ブラッド・マネーのレビュー・感想・評価
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ちょっとあまりにも意味がわからない
頭のおかしい女。
それについていく男。
そもそもあれだけ女はクソな言動や行動しといてついていく意味が理解できない。
愛してたとしてもあれだけおかしかったらついていかなくない?
ちょっと過去に例を見ないくらい理解に苦しむ映画。
人間性について考えさせるような映画という趣旨で作ったんだなとは理解できたけど、だとしても男の感情は同じ男として理解できない。
タイトルなし
川に流れてて拾った大金に目が眩み、次第に独り占め、幼馴染さえ殺していく女は怖い。ジョン・キューザックは何とも中途半端な悪人。殺されちゃうし。ラスト女が生き残るって何だろう!執念。
中盤以降の展開は「あり」です。
幼馴染の男女3人と、大金を探す犯罪者が攻防戦を繰り広げるストーリー。
序盤はやや冗長で飽きが来ましたが、中盤以降は個人的なツボにはまりました。
大金を前にして豹変する女性、その女性に振り回される恋人。その女性を見ても諦めきれないもう一人の男性。意外に悪い人ではなかった犯罪者と対比して、女性のぶっ飛びぶりが秀逸で刮目です。
最後、少し救いのない終わり方をしたように思いますが、エンディングにある川を流れるバッグは、因果応報を示唆しているのでしょうか?だとしたら、もう少し分かりやすい示唆にしてもらえたら、より良い印象で終われたかもしれません。
メタリカは好きだぜ!
横領で得た800万ドルの金を持って逃亡した男ミラー(ジョン・キューザック)が小型機を墜落させ、パラシュートで山奥へ降り立つが、その大金が入ったバッグをキャンプ中のリンたちが見つけてしまい、男から逃げようとするソリッド・シチュエーション・サスペンス。
22歳のビクター、ジェフ、そしてリン。小さい頃からの幼馴染みという三角関係を基軸にミラーが追う。どことなく昔の西部劇にもあったような設定で、醜い人間関係、金によって性格が変わってしまう様子を描いている。しかし、誰にも共感できず、感情移入もしにくいのが欠点かもしれない。
ビクターは久しぶりにあったリンとは元恋人関係だったが、今はジェフと付き合っていて、男二人は互いにそのことを知らずにいた。ビクターだけは警察に届けることを主張し、そのおかげで男の友情ももろくなり、女は金に弱いことが露見。ミラーは彼らに対して大人な接し方をするものの、森林レンジャーを撃ち殺してしまい、多少気が動転してしまった。結局、ビクターも金よりもかつての女が欲しいだけで、狂ったようなリンの逃亡を助けるというお粗末さ。こうした心理劇は面白かったのですが、残念なことに結末が面白くない・・・
本音
20代前半の男2人女1人の3人組が週末に訪れた森で800万ドルの入った鞄をみつけ、金の落とし主を巻き込み奔走する話。
昔の友達という3人だけど女が絡むとやはりギクシャクなわかりやすい関係性。
しかしながら見た目的にも中身的にもスタイリッシュさを感じない何とも言えないポンコツ感。
そこに現れるこれまたスタイリッシュとは言えないしコテコテ感もない中途半端な悪人。
堕ちて行くしハマって行くしクソっぷりはなかなか良いし、かなり面白い内容なのだけれど、常に何か今一つ不足している印象だったり、そもそもいうほど魅力も感じないコイツに何で振り回されてるんだ?とか、安っぽく感じた。
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