画をフルに楽しめない😭
そういうラストだわ。
だからもっかい観たいわ。
ディカプリオとブラピが役者すぎて、もうね。
The best acting I've ever seenだったから、この落ち目俳優と親友のスタントマンを実在の人物だと思っていた自分がいた(シャロン事件ばかり勉強しすぎて、根本のあらすじを読むのを忘れてたあほ)。
マゴたんは相変わらずかわいーです。ファッションと髪型、真似したくなりました。
少ししか出てないダコタちゃんの、洗脳されてる感MAXな演技も良かったです。
唸るね。いっちょ前に。
追記) サイクロップスどこにいた🤔
予習は必要かと思います
シャロン・テートとチャールズ・マンソンの関係。
ハリウッドの西部劇の衰退とマカロニウェスタンの動向と評価。
たくさん挿入される劇中劇はそれぞれ元ネタがあるんでしょうけど、ほとんど分かりませんでした。
ウェルメイド
手間暇、予算をふんだんに使って、、あんまり面白くない。映画的に。
家でゴロゴロしながら、好きな酒とタバコ片手に見るべき。
過去に生きる男クウェンティン。
デスプルーフpart2。
コメントしづらい映画
タランティーノといえば、「レザボア・ドッグス」や「キル・ビル」「ヘイトフル8」などの暴力シーン。グロさ加減に警戒しながらの鑑賞だ。
情緒不安定で落ち目の俳優リック・ダルトン役のレオと、その友人で専属スタントマン兼付き人のクリフ・ブース役のブラピ。抜群の存在感がある2人だけに、それだけで画になるのは確かだ。
小説の前書き風の説明が入った後で、物語の深みはあまり見せず、それぞれの行動を淡々と追って話は進む。この映画には、3つの軸がある。1つはレオ+ブラピの2人の物語。2つ目は、シャロンテート事件をなぞった物語。最後はタランティーノが好きな映画のおもちゃ箱。話の展開には、ほとんど関係ない最後の軸が、1960年代のハリウッドをイメージさせて、なんだか憎めない映画に仕上がっている。「大脱走」のマックィーンをレオが演じる合成シーンや、パーティでマックィーンの登場するシーン(似てた!)は、年代的に感激だ。売れる前のブルース・リーがブラピとファイトしたり、プロモーター役にアルパチーノが扮するなど、当時と現在が、ごちゃ混ぜになっていて、これは楽しくてしかたない。
そうした遊び(?)に付き合いながら、主題であるシャロンテートの事件の背景をなぞっていく。2人の話と事件の関係は最後までよくわからない。賛否両論あるラストだし、これはなんともコメントしづらい。出来が悪い訳ではないけれど、なんと評していいやらわからない、と言うのが素直な感想だ。
タランティーノの新境地。
落ち目のおんさんスターが黄金期のハリウッドにしがみつく…
これがデカプリオとブラピだからこそ面白く、役者を演じる役者、映画の中の映画、実話と脚本…
現実と虚構の境界線が曖昧になり、トリップ!
タランティーノ作品はほぼ観ていますが、いつものドンパチで漫画なタランティーノ作品とは一味違い、知的なポール・トーマス・アンダーソン作品かの様に、60年代のアメリカを スタイリッシュでオシャレな群集劇として描いており、一時も目が離せませんでした。
タランティーノにとっても新境地だか、役者デカプリオとブラピにとっても、渋味を増したオヤジ俳優としての再スタートとなると言っても過言では無い。
当然、映画オタクのタランティーノなので見れば見るほど旨味の出る、脚本・キャスト・映像・音楽、全てにおいて言う事の無いバランスの良い面白さ!
「シャロン・テート事件」を知らないとまるで面白くないので、軽くググってから観ようね。
面白かった…
前情報ほとんどなしで視聴。
シャロンテート事件の事はなにかで見ていたがすっかり忘れていた。
そして、鑑賞中に
「あれ?シャロンテートって殺されるんじゃなかった??」
と思い出してどうなるんだこれ??という最高の状態で見ることができた。
カメラを止めるなをなんのネタバレもなく見れたのと同じくらいの大ファインプレー。
そんなこんなで面白くないはずがなかったのです。
ハリウッドの『人間宣言』。
ほんとにハリウッドの映画だろうか。
まるで邦画のように登場人物の心理描写が繊細だった。
ふたりの男が弱くって強い。
酒に負けて仕事をしくじる、そんな自分が許せない。一回の成功体験を涙を流して喜ぶ。まったくそこら辺りにいる普通の男。
慣れ親しんだ職場から動けない。いや動かない。少女の誘いに揺らぐ男。どうしても暴力が隣にいてしまう男。
普通の男たちだ。ハリウッドの、アメリカの男の香りはしない。
互いの利益で結び付いているのかもしれない。少年のような映像好きってだけで結び付いているのかもしれない。
ただ、そんな世界のいたるところの片隅にいるだろうそんな男たちがなんだかとってもカッコいい。
ささやかなカッコよさ。ささやかな男の友情。
タランティーノはこの作品でハリウッドを等身大の人間にした。
素晴らしいと思う。
そしてそんな作品に参加したふたりの大スターに喝采を贈りたい。
エンターテイメントとして十二分に面白かった。
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