「片思いは痛くて惨めで、でも素敵」愛がなんだ るる 移行さんの映画レビュー(感想・評価)
片思いは痛くて惨めで、でも素敵
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てるちゃんと仲原は、好きな相手に盲目で、自分に矢印が向いていなくても
相手を想う姿は、はたから見ると痛いかもしれないけど、報われてほしいと願ってしまう。
まもちゃんから電話が来たら、シャンプー途中でも泡ついたまま飛び出してくるし
ごはんに誘われ、ごはんもう食べたのに、あうために嘘ついたり、
あと変にポジティブなところが愛おしい。
仲原は、深夜にビール買ってきてと言われたら喜んで買いに行くし、普段めちゃくちゃ優しいのに好きな人を悪く言われたらたとえ年上相手でもあからさまに怒るし、(険悪だったのにそのあとの切り替えの早さについていけない仲原がツボ)自分のせいで相手をクズにしてしまっているのではないかと恐れたり、好きだからこそ自分ではない誰かと一緒にいるというのが辛いと泣きながら訴える姿は愛おしい。(若葉さんの痛さが伝染してくるような、必死に泣くのをこらえている芝居が凄い)
見ていて時に胸が痛くなり、でもこのふたりは本当に愛おしかった
まもちゃんも、クズだけど、好きになった相手にないがしろにされている姿はちょっとかわく思えた(笑)
どんな形でも傍にい続けたいてるちゃんは切なかったけど。愛にはいろんな形があるのだと思った。
愛がなんだはとても好きな作品のひとつです。
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