Baoのレビュー・感想・評価
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肉まんの幼い頃が可愛いかった
何回か観てようやく意味がわかりました。
肉まんを育てて彼女に取られるくらいなら自分が食べるという話かと思っていたので、急に登場する肉まんそっくりな人が誰だかわからなかったし、母親のことも男性かと思っていたので???でした。
肉まんが主人公というより、母親が主人公の家族の話でした。
最初から肉まんを育てていたわけではなかったんですね。
結局ハッピーエンディングで良かったです。
素晴らしいまとめ方。 美しい映像はさることながら、切なさ、面白さも...
素晴らしいまとめ方。
美しい映像はさることながら、切なさ、面白さもあり。
とてもピクサーらしい。
これも夫は「?」だったので、理解できない方には理解できないのでしょう。
Blu-ray買おう。
悲しいほどにわかる
息子に依存する母親は、もともと優しくて世話好きで、心配性な性格の人だと思います。
男の子というのは危なっかしいし、どうしても放っておけない心理が働いてしまいます。
夫婦関係があまり良くないと尚更です。夫が家のことに無関心で相談ごとが出来る関係でないと、どうしても気持ちの拠り所は息子になってしまいます
だけど息子がティーンエイジャーになり「自立して生きたい」という原始の本能が発動すると、いつまでも自分の世話を焼く母親は疎ましいものです。母親の支配から脱出して「自分の人生」を生きたいのだから。
一方母親から見れば、まだまだ未熟な息子の反抗的な態度は心配で、悲しみが募ります。我が子を抱きしめたい。もう一度お腹の中に戻したいほどに。
だけど、母親が孤独を恐れるばかりにいつまでも子どもに執着することは、無自覚とは言え許されません。そして息子と決定的に亀裂が入ってしまいました。
上手に子離れが出来なかった母親の後悔の念に身が詰まされます。
大事に可愛がって「食べることの大切さ」を息子の中にしっかり刻み込んだ彼女は立派に貢献しています!
追記
この作品の特筆すべきことは、中国人が作ったということです。欧米人から見たボヤーっとしたオリエンタルな東洋ではなく、しっかりと内側から描かれていたところが嬉しかった。「ムーラン」の時代とは違うということ。
さすがピクサーと思わせる短編
インクレディブル・ファミリーとの同時上映で鑑賞しました。多くの場合、お目当ての作品の前に上映される短編はつまらなくて、早く終わってほしいとか、やめてほしいとか思うのですが、本作はそんなことありませんでした。
愛らしい肉まんを我が子のようにかわいがり、大切に育てていく様子が、いきいきと描かれていてとてもよかったです。一切のセリフを排除しても、それぞれのキャラクターの思いが手に取るようにわかるあたりは、さすがピクサーと言わざるを得ません。特に、子育て経験のある親世代は、自身の思い出と重ねて、ほっこりするのではないでしょうか。
ただ、肉まんの擬人化が、母親の息子への追想であることが、ラストシーンだけでは理解しにくい人もいるのではないかと思いました。一緒に見ていた小学生の甥っ子は、楽しんではいましたが、ラストシーンの意味をつかみかねているようでした。母親の妄想の終了と、息子の帰宅を、子供でも理解できるようにもう少しわかりやすい形でつないでくれたら、さらによかったと思います。
肉まんのように
始めは突然肉まんが動きだしよく分からなかったが、観ているうちにお母さんと肉まんの関係が分かってくる。お母さんの気持ちが表情と仕草だけで伝わってくる。肉まんのようにまぁるく心がじわっと暖かくなる作品。
腹が減る。
「Bao」鑑賞。
*概要*
「インクレディブル・ファミリー」と同時上映。
*感想*
ディズニー映画でお馴染みの短編。今回の同時上映は、個人的にめちゃめちゃ良かった。とにかく素晴らしい。
まず、発想が面白い。なに肉まんの赤ちゃんってww 見た瞬間「はぁ?」って思ってましたが、観ていくうちにどんどん世界観にのめりこんでいってしまいましたw
セリフがほとんどない短編で、ストーリーは軽いのか重たいのかよくわからないけど、こういうジャンルは結構好きです。
お母さんが作る肉まんのシーンが美味そうで、リアルだし、思わずお腹が空いてしまいました。。(笑)
今まで見てきた短編の中で一番です!(^^)/
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