歯まんのレビュー・感想・評価
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凄くアマチュア的なマイナーな作品
出演者は無名の方たちばかり客層はエロ目的のオッサンばかり結局あの女性は何者?最後は彼氏のも食いちぎったのR18だけどエロ目当ての人も猟奇的カルトを期待してた人も半端で物足りなかったのでは?
なんか冴えんかった
チラシに「ダークファンタジー」とあったが、ダークでなければファンタジーでもない。エロくもグロくもなく、ロマンスも中途半端。これは観なくてもよかった。
主人公の女子高生遥香は下の口にも歯が生えているようで、恋人との初めてのセックスの最中に恋人の局部を食いちぎってしまった。
運命に苦悩し、レイプされた男の局部をまたまた下の口が食いちぎり、そして新たなロマンスが生まれてと……決して嫌いな世界ではないはずだが心がときめかない。
中盤以降に期待したが、なんとなく終わってしまった。まあ、こういうこともあるべな。
上の歯〜下の歯〜
食べたら磨く、約束げんまん。
致すまで気付かなかった理由だとか、いくらなんでも早すぎるとか、その状況でとか、多すぎるツッコミ所に突っ込めば突っ込むほど笑えてくる。行為が行為だけに。
「そういう体質だから」だけでナヨナヨと押し通す監督にまた笑う。
エログロB級エンタメを期待していたら非常に真面目なトーンのドラマが展開していくので若干の拍子抜け。
まず設定が面白いし悩ましいラブストーリーとしても興味深いのだけど、演出や演技の稚拙さと人物描写の甘さが引っかかって全く乗り切れなかった。
段々とシュールなコントに見えてきて、後半は笑いを嚙み殺すのに必死。「嚙み殺す」だけに。
祐介の「ぃいよぉ〜」の言い方が本当にツボだった。彼の短時間でのキャラ変にはびっくり。
言ってること真逆だけど大丈夫?
早口の不幸自慢と自分語りがめちゃくちゃキツかったみどり姉さんの変化はとても良かった。
そこから一時的に加速してくれてワクワクした。
中学生の弟がかわいい。
突如始まる姉弟ゲンカと、その後の遥香の号泣が面白い。辛いのは分かるけど側から見ると普通に怖い。
愛からくる行為が命を奪う悲しみ、襲う側と襲われる側の逆転、オスとメスの差など色々考えはしてもあまり響けず。
他人になかなか理解してもらえない苦しみを持ち、何をしても空回りに見えてしまうもどかしさは、ここまで突飛なものじゃなくても自分に共通するものも感じて良かった。
もしかしたらどこかにひっそりこんな人がいるのかもしれない。
愛情と肉体関係がイコールだとはあまり思っていないし、むしろそれに固執する人に引いてしまう今現在の私にはストレートな感情移入がしづらかった。
しかし最後の遥香の表情は吹っ切れていて良い。口が大きい。これから何かに目覚めて欲しい。
妖しいタイトルに惹かれて
カフカの変身のような、ある日気付いたら自分がモンスターになっていたという不条理劇。
「生と性と愛」がテーマなんだけどすごく綺麗で美しい作品。
悲しくて切ない血しぶきが圧巻。
主演の馬場野々香さん、知らなかった女優さんですが最後の表情がとても素晴らしくぐっときました。
あの表情が撮れただけでもう、この映画は勝ち!
最高に切ない純愛映画でした。
安部公房とか丸尾末広好きな方は必見です。
切なすぎる
もの凄い設定で序盤から引き込まれてドキドキしながら観てたら、めちゃくちゃ切なくて、自分だったら・・とか考えながら観てた。主演の子の演技凄まじかった。インディーズだから出来た内容だと思うけど、めちゃくちゃ攻めてた。もっとこういう攻めた映画が増えたら楽しそうだなぁ。
ダイジェスト
性交中、高潮に至ると自身の性器が男性器を食いちぎってしまう女子高生の話。
コメディかスプラッターなのかと思ったら、制御できない身体的特徴を持つ女の子の悲しい心情を描いたドラマで、設定こそふざけているもののいたってまじめなストーリー。
各シーン共、前後をカットしてシーンの核の部分だけで繫がれいる様な感じで、話が流れずブツ切りだし、 心境や状況の変化とか移りかわっていく様子が見えないから種々出来事が唐突に感じる。
台詞まわしも演技力も残念ながら学芸会レベルだし。
話自体は悪くないし、いいたいことはわかるし、嫌いなストーリーじゃないんだけどね…。
終映後特に予定は無かったけれど、居たたまれず舞台挨拶前に劇場を出てしまった。
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