「低予算ニューシネマの時代、衰退するハリウッド。」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド Masayaさんの映画レビュー(感想・評価)
低予算ニューシネマの時代、衰退するハリウッド。
タランティーノにしては比較的正統な作りでグロい演出も控え目ですが、私が洋画を観出した頃のハリウッド(私自身知る筈はありませんが...)の退廃的な時代性が良く出てたのではないでしょうか?
我々世代にはニヤッとさせられる逸話や実在のスターも、上手く組み込んだタランティーノの原作に才能と映画への愛情を感じました。
マーゴット・ロビーは相変わらず美しく、キレッキレのレオとクールなブラピのコンビネーションもバッチリで三時間近い長尺も全く飽きずに楽しめました。
短い出演シーンながら、大人になったダコタの透け乳Tシャツ姿のヒッピーも堂々として印象的でしたね。
本道とは少し外れてますが、個人的には一番好きなタランティーノ映画となりました。
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