さよならくちびるのレビュー・感想・評価
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切ない。でも希望がある。
歌がいい。曲も声も。飾り気のない主役2人に魅入ってしまいました。有名な若手女優さんですが、こんな役もできるんですね。すごいな。好きなことを続けることと、食べていくこととのせめぎ合い、また旅から旅への日常。きらびやかとは真反対な日々から、美しいものが生まれるのは何故でしょうね。泥に咲く蓮の花。音楽は理屈を超えて救いですね、いつの時代も。成田凌さんが、カッコつけすぎかなと思っていたけれど、最後の最後に私の中ではピントがドンピシャに合って、ホッとして観ていて自然に笑えました。狙ってたのかな。良い映画でした。曲ももう一度聴こう思います。
ハルレオ...
この年頃の葛藤ってパワーいるよね〜
ぼく明日…から小松菜奈さんの大ファンです。
門脇麦さんとのダブル主演に成田凌さんの3人で映画は進みます。
3人とも若手実力派と私は認めているだけに、作品の仕上がりは素晴らしい。(贔屓目もあるかも)😅
音楽と言うものを通じて3人のドラマがこの映画。
三角関係、デュオにありがちなのか妬みでギクシャクしてくる。
さぁ解散ツアーの始まりだ。
全編ゆったりと流れる。特に事件やエピソードはない。
でも彼らがこの映画で作り上げる雰囲気は深い。
そこに、オリジナルのアコースティックギターソングがマッチする。
やっぱ、あいみょんだったか。
小松菜奈さんが門脇麦さんと初めてカレー作って食べるシーン。
涙ぐみ、視線を天井に向けるその表情は、ぼく明日でもあったね。なんだか嬉しく観てしまいました。
全く映画の感想になってませんが😅
とにかく…深いんです。
内容が薄い
松本まりかさん目当てで観ました。
とはいえ門脇・小松はさすがとしか言いようがない。
あいみょん・秦基博提供の曲たちも良い。
けど……中身薄すぎないか?
ベッタベタな青春群像劇的な。(違うんだけど、それでいいやって思うような)
恋愛面も「ですよね〜」な流れしかない。
小松菜奈の役がウザい!!!
こういう人多いんだろうけど、もういい!めんどくさい!!
そのくせ、役柄的に天性の歌声とかってわけでもないから、「さっさと解散すればいいじゃん」って気持ちにしかならなかった。
時系列も分かりづらかった。特に前半。過去の話してるのかなんなのか…って場面が多かった。
そんで結局解散せんのかーいwww
評価は高いみたいだけど、私には合いませんでした。
特に盛り上がりもなく、淡々と進んでいく物語。 でも何かいい。 私自...
歌がいい
トシかな
ヨコハマ映画祭にて
前情報なしでいったので、こんな話なのかとびっくりした(嬉しかった)
ハルもレオもシマも、魅力的すぎましたな。
とくにハルよ…切なすぎるわ…
ストーリーでいうと、最後は青春映画的な終わり方で、ちょっと中途半端で答えがないし、あのまま続けてもいずれ同じ問題直撃するやんと思わずにはいられなかったけど、それも含め、ほっこりエンドでしたな。
ハルレオ結成前のふたりがもっと見たかった。三角関係がメインだから、しかたないが、シマが来る前のふたりをもっともっと描いていればさらに心に染みる映画になったことだろう…
(あと、ふたりが予告編を超えたことをしないのも納得いかない。もうちょいして欲しかったなあ。そのほうが、より重い課題が2人にあるように感じる気が。)
楽曲については、鑑賞中は心に残らんなあと思っていたのだけど(特にあいみょん)観賞後、めちゃめちゃ聴いてますわ…
これ思春期のマイノリティの子とかには堪らんのやろうな…
こういう形(あくまでもメインは三角関係、音楽であって、同性愛は一つの壁にすぎない)で取り組んでくれる日本映画が誕生したのは本当に喜ばしいことですな。
麦ちゃん、小松菜奈ちゃんてのも、あり得なくないから、余計見やすいよね。
自販機前のキスシーンは本当に何度も観てしまった…
小松菜奈さいこう、ってのと麦ちゃんの孤独癒したいが交互に訪れているよ…
しっかし、この映画に対して、三人が可愛すぎとか歌が最高とかしか言わないやつに言ってやりたい、、、、ハルはレオを自分のモノにしたくてしたくて堪らないんですよ!絶対カレー食べた後とかちゅーしたいんですよ!本当は自分の手で支えたくてしょうがないけど、小さすぎるから、シマに頼りざるを得ないんですよ、、本当は家に置いときたいはずなんですよ!あんな華奢で小さな体で、それ背負ってるんですよ、レオにも言えずに…。ああ、こんな切ないことありますかね、、レオももしかしたら、それを分かってるんだけど、自分がいつか横に居続けられなくなると知っているからこそのあの距離感、そしてライブでふたりは一切目を合わさないんでしょうなあ。
だからこその、
「無理しないで」
「無理したいんだよ」
何ですよねえ…
ああ、切ない…
これは考えすぎなのかも、そしてここまで言っていてこの評価。
完璧な三角関係
歌は下手じゃないけど全く響かなかった
映画だけでなく実際に2人が音楽活動していたとは知らなかった
ハル役の門脇麦とレオ役の小松菜奈に華がない
門脇麦は元々華がない女優だが
ガソリンスタンドのトイレに行くのに2人で競争するシーンが面白かった
よく喋るインタビュアーの話を口をぽかんと開けて聞いていたがあれは役でやっていたんだろうな
門脇麦が好きだから観たがこういうタイプの映画は元々あまり好きじゃないからどうしても評価が低くなる
あと門脇麦がバンバン煙草を吸う
この作品には出てないが松岡茉優も『ひとよ』でバンバン煙草を吸っている
僕は愛煙家ではないが嫌煙家ではない
女優が芝居やプライベートで煙草を吸っても全く不快感はない
でもそう思わないめんど臭くてうざい嫌煙ヒステリーの人たちはわりといる
パヨクやネット右翼のような活動家はうんざりだ
そんなに長生きしたいのか?そんなに健康でいたいのか?他人を不愉快にさせてまで?僕はそれを望まない
あと無音で歌詞?を並べる演出は嫌い
あとやっぱり成田凌ってシュッとしていてかっこいい
これからも歌い続けるくちびる
題材や設定、話的にはありふれた青春音楽ロードムービー。が、複雑で繊細、ほろ苦くも染み入り、魅せられた。
ハルとレオ。2人組女性ユニット“ハルレオ”。
インディーズ界で注目を浴び、ファンも人気もあるが、解散を決める。
これから7都市を廻る解散ツアーに出発するのだが…、
顔を合わせたくもなければ、口も利きたくない。開幕早々、険悪ムード。
トイレに立ち寄ったガソスタで、レオは見ず知らずの男の車に乗って行っちゃうし…。
一応ライヴには間に合って戻ってきたけど…、
こんなんで大丈夫なの、ラスト・ツアー…?
一体、解散を決めた2人に何があったのか…?
道中並行して、出会いやこれまでが挿入される。
工場勤務中に出会った2人。
音楽に誘ったのは、ハル。
ハルがレオにギターを教え、2人で練習したり、一緒にハル手作りのカレーライスを食べたり…。
他愛ないけど、積み重ねていく。
真面目なハル、フランクなレオ。
作詞作曲担当で才があるハル、歌が上手くファン人気があるレオ。
次いでに、タバコ派のハル、ビール派のレオ。
性格や感性、好きなものなど全く同じではなく、寧ろ真逆ながら、それはそれでバランスが取れていたように思える。
なのに、何故…?
音楽性の違い…ではないようだ。
一方に人気が偏っての嫉妬…でもないようだ。
となると…
ローディでもありマネージャーでもあり、2人を支えるシマ。
女2人に男1人。
レオはシマに、シマはハルに、ハルは…のお察しの通りの三角関係なのだが、単純に一人の男を巡って仲が拗れた感じではない。もしそうなら、一応プロとしても失格、ファンにとっても幻滅、「バカで何が悪い」と言うが、バカだ。
シマの存在も大きいが、言ってみりゃさざなみのようなもの。
もっと、複雑なもの…。
ハルとレオのデュオや友情を超えた関係。
劇中では、ハルがレオに特別な感情を抱いているように見える。
が、レオだってハルに…。
お互い、本当は心底大事で大切な存在。
もし本当に解散して別の相手と組んでもこれ以上居ないってくらいの存在。
大事で大切だから。
時にそれは、ずっと良好な関係のままで居られない。
寧ろ、気持ちがすれ違う。
伝えたくても、伝えられない。
言葉に出してなんて、言えやしない。
ただ一つ。この歌に乗せて…。
複雑な感情に揺れ動かされ続け、じゃあ何の為に歌ってる?…とも思うが、だから歌っているのだ。
この関係性は素直に分かり得るものではないが、当事者たち、実際に今組んでいるデュオなら、あるあるや共感する点も多いのでは…?
それらを体現したハル=門脇麦とレオ=小松菜奈。
2人の好演と魅力。
個人的に好きな女優2人の共演。
これだけでも!
とにかく2人のナチュラルなやり取り、複雑な感情、関係、距離感、間合い…全てが見事!絶妙!
猛練習したであろうギター演奏やデュエット披露。劇中の“ハルレオ”名義でCDもリリース。
本当に2人に魅せられる。
成田凌も好助演。
時に2人の関係に余波を立て、振り回されながらも、2人を支える。
スパイス的な美味しい役回り。
単なる若手イケメンではなく、何故彼が今売れっ子なのか、納得。
楽曲提供は、秦基博とあいみょん。
自分はあまり音楽を聴く方ではないが、それでもこの2人の楽曲参加がスゲー事は分かる。今屈指の人気とも言えるシンガー2人。何てスゲー贅沢…。
楽曲の素晴らしさは言うまでもなく。日本アカデミーなど国内の映画賞に主題歌賞があったら、間違いなく受賞だろう。本作の為に新設して欲しいくらい。
単に2人が提供した楽曲がいいのではない。きっとこの2人も、ハルレオの姿に感銘や共感を受けたからこそ、楽曲も素晴らしいのだ。
メジャーではビミョーな作品が多いが、本作のようなインディーズは上質。
オリジナル脚本による塩田明彦監督の手腕も上々。
感動的なラスト・ライヴを終え、遂にツアーもハルレオも…。
ラストは想像出来たかもしれない。
一度は決めた解散。
でもこのツアーで、また一緒に思いを込めて歌って…。
優柔不断で未熟で、バカのままでいい。
だけど、“さよならくちびる”なんて言いたくない。
これからも、“よろしくくちびる”“ありがとうくちびる”と歌い続けたい。
2人の歌は続く。
日本の音楽映画で最高だと思います
希に見る優れたロードムービー
歌声が良かった
美しい歌声と青春
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