CRESCENT 冷たい海の底のレビュー・感想・評価
全2件を表示
どうしても可哀想になってしまう。
クリックして本文を読む
怖さより可哀想で涙がでる。
お父さんが出掛けている……と思っているローウェンの無邪気さが切なさを一層深くする。
3才児があんな暗い別荘で居たら泣くだろうと思うのだが、平然と遊んでいるのは凄い。
母親ベスの方がよほどひ弱な存在で、子どもと二人きりで別荘暮らしなどを選択する理由が理解しずらい。
クトゥルー神話がモチーフとは思うが、音楽と不安定な家族の姿に始めから終わりまで妙に不安な気持ちにさせられる。
芸術はよく分からないが、絵の具で表現されたオープニングと真上から撮った波の模様とか目を奪われる。
途中の父親からの電話で、大体オチが見当ついてしまうが、それでも終わりまで見せてしまう作品と思う。
ラストにボートの映像で絵の具の海をぶち抜いたのはスタイリッシュだった。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
マーブリング
旦那を事故で失ったショックを癒す為、母親の助言で海辺の別荘で過ごす女性と幼い子供に起こる話。
序盤から暗い雰囲気が漂っているもののとにかくローウェン君の可愛さに持っていかれ、怪しげだったり違和感のある描写もちょいちょいは有るけれど、ローウェン君無双が約40分。
ここまでくるとほぼ三択で、後はどんな演出で進んで行くのかというところだけど…。
更にローウェン君劇場は続く中でもちろんどんどん怪しい割合は増えていくし、劇中撮影ムービーが入ったりはあるものの単調だった。
最後のマーブリングはお見事。
全2件を表示