結婚まで1％のレビュー・感想・評価

「君なしの僕はだれか分からない」というような言葉は、愛する人へのプロポーズなのか、自己倒錯した人の言葉なのか、両方の解釈ができる。

ストーリーとしては不完全燃焼な結末で、その過程もやきもきするものだが、主題は問題提起的で、語られる意義があると思う。

コメディって書いてあるけど全然コメディじゃない
ただただ浮気を肯定してお互いと周りを傷つけて
ぐちゃぐちゃ、はい終わり！終わり方もイマイチ
同じような境遇な人には刺さるのかもしれない

主人公カップルは付き合いが長くて、長いからこそ、あともう一歩というところで立ち止まってしまう。自分に突きつけられてるようで、胸が騒ついた。
自分たちを試す行動は結局誰も得しないと思う。意地を張ってエスカレートしがちなところは、長年の付き合いによる副作用かもしれない。