「今泉力哉」愛がなんだ Yさんの映画レビュー(感想・評価)
今泉力哉
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2人がクラブで浮いて、岸井ゆきのの部屋に行ったところの、ベッドでの会話のシーンがピークで、そこからつまんなくなった気がする。
一人ひとりの名前が出る演出も、そこでその人の登場シーン終わりとかかと思ったらそうでもなくて、嫌いだった。深川麻衣も結局どーなんだかわかんないし。なにより、ラストのセリフが嫌だった。今までは、共感しやすい一般的な恋愛がめちゃくちゃ良かったのに、岸井ゆきのの狂気的なまでの成田凌への執着、ってゆう終わり方したら、意味わかんなくなっちゃう。それならそれで、そっちに振り切って欲しかった。ベッドでの会話はめちゃくちゃ共感して本当に良かったのに、久しぶりに泣いたし、なのに、なんで私はマモちゃんじゃないんだとか、好きかどうかはどうでも良いとか、ラストにかけて急に離された気分になった。ゾウの飼育員になるとか怖って思って、そこ単体では良かったけど、これまでの岸井ゆきのにめちゃくちゃ共感してきた流れがあるから、ショックだった。こういう狂気的な部分は結局中途半端で、別に魅力的な訳ではないし。
でもやっぱり、成田凌の、好きになる部分1つもないじゃんってのとか、岸井ゆきのの、マモちゃんもそっちかと思ってたよとか、めちゃくちゃ共感したし、好き。
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