「後半、タランティーノ色たっぷり。」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
後半、タランティーノ色たっぷり。
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落ち目のハリウッド俳優と専属のスタントマンの友情がテーマ。
落ち目とはいえ、多少のオファーはあり、その日常が淡々と進んでいく。
後半まではそれだけと言えばそれだけなのに、なぜか見入ってしまう。
スタントマンがヒッチハイクしていた女子を乗せていった先は怪しげな集団生活をしている元牧場。持ち主は盲目になっていてほぼ廃人状態。
スタントマンが帰ろうとしたら、集団の1人がタイヤをパンクさせていて、殴る。その復讐ともとれる行動として、深夜その中の3人が俳優宅に乗り込んでくるものの、スタントマンの飼い犬が警察犬並みに訓練されていて、2人を噛み殺し、もう1人は俳優の経験で使用した火炎放射器で殺される。
スタントマンだけに乱闘はお手の物だし、犬の訓練もしっかりしているという用意周到さと、俳優の我関せずの状況と隣人宅に飲みに行くというシュールさを持ち合わせたクライマックスはいろんな感情が生まれてくる。
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