「日本刀で人を斬るということ」斬、 亞lexさんの映画レビュー(感想・評価)
日本刀で人を斬るということ
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江戸時代末期、大きな戦もなく刀で人を斬ったことのない侍の時代。
杢ノ進は剣の達人ではあるのだが...
塚本監督作品に通底する破壊とエロス
拳銃で人を傷つけることとは違う、刀という武器で人を斬るということの緊迫感が映画全体に漂っている。
劇中、澤村が「良くなった」という時の狂った笑顔と、「人が斬れるようになりたい」と叫ぶ杢ノ進を観れただけでこの映画には価値がある。
散り椿のような様式美の殺陣ではなく、七人の侍のようなリアルな殺し合いが自分には好意的でした。
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