「ジワる」愛がなんだ 映画野郎officialさんの映画レビュー(感想・評価)
ジワる
すごいインパクトのある映画というわけではない。なのにボディーブローのようにじわじわくる。
それがミニシアター系から徐々に火がついてきた理由なのだろう。
人を愛することに不器用な人たちが織りなす恋愛の駆け引きが何とも切なくもどかしく、でもどこか愛くるしい不思議な作品。
そして細かな言葉がいちいちニクく、「愛ってなんだ」ではなく「愛がなんだ」ってのがまたいい。
テルコとナカハラのコンビニの前でのシーンはとても印象的で心に染みた。
今泉力哉監督のこれからの作品が楽しみになる。
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