葬式の名人のレビュー・感想・評価
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川端モチーフを探せ!
ここ数年は子供の影響もありアニメ映画中心でしたが、今回は知人にチケットをいただいたので鑑賞することに。邦画は本当に久しぶり。
公式HPを拝見すると大阪の茨木市の記念事業との事だが、記念事業にしてはキャスト、スタッフともに錚々たる顔ぶれ。
さらに川端康成の作品をモチーフにしたストーリーとのことで公開前から楽しみにしてました。
モチーフのところについては、川端作品で読んだことがあるのは、伊豆の踊子や雪国しかなく、それら以外だったので、読み直して再トライしてみたい。
おそらくここがモチーフの箇所かも!?と思うところがいくつか(もしかしたらいくつも?)あり、「ウォーリー」ならぬ「川端モチーフ」を探せでも楽しめそう。
メディア情報では前田さんや高良さんの大阪弁が話題となっていましたが、多少のイントネーションは良しとしましょう!大ベテランでも大阪弁は難しい!!
ネタバレになるので多くは記しませんが、どこからどこまでが現実?夢?
白洲迅さん演じる吉田君がボールを投げた腕は右手?左手?ホントに投げたっけ?
個人的には序盤の組長の流れ弾のところがクスッと来ましたね。
1度ではなく何度か見てみて味が出てくるような、スルメイカのような映画の様に思いますね。
地元の方や舞台となった茨木高校の方はもっと楽しめるんだろうなぁと思えたので、記念事業映画としても充分に成功と言えますね。
ホンモノの葬式の名人
友人や親しいひとが亡くなったら、悲しい。
昔のことをあれこれ思い出すし、故人は何か心残りがあるんじゃないかとか考えたりする。
幽霊になって出てきても良いから、会いたいと思う人もいるかもしれない。
僕は、大学受験で上京してる時に、祖母が亡くなったと連絡があって、大好きな祖母だったので、今晩会いに来るなってピンときたことがあって、そしたら、その夜、宿にしてた従兄弟のうちに、祖母が僕の枕元に来た。
長生きした祖母だったが、数年前に脳梗塞があってほとんど寝たきりだったが、その時は、僕の名前をはっきり呼んだ。
歳を重ねると、若くして亡くなる友人がいたりもする。
残された家族に、なんと声をかけてかけたら良いか、いつも迷うが、その時いろいろ考えるより、事あるごとに、楽しかったことを思い出してあげる方が、良い供養になるような気がする。
そう、ただ、座って悲しむより、故人との思い出や、故人の悩み、苦悩を話題にしたり、そして自分の正直な気持ちを吐露してみる方が、記憶がクリアになって良さそうにも思えのだ。
これで雪子は、ホンモノの葬式の名人だ。
雪子には過去に悲しい葬式もあったかもしれないが、このお葬式をもって、雪子はホンモノの葬式の名人になったのだ。
あきおも少し大人になった気がする。
豊川もむねのつかえが取れたような気がする。
死は雨のようにやってくる。(カワバタがそう言ったの?なんのこっちゃ)
すんごくユルい映画。高良健吾ってキリッとした役をやらせるとキレキレなのだが、こういう役回りは柄に合わずブカブカの演技に見えてくる。棺桶の死人を見ても誰も驚きもせず、悲しみもしない不思議。ファンタジーってうたってるからね、しょうがないのかなそこは。しっかり作れないただのエクスキューズにしか聞こえないけど。
時間の無駄でしかない
舞台挨拶でみました。
大阪では先行公開され、天気の子よりもヒットしているとの前振りでした。
映画が進んでも、全く話がわからない。時間が淡々と流れていく中で、だんだん見たことを後悔し始める。
何を伝えたい映画なのか、何を言いたかったのか、全くわからない。
大阪ではきっと地元が出ている知り合いが映画ということです売れたのかな?
突如出てくる幽霊と、腕辺りからもう帰りたくて帰りたくて仕方ありませんでした。
主演の高良健吾さんが、ジャンルのない映画、ジャンルが葬式名人だと言っていましたが、たしかにジャンルはないです。わざわざお金を払う必要はないし、アマプラにあっても最初5分でやめると思います。
感動も何も最低なストリー
どんな映画にもう〜んと感動的で涙が思わず滲むとか…観終わってエンドロールが終わってもなかなか立てないとか……
そんな悲しい映画なのかなって期待しつつ観始めたが…
いつまで経っても山場が無くストリーも平凡以下🤣
今年観た中でも全く面白もない…せっかく沢山人達が観るため集まったのに…映画ファンに残念感漂うそんな映画でした😂💦
コメディですね。
完成披露上映会で観ました。
高良健吾さんは
「葬式の名人という新しいジャンル」
と言っていましたが
基本的にはコメディだと思います。
ただ、
笑いを前面に押し出してるわけではないので
必ずしもそうじゃない、というのも分かります。
葬式という、人が死ぬという事を
重たくならないように
うまく笑いにしてると思います。
もとになった川端康成の短編小説に
どこまで沿っているのか気になりました。
約100分という短さも
うまくいってる気がします。
ゆったりとした時間の流れの中で,昔を思い出すことができた.
地元商店街の中を友人が集まって棺を肩に担いで練り歩くという予告編のシーンにキャッチされ,地元映画ということもあり観ました.
茨木市記念事業ということで内容にはあまり期待していませんでした.しかし,鑑賞中に葬式についての自分のこれまでの経験が思い出されて,映画とは別に自分の心の中に思い出が広がっていくという不思議な体験をしました.それは,映画が暑い夏の日の中でストーリーゆっくりと叙情的に流れていったからかもしれません.
映画の内容としては,引っかかるところが多くありました.ご遺体の扱い方,食堂でお通夜するのか,夜中に校内探検,遺体がなくなる,前田さんの大阪弁,などです.
ストーリーもごちゃごちゃとしていて,話が進むにつれて川端作品のような幻想的な世界へと拡散されていき,結局のところお葬式がどうなったのかよくわからない状態でした.それでも,鑑賞後にはそんなモヤモヤした気持ちよりも,なんとなくよかったなという感想が残りました.地元民以外の方にはしんどいかもしれませんが,良い作品と言えると思います.
地味に不思議な夏向け怪談かな。
前田敦子さん、かわいいです。
出産前の撮影で、ふくよかな感じがします。
かなり不思議な味わいのお話ですが
茨木市の方、特に茨木高校の方は
必見でしょう。基本的にあまり高校から
出ないです。つまり、高校はふんだんに
出てきます。べーったり校内です。
卒業生、在校生がみないで、誰がみるの
かしら?別に死ななくても、大概エグい話しですし、死なずにいてもよかったのでは?と
思いました。
実は、全員亡くなってたりしてね。
ちょっと不思議な、展開でした。
予習すればもっと楽しめるかも。
母校の茨高が舞台とのことで、久しぶりに映画を鑑賞しました。私は大阪人ですが、前田あっちゃんの大阪弁、なかなかのものです。準主役の高良健吾くん、白洲迅くんの演技も好感を持てました。特に有馬稲子さんにはびっくり!映画の筋は時にコミカル、時にシュールな感じで、最後のシーンには不覚にも涙してしまいました。川端康成の小説に親しんだ方ならもっと楽しめたのかなと、題名にもなっている「葬式の名人」や「片腕」は必読です。
今年度ナンバーワン
高良健吾の作品選びの基準がわからない。
なんでこんな作品に出演したのか?
全編茨木市で撮影とのこと、茨木市民や茨木高校の卒業生には堪らないのかも知れないけど、上映時間がやたら長く感じた。
茨木市が舞台なのに、大阪弁がネイティブな役者ってひとりかふたり?
主役の前田さんは関東、高良さんは九州のご出身だからイントネーションが違うのが観ていて気になって仕方ない。
前田さんがたこ焼きを焼くシーンも、つつき回してるだけだし、粉ものを愛する大阪人からしたらあれはちょっといただけない。
監督が「オタク中のオタクが作った作品だから」と仰っていたが、だから凡人の我々には理解し難いと言いたいのか?
単純に面白くないだけじゃないか。
短文のマンセーコメントがあるが、仲間で書き込みでもしてるのだろうか。
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