「良作ミステリー「ミレニアム4」の映画化失敗」蜘蛛の巣を払う女 かんねむさんの映画レビュー(感想・評価)
良作ミステリー「ミレニアム4」の映画化失敗
クリックして本文を読む
ミレニアム原作・二次原作を読了された方向けに書いています。
------
バイクで氷海を渡るシーンは好きでした。舞台セットも現代芸術的。しかし、この要素はミステリー映画本筋と関係ありません。ネタバレな内容としては、アウグストが言葉を出す・リスベットの母が回想で掘り下げられない等、ストーリーへの化粧と剥脱が度を過ぎています。
Netflixで借りて、ポテチを摘みながら鑑賞する位が丁度いいでしょう。
「ミレニアム 4」以降は執筆権問題でドロップアウトした人も多いと聞きますが、今回の映画化はラーゲルクランツの実力によるミレニアムの再興の成果と勝手に思っていました。それを裏切られたことが、今では非常に悲しく思います。
コメントする