劇場公開日 2019年8月30日

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「TVドラマは「アイ・ラブ・ルーシー」以外はみんな殺人を扱ってる!?」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0TVドラマは「アイ・ラブ・ルーシー」以外はみんな殺人を扱ってる!?

2019年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 『キル・ビル』の長尺エンドロールで腰を痛めた経験のある者からすれば、極端にエンドロールが短い!いつものタランティーノらしくないといえばらしくない。逆にそれほどまでハリウッド映画を愛していていたんだと伝わってくる内容だ。

 扱っている事件が“チャールズ・マンソン事件”なだけに血生臭いものを想像していたのに、肩透かしを食らった観客も多いのだろう。終盤にそのクライマックスを持って行って阿鼻叫喚の地獄絵図をも覚悟していたのに、意外にも・・・といった感じです。

 軽くでもいいし、wikiでシャロン・テートやチャールズ・マンソンのことを調べてから鑑賞すると、映画愛でほっこりして帰宅できること間違いなし。もし暇があればシャロン・テートの作品を観ておくと、彼女の美しさにうっとりできるのです。といいつつ『吸血鬼』(1967)しか観たことないかも。
 西部劇への愛もマカロニ・ウェスタンの愛もたっぷりだったし、ブルース・リーの扱いもちょっとではあるけど面白かった。エンドロールの最後にはTV版のバットマンのナレーションが流れるので、ここでもブルース・リー演ずるケイトーと関連付けてたんですねぇ。

 もう一つ面白いのが女優達の足(の裏)。シャロン役マーゴット・ロビーは映画館で前の背もたれにドーンと素足を乗っけるし、腋毛も魅力だったプッシーキャット役のマーガレット・クアリーも車のダッシュボードに素足を投げ出しフロントガラスには足の裏が映る(けっこう汚い)。さらにダコタ・ファニングに至っては投げ出すどころか足の指で方向を指すという、親が見たら怒り出すような仕草をこなすのだ。ちなみに子役のトルーディ役のジュリア・バターズもブーツを履いていたが足を投げ出していた。ディカプリオだってプールで・・・(もういいか)

 一貫したストーリーよりも小ネタを満載して宝箱に入れたかのような映画でもありました。好きなシーンはパンクさせられた相手にブラピが取った行動とか、『大脱走』のオーディション映像が細切れで挿入されてたシーン。誰でもマックイーンになれた可能性があるんですね!

kossy
everglazeさんのコメント
2019年9月25日

ようやくMargotの足の裏、
観て来ました(^^)。

everglaze
ヒロさんのコメント
2019年9月13日

タランティーノの性癖は健在でしたね、特に今回は足裏。あとイビキと腋毛、大分こじらせてますよね。世界中で公開される映画でここまで描写できるのだからある意味正直者ですね、タランティーノは(笑)そして最後は暴力。一般社会でやってはいけないことを全部盛り込んでしまうのもある種彼の魅力かもしれませんね。

ヒロ
寝落ちマン(次男)さんのコメント
2019年9月11日

私も脚(ふくらはぎ)&足フェチですが、汚い足🦶🏾はよく洗浄してからお願いしたいです🦶🏼

寝落ちマン(次男)
かいりさんのコメント
2019年9月7日

足のっけもそうですが、足をよく組み替える人が後ろだとビビり芸人なのでよくビビってます😭😭あとT〇HO新宿(隠せてない)はMX4Dの振動が伝わってくるシアターがあるんですよね...

かいり
近大さんのコメント
2019年9月6日

タランティーノ作品の魅力の一つが、音楽。
タランティーノは鬼才であると共に、名DJとも言われてますからね~。

パンフ、買い損ねてしまいました…。

近大
bloodtrailさんのコメント
2019年9月6日

kossyさんへ
メジャーな映画はパンフ買わない事にしてるんですが、俺も買おうかなw マーゴットのパンツ丸見えシーンに時代を感じました。パンティじゃなくてパンツw あ、パンフの話だっけ、パンツじなくって?

bloodtrail