劇場公開日 2019年4月19日

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「角田光代と言えば「八日目の蝉」と「紙の月」しか知らなかったが、 恋愛小説も書くんだなあ。」愛がなんだ ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0角田光代と言えば「八日目の蝉」と「紙の月」しか知らなかったが、 恋愛小説も書くんだなあ。

2024年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

動画配信で映画「愛がなんだ」を見た。

2019年製作/123分/G/日本
配給:エレファントハウス
劇場公開日:2019年4月19日

岸井ゆきの
成田凌
深川麻衣
若葉竜也
穂志もえか
中島歩
片岡礼子
江口のりこ

映画を観終わってから知ったのだが、
原作は角田光代の2003年の小説らしい。

結婚式の2次会で
テルコ(岸井ゆきの)とマモル(成田凌)は知り合った。

テルコはマモルのことが大好き。
いわゆる片想いだ。

テルコはマモルのことが好きすぎて、
仕事がおろそかになり、
映画が始まってから30分後には会社を解雇になる。
そして、映画が始まってから38分後には
マモルからテルコへの連絡は途絶えてしまう。

テルコには親友、葉子がいる。
葉子に片想いしている男はナカハラ。
ナカハラは葉子の都合のいい男だが、
葉子にはそんな自覚はない。

マモルも片想いしてる女性すみれさん(江口のりこ)がいる。
すみれさんはマモルのことを何とも思っていないようだ。

この映画には片想いの男女が3組登場する。

3人の男女の片想いの気持ちが描かれる。
見ていて痛いほどよくわかる。

オレもこんな年になっても嫉妬することや、
カミさんのことを切なく思うことは頻繁にあるからだ。

3人の片想いは解決されないまま余韻を残して終劇となる。

角田光代と言えば「八日目の蝉」と「紙の月」しか知らなかったが、
恋愛小説も書くんだなあ。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック