愛がなんだのレビュー・感想・評価
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『恋を知らないぼくたちは』に似たところと違うところ
DVD で観たことはあるけれど、スクリーンで観るのは初めてで途中からの入場となった。主要人物の一方通行性と、優越な態度を取る者、卑屈な態度を取る者はわかった。先日観たばかりの『恋を知らないぼくたちは』に似たところはあるけれど、その作品の人物たちが、自分本位な者も含めて、最終的に前向きに成長していくのに対して、本作は、そのような姿勢になった者もいるけれども、ますます卑屈さを拗らせていく者も多く、それが一般的なのだろうと思われる。テルコは青に優越して現実を突きつけ、葉子に説教しようとして拒絶されるが、葉子はテルコのためにマモルに説教し、マモルはテルコに謝罪しようとするが、テルコは自分のプライドを守ってはぐらかし、自分が一番大事だったはずのマモルは、自分の格好悪さを認めることになる。葉子はテルコの説教を拒絶したけれど、少し考慮したように、青の個展に出向き、青の良さを評価しようとする前向きの姿勢が感じられた。そこに二人の関係性の変化が期待できそうに感じられた。
かっこいい成田凌見て沼りたかったけど後半のまもちゃんはダサかった。...
かっこいい成田凌見て沼りたかったけど後半のまもちゃんはダサかった。残念。若葉竜也かっこよかったな。まいまいと若葉竜也の最後のシーン良かったけどまた戻っちゃうのかなー。
主人公にイライラしてた。イライラして恥ずかしくて何回かビデオ止めた。
最後の目線合わせるシーン良かった。自分のこと好きな人が他の人の方向いてたら気になるし、自分の方戻ってきてくれたら安心するし。リアルだなーって。
前半の成田凌と後半の若葉竜也を見てかっこいい接種したい時は見直すかも。
都合の良い女⁉️
以前に観て、何だこれ?という感想。
テルコはマモルが好きでたまらない。
「やらせて。」と言われれば何の躊躇もなく⁉️
目の前に大事な就職の話があってもマモルの電話一本で途中で帰る。
テルコは普通の女性、いや、違うか、マモルのことに関しては。好きなマモルに呼ばれれば期待して馳せ参じ、奈落に落とされる繰り返し。めげない。落ち込んでもマモルが誘って来れば回復。健気というより、アホちゃうかな?と思う自分。
マモルは、テルコを都合のいいセフレに位置付けている。わかると思うけどなぁ。
バーベキュー美味しそうだけど、
仲原可哀想だなぁ。
すみれは仲原に、陽子に尽くす様をけなす、
黙って聞くマモル、
すみれに質問されてお互いがいいならいいんじゃない。と。ちょっとギクシャク、
自分のこと言われているかと。
すみれは、テルコのマモルへの気持ちを探りつつマモルをけなす。内心喜ぶテルコ。
仲原、葉子を忘れよう。と。
愛ってなんだろう?
愛がなんだ、
マモルからテルコに一方的な別れ。
すみれへの気持ちをとうとうと言う。
ほんま、鈍いヤツ、
だから、すみれにも本気で相手にされないんだ。
葉子から電話で、テルコにしていることイカれていると言われた、から別れる、と。
嫌と直接言われないとわからない。
会うのやめよう。
テルコはテルコでマモルをもう好きじゃないと言う。自惚れないで、と。
マモル、早とちりか!俺バカだなぁ。ほんま。
仲原の個展に葉子行く。これが女心か。
すみれマモルとWデート?にテルコはオシャレして行く。これも女心か。イケメン神林が来る。
風呂やから飼育員?謎?
仲原とテルコの会話良し。
ほんま愛ってなんだ❗️
恋愛の非対称性と暴力性
恋愛の非対称性や暴力性が描かれた作品。
中原くんが葉子に会わないようにすると言った時にテルコはフラストレーションいっぱいで、まるで鏡を見ているようだ。あのシーンはかなりハッとさせられた。
中原くんが唾を吐いて去っていくのが好きだ。
その後テルコは葉子にも怒る、父親と同じことをしているという。
葉子がマモちゃんに電話して、マモちゃんもテルコに会うのをやめようという。
それでもテルコは好きでないということにしてマモちゃんとなんとかあえるよう振る舞っていく。
自分以外の恋愛の非対称性・暴力性を目にするとストレスに感じるが、自分の恋愛の非対称性・暴力性は自然なものとして受け入れられているということが見えた。
これはかなり重要なことで、この映画を見ている私たちも、非対称性・暴力性をもっているんだ。自分の恋愛を見つめ直すきっかけになるような映画だ。素晴らしい作品だと思った。
今泉力哉監督の映画は食事のシーンがたくさんあって細かい工夫にヒリヒリさせられる。今回は味噌煮込みうどんとか湯葉とか。
恋愛においての上下関係
鑑賞後の気持ち
これが現実なのか。嫌だな。
鑑賞後の心の変化
好きな人を好きでいようと思った。
鑑賞後の行動の変化
好きじゃない人からの好意はキッパリ断る。
好きなシーン
なし
嫌いなシーン
最後のそれぞれが自分の好きな人と自分を好きな人を見るシーン
どこまでも
どこまでも不器用な2人がいる。
好きな人の好きな人は、自分ではない。
それでもその人に近づきたくて、尽くしてしまう。
そんな自分がそれでいいんだと納得させている。
けれども、それがいい事ではないと薄々気づきながらも戻れないでいる。
「寂しい時ってあるの?」
「最初だけ。あとは、自分が大好きだから」
このセリフがものすごく響いた。
「幸せになりたいですね」
仲原が去り際言ったセリフもとても良かったです。
悲しいと切なさを描かれているけど、この風景でどこでもあるようでどこまでも続いているんだなと感じる作品でした。
主演の岸井ゆきのさんの演技がとても素晴らしかった
収まりの良いところに
街の上でに続いて鑑賞
若葉さんという役者をこの二作で知りましたが、とても好きな役者さんになりました
本作においては居心地よくないながらも安心できてしまう関係性を壊し新たな展開を生むキーマン
主演の岸井ゆきのさんのの演技がほんとに素敵です
窓らないのでまた後ほど
不器用なのはてるちゃんだけかと思いきや!
なんかめちゃめちゃ面白かった。
想像してたクズ男役、成田凌、の、変化球!
てるちゃんのことあんなふうに雑に家から帰したくせに、
すみれさんのこと紹介するあたりはクズ。
すみれさんにニヤニヤしてるまもちゃんの姿は滑稽すぎた。尻尾振ってるのが見えるくらいに「こっち見てー」って言いたいのがわかった。
自分だったら、好きな人のその姿見たら、さーっと感情が冷めていくと思う。
でもてるちゃんは違うんだなー。
そこからのラップに痺れました!
すみれさん=江口のりこなのが、憎めないポイントです。
あと、追う側のふたり(てるちゃん&中原)の意見の対比は興味深かった。私も中原派。追うのもいい加減にしないと疲れてしまう。惨めになっていく。でも最後写真展に来たのはどういうことだったんだろう?
てるちゃんの、最後の「まもちゃんになりたい」発言は何となく分かる。
出てる人間みんなが幸せになれるといいなと思った。
ある意味、怖い映画ですね。男から見ると。
女性視点では、こんなクズ男と早く別れなさい、とイライラ。
男性視点では、おいおいまだついてくるの、とちょっと怖さを
感じる作品ではないでしょうか。
この映画のおもしろさは、その単純な恋愛模様で終わらず、
そこに男女が逆転した同じような恋が絡んでくること。
小説の映画化ということで、その原作がよくできている
ということかもしれませんね。
ただ、幼い頃の自分が現れ、対話するという表現は
好きじゃないな。覚めるというか、その世界に入り込めなくなりますね。
ずっとそういう表現が続いていたならいいけど、急に現れるとねw
ピースがすべてはまった結果が
身を捨てて奉仕し愛を捧げるストーカー気質のテルコと仲原。戴くだけの守。自己チューだけど、マトモな葉子と、スミレ。
暴走するテルコは、仕事もクビになりぶらぶらしてても平気。普通なら破滅しかないのに、ときどき供給されるマモちゃんからのナニカで生きながらえている。でも、過去の自分に問い詰められる。ストーカー仲間の仲原は一ぬけする。どんどん孤独になって追いつめられているはずなのに、図太い。食べたり寝たりという生活が守られてるのが、不気味といえば不気味。そして気づく愛の成就とは?
登場人物みな、少し変化して現世的幸せもつかめそうな暗示があるのに、テルコだけはあさっての方向で幸せに?なってるラストは、理にかなっているがシュールきわまりない。
彼女の幸せはマモちゃんとの愛の成就ではなく終着の完成でもなく、途中で出てくる「マモちゃんになりたい」だとは。
いやー、傑作でした。共感できない登場人物ばかりなのに飽きさせないし
ある意味ホラー映画?特にナカハラは怖かった
登場人物が全員やや情緒不安定で、共感、非共感しつつもまあ恋愛絡みだとみんなあぁなるよなぁと自分のことも振り返りながら俯瞰的に見られて良かった。
ただ、ナカハラは個人的には怖かった。というかこいつ1番頭いいかも?と思った。
ナカハラは葉子のことを誰よりも理解しているのでは?と。公園の下りもそうだけど、葉子の性格を踏まえてあえて、音信不通にして姿を消しつつ、展示会の準備をして葉子の写真を飾る。葉子の性格上、父のトラウマから父のような自由奔放な態度を男性にとってしまう。もちろん自分を好きだと分かっていて、なんでも言うことを聞いてくれる相手に。そんな相手が急にいなくなるとあれ?ってなる心理をナカハラは上手く使っているような…
テルコに最後に会ったのも葉子に人づてに自分の考えを言ってほしかったんじゃないかな?
案の定展示会に葉子が来て、そこで葉子が自分の写真を見て…ってナカハラの計画的粘り勝ちやーーーん!って私は思っちゃったかな笑
というかナカハラが1番リアルな恋愛の駆け引きをしていたような感じがしました。
みんな自分が「フツー」だとおもってる。
テルコさんが私には理解できない。
私は自分の生活基盤がちゃんとあった上で恋愛すべきだと思うし、相手に自分をある意味犠牲にして尽くすのは健全な関係とは言えない思う。
マモルくんが私には理解できない。
あんだけテルコさんが尽くしてたら何となく
「この人は自分に好意があるんじゃないか」
って思うでしょ!
はっきり言ってくれないとわかんない、じゃないよ!
と思ってしまう。
ついでに言うなら葉子さんも、中原くんも、すみれさんもよく理解できない。
そんな訳で、本作は登場人物に感情移入して観るのではなく、登場人物に対し「ばかだなあ」「それじゃだめだよ」と俯瞰視点で観たんだけど、だからこそ確かな一つの実感が湧いた。
場面としては、テルコ・マモル・すみれさん・中原くんが、夜に別荘で話をするシーン。
中原くんが、すみれさんから葉子さんと中原くんの関係について言われたシーンで「すみれさんにはわかりませんよ」と返すところ。
すみれさんと同じく、私には中原くんと葉子さんの関係は理解できない。好意があるからという理由で良いように利用されたり利用したり。「中原くんそれでいいの?」って思う。
でも、「好き」って気持ちや好きな相手に求めるものって、そして求めるものに対する表現の仕方って、結局人によって違うんだよなあ。
私とは違う。
私には理解できない。
でも、それを是としたり正義として、突き進む人だっている。それはきっと確かだ。これまで出会ってきた人、話してきた恋バナ、自分自身の体験を思い出してもそう思う。
恋愛感情はもちろん普遍的な部分もあれど、恋愛感情に対するスタンスって、その人の価値観や経験にも左右されるものだから。
当たり前といえは当たり前のこの事実を、私はこの作品を観ながら実感として得た。
みんな自分がフツーって思ってて、やっぱり私は自分が真っ当で普通の感覚だと思ってるけど、他人から見たら理解されないのかもしれない。フツーじゃないのかもしれない。そしてそれでも良いのかもしれない。
そういうわけで、本作は観ていて正直楽しくはなかったんだけど、決してつまらなくはなかった。
私にとってそんな作品だった。
そして、やはり岸井ゆきのちゃんは可愛いし、不思議と目を話せない役者だなあと思う。
あと成田凌くんはずるい…!
テルコさんが夢中になるのもわかる素敵さと不思議な愛嬌…。
リアル
クラブで2人が浮いてるシーン。妙にリアルで自分がいつも飲み会などの大勢が集まる会であんな感じなのを客観的に見てる気分ですごくゾワっとした。
成田くんがテーブルのゴミ片付けたり、一旦離れた席にもう一度(狭くなってる)席に座り直したり……ゾワっと。
あとは、すみれさん!!
バーベキューは結局クラブ仲間からドタキャンされてるシーンは結局すみれさんも成田くん達と同じ部類の人なんだな。と思った瞬間だった。
今泉力哉
2人がクラブで浮いて、岸井ゆきのの部屋に行ったところの、ベッドでの会話のシーンがピークで、そこからつまんなくなった気がする。
一人ひとりの名前が出る演出も、そこでその人の登場シーン終わりとかかと思ったらそうでもなくて、嫌いだった。深川麻衣も結局どーなんだかわかんないし。なにより、ラストのセリフが嫌だった。今までは、共感しやすい一般的な恋愛がめちゃくちゃ良かったのに、岸井ゆきのの狂気的なまでの成田凌への執着、ってゆう終わり方したら、意味わかんなくなっちゃう。それならそれで、そっちに振り切って欲しかった。ベッドでの会話はめちゃくちゃ共感して本当に良かったのに、久しぶりに泣いたし、なのに、なんで私はマモちゃんじゃないんだとか、好きかどうかはどうでも良いとか、ラストにかけて急に離された気分になった。ゾウの飼育員になるとか怖って思って、そこ単体では良かったけど、これまでの岸井ゆきのにめちゃくちゃ共感してきた流れがあるから、ショックだった。こういう狂気的な部分は結局中途半端で、別に魅力的な訳ではないし。
でもやっぱり、成田凌の、好きになる部分1つもないじゃんってのとか、岸井ゆきのの、マモちゃんもそっちかと思ってたよとか、めちゃくちゃ共感したし、好き。
特に結末はない
気づいたら陥ってしまいそうな2人の関係性がずっと続いていく内容。特に行き着くところはないけれど、飽きること無く不思議と楽しめた。これから恋愛をするにあたって、良い勉強になったかもしれない。愛って、難しいけど単純。矛盾してるな、、。
けれど、やはり大きな展開が繰り広げられる訳では無いので、家でVODで見るくらいが丁度良い作品だと感じた。
全然いけてないのに、好き
好きになってしまったら最後で、
世間的に見てかっこよくなくても、クズでも、自分のこと好きになってくれなくても、
好きになってしまったら仕方ないんだと改めて思わされました。
どこが好きなの、と聞かれても、彼だから好きとしか言いようがない感じ。
自分をどんなに削ってでも隣にいられればいいやというのは、逆に究極の純愛なんじゃないかとさえ思えます。
結論から言えば、好きという感情に理由なんてなく、手に入らないからこそ執着してしまったり、想い人になりたいという感情にまで発展するのでしょう。
絶対に叶わない恋、自己犠牲的な恋をしている人には刺さると思います。
元々、角田光代の原作小説を元々愛読しています。
だからこそ無言のシーンで、誰が何を考えているかわかるのですが、俳優陣の皆さんの演技がとにかく素晴らしい。
岸井さんの出演された作品は好んで見ていますが、終盤にマモちゃんに別れを切り出されるシーンのテルコは本当に素敵でした。
そのときテルコが何を考えていたのか、ぜひ小説を手に取り知って欲しいです。
小説にはないオリジナルストーリーも入っていたので、内容を知っていても新鮮味があり面白かったです。
人間観察の契機に
原作を読んでいて、自らの情けなさを本にして読んでいる気持ちになったことを覚えている。映画を観る機会があったので、覚悟を決めて観賞した。登場人物全てに思うところがたくさんあった。昔メモ書きしていたレビューから、一人ずつ挙げていきたいと思う。
まずはテルコ。ひたすら強かな女だと思った。何より最後の最後にマモちゃんと恋人になれずにマモちゃんの親友に目をつけるところ、マモちゃんが好きな動物園で働くところが最高。「もしうまく行けばマモちゃんと接点あるかも」と、最後まで成長していない。呆れた。だが共感した。私自身も同じことをしようと思い付いたからであろう。人のことは言えない。
考え方は勿論だが、見た目で分かる部分も同じく強かだ。リップの色である。ピンクがあまり合っていない。筆者が美容に関してもアンテナを張っているからこう感じるだけかもしれないが、彼女は肌の色味から赤系が似合うと思う。しかし敢えてピンクな辺り、可愛い女を演じているところが伝わった。また、これは共に観賞していた友人が言っていたのだが、「あんな感じなのにビール缶持って夜道を歩くんだね」そういうところにも本性が垣間見える。
次に仲原くん。葉子への愛がひたすらに強すぎる。だからこそ最後には、このままだと葉子を幸せにできないから会わないと決意するところが素敵。でも彼は葉子の全てではなく、「仲原くんの前の葉子」つまり葉子の表面を好きだからこそ、葉子は心動かされないのかなとも思う。(これは葉子が自分を出せない辺りに弱さを感じた。)最後の仲原くんの写真展、どんなシーンより仲原くんの写真の葉子が著しく美しい。写真というのは撮る側が被写体を如何に愛しているかが伝わる気がする。そこからも仲原くんの愛が伝わった。
そして問題の葉子。彼女こそしっかりと好きになれる人ができてほしいし、そのままの葉子を愛してくれる男の人がいたら、否、そのままの葉子を出せる人がいたらと思った。テルコへの箸の渡し方が雑な辺りに、彼女のテルコへの扱い方を示しているのか、それが素なのか迷わせるものがあった。そこからも、葉子は何よりも自分が大事で、自分の中の柔らかい部分が壊れないように、テルコなどと仲良くしてる気がした。
マモちゃんに対しては酷評しか述べられない。結局のところ、男は自分が好きな人、つまりすみれのような存在は欲しいけれど、自分を慕ってくれるテルコのような人も要るのだと痛感した。要するに「ゴミ」である。
マモちゃんがひたすらに恋い焦がれたすみれさん。ひたすらに頭が悪い。だからこそ色々考えて優柔不断なマモちゃんは好きなんだろうなとも思う。ここからマモちゃんの自分にないものを好きになって自らの欠落を補完しようとしてる、自己肯定感の低さが垣間見える。
個人的には、テルコの同僚女性への好感度が高い。色々割り切ってサバサバしてる辺りが。テルコみたいなのにも憧れる一方、「皆がテルコみたいじゃないから社会回ってる」という考え方が好きだし、そのあとテルコが社会を回すために生きてないって言うところも良かった。
今作品は、人間について色んな角度から考える契機となった。自分の考え方を改められたら良いと痛感した。
マモルもアレだけど…
テルコもなぁ…(怖い。というか、重い)
角田光代は「八日目の蝉」「紙の月」の、それぞれ映画は観ている状態(笑)
この映画のマモちゃんとか、八日目~や紙の~の、夫だったり不倫相手だったりも、なんだかなぁ、、という奴が多いですよね。や、それにハマる女も女だし、だからこそ物語が始まるんだけど(笑)
江口のりこが「すみれさん」という、飄々としたキャラを好演しています。ハッピーマニア(漫画)とか、これとか、すみれって名前は恋敵に使われがちですね。いいけど。
岸井ゆきのちゃん、上手いです。成田凌は、リアリティを追及してのことなんだろうけど、時々、声がボソボソ過ぎて聞き取れなかった。葉子の母役の筒井真理子、あまりよく知らないけど、顔が好きです。
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