「結局そこなのかと……(笑)」エリック・クラプトン 12小節の人生 古リラッ熊さんの映画レビュー(感想・評価)
結局そこなのかと……(笑)
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エリック・クラプトンはイケメンである。
あれで不細工だったらあそこまで売れたかなーというのは、映画を見てる最中ずっと思った(笑)
そう、だから神に選ばれたような人生を歩むのだろうとも思ったし、常人には耐え難い試練も味わわされるのだろうと思った。
クラプトンの音楽的功績は、改めて言うまでもないので、もうちょっとプライベートな事を深堀りしても、良かったのではと思った。
実際皆が一番知りたがってたのはパティ・ボイドとのエピソードなのに、そこは案外あっさり触れただけといった印象。それはもしかしたら、現在の若い奥さんへの配慮だったのかもしれないけれど。
あれほど恋焦がれたパティとの結婚が長続きしなかったのは、正直ガクッときたが、そこが凡人にも通じる人生観だと思った。「所詮やっぱりモデルは観賞用だな」と悟ったのかも(笑)
ジミ・ヘンドリックスのように早死にしなかったので、クラプトンの人生はゴールも無く延々と続く。
最近の来日公演では、これが最後の引退公演と銘打って繰り返し来日するので、引退するする詐欺と陰口まで叩かれる始末だが、映画のラストで再婚してまだ小さい娘が三人もいるのなら、仕方ないなと納得させられた。
クラプトンが血反吐はきながら求め続けてたのは、意外に身近にあるものだったんだと、これまた凡人の人生観に通じるものを見た。
映画自体は良かったのだけど字幕が酷かったので、星は減ります。
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