「物足らんティーノ」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)
物足らんティーノ
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昔TVドラマのカウボーイ役で名を上げ、マカロニ・ウェスタンで再ブレイクと言えば、まんまクリント・イーストウッドで、セルジオ某みたいな監督名も出てくるし、そもそもこの映画のタイトル自体「ワンス・アポン・ア・タイム〜」シリーズへのオマージュとしか考えられない。
で、肝心の映画はどうなのかと言えば、全体に散漫な印象だ。いろんなエピソードが盛りだくさんだが、シャロン・テイト事件の日時にカウントダウンしていくので、ずっとそのことを意識せざるを得ず重苦しい気分が拭えない(あのような終わり方は予想していなかった)。
リックと少女の束の間のやりとりは良かった。
ブラッド・ピットのアクション・シーンにはちゃんとスタントマンがついたんだろうな。
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