500ページの夢の束のレビュー・感想・評価
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アイ・アム・サムで感動をくれ、宇宙戦争ではひたすらやかましかったあ...
アイ・アム・サムで感動をくれ、宇宙戦争ではひたすらやかましかったあのダコタ、天才子役ももうこんな歳になったんだ。
この映画、まさに彼女の新境地、素晴らしい演技。自閉症を演じること、簡単ではなかったと思います、さすが。
物語は彼女がいかに成長していくかを楽しむロードムービー。次、どんな事件、困難が待ち受けているんだろう、ドキドキです。ラストの姪と姉のシーン、美しかった。
H-6座席にて鑑賞。観客10名程度。靴下脱いでゆったり鑑賞。大画面はいいですね。
長寿と繁栄を!
好きなものに勇気をもらう。ウェンディが外の世界に飛び出して様々な人に出会う姿は、まるで未知の宇宙を旅するエンタープライズ号(のクルー)のよう!?
自閉症の症状がわかりやすく、でもわざとらしくなく盛り込まれているのにも好感が持てます。
趣味一つで世界は広がる
スポックに自分を重ね、残された姉との関係を物語へと投影することで、上手く表現できない自分の本当に伝えたいこと、どうしたいかを伝えるという応募したいだけではなく、様々な意味が込められている。
スタトレ好きにも嬉しい映画。
「ワンダー」でのSWといい、今年はそんなんが多い。
凄い良い映画。
趣味一つで世界は変わる気がする。
同じ趣味の人がいれば、それだけで誰でも友達になれる。
警官が良かった。
どんなに無理だと思っても頑張れる勇気の源がある人は強いし、何者にでもなれる、変われる。
オトナ版『はじめてのおつかい』
これでもかってくらい困難が次から次へと向かってくるけど、ウェンディが諦めず負けなかったのは"目的があるから"の一言に尽きる。
人間やはり夢や目的を持つことが自分のためになるんだってことを思い知らされた作品。
ただただ大切ってだけぢゃない。
結果的には自分にとってのプラスになる。あたしもしっかりしなきゃ( ̄◇ ̄;)
警察官フランクに触れられても嫌がらず触れ返したウェンディを見た時が今日一番の涙腺グッときたポイント。
良い映画だったな〜(*´ω`*)
こじらせロードムービー
自閉症やアスペルガーを扱った映画は世の中たくさんあって、似たようなストーリーの似たような結末なのだが、最初は本作もなんとなくどこかで見たような。。。と既視感を抱く。
しかし、次第にロードムービー的な展開に移行し、あまり今までにないタイプの作品に仕上がったのは、この監督の手腕によるところか…。
単調になりがちなロードムービーを最後まで飽きずに観れる。ホッコリ映画に仕上がっていて面白いです。
レインマン、アイアムサム
名作「レインマン」を彷彿とさせるストーリー。
障害を持つウェンディは、障害者施設で暮らすトレッキー(スタートレックオタク)。自分の家庭があり離れて暮らす姉オードリーは、共に暮らす自信がないが、ウェンディのことは気がかりだ。ある日、ウェンディは、テレビでスタートレックの脚本コンテストが開催されることを知ったことから、ウェンディの冒険物語が動き出す。
ダコタ・ファニングが素晴らしい。「アイ・アム・サム」の子役だったがここまで立派な女優になって‥と、親戚のおじさん風に、目頭が熱くなる。障害があり、時折感情のコントロールが効かないため、普段は感情を抑えている若い女性で、しかもスタートレックの知識は半端ない、といったかなり偏った役。人の目をみて話せない割に、ひとりで旅するロードムービーだったりするので、なかなかの難役だ。身振り手振りは抑えなければならないので、目を伏せた感情の無い目に、ふっと喜びや、悲しみを宿らす、素晴らしい演技だったと思う。
なんちゃってトレッキーの自分としては、スタートレックの小ネタも妙に楽しい。クリンゴン語での会話や、
毛糸で編んだ犬のコスチューム、ウェンディの部屋のシールやら小物など、ファンは気になるだろう。姉役のアリス・イブは、J Jエイブラムス版のスタトレ映画で、提督の娘役で出演しているのだ。
多分、たまになんのこっちゃというシーンもあるだろうが、もちろん、スタートレック見てなくても、楽しめる構成なので、ご心配無く。そんなところを含めて楽しめたので、絶賛というところまでいかないが、名作の列に加える映画である。
それでは「長寿と繁栄を」。
9月の映画館
透明でちょっと切ない初秋の映画館にぴったりと思いました。舞台は2月だけど。
原題のplease stand by(そのまま待機)は、ウェンディのパニックを鎮めるために用いる言葉。
むしろウェンディの選んだ道のりはgo forwardそのものなので少し不思議なタイトル。
皆の望み通り待機していたら冒険もなかった。
待機あっての前進なのか…時々思い出してみよう。
よくある「幸運をお祈りします」レターも、ウェンディは遠い世界から届いた啓示のように一字一句厳粛に守るんだろうな。
そして健やかでいてほしいな。なんて思う。
大好きな色のセーター、焼き立てのシナボンの香り、たっぷりのフロスティング。
ちょっと震えている子犬、ふるいピアノの響き、友達のプレイリスト、明け方の光。
誰のそばにもある祝福。
ウェンディが願いを託して選んだ言葉を味わいながら、もう一度観たいです。
おもしろかった
映像というかストーリーは、どうなるかと緊張感が続くばかりだが、後ろに流れる軽快な音楽が、緊張感を少しほぐしてくれる。
自閉症の若い女性が、自作の脚本を届けるためにLAまで旅をするという話。「LAまで乗ってく?」と言ってくれた若夫婦は別として、ようやくの思いで乗れたバスの運転手も、思わぬ事故で入院した病院の人たちも、皆、普通に仕事しているだけなのだけれど、俺たち、主人公の立場から見ていると、なんて冷たいんだ、話を聞いてやってくれよ、と思えてしょうがない。(主人公もうまく話せるわけではないのだけれどね)
最初に話したように、緊張して見続けられる映画なので、あっという間にかけぬける感じ。
スタートレックだからSFファンの自分にはたまりませんでした。
せめてスタートレックを知っていれば面白かったかも。
ダコタ・ファニングがよかった。
ただ、届けたいの一念で行動を起こすのはわかるが、あれだけの苦難を冷静に対処できるのが納得ができなかった。なぜなら彼女は、姉も手を焼くほどの症状を持ち合わせている自閉症の子なのだ。知識、願望が彼女を突き動かすにしても、必ず難関においてパニックを起こしてしまうはずなのだ。旅の途中、あの警官のような理解者だけではない。だからどうも馴染めなかった。
家族と、スタートレックの
主人公の心に広がるスタートレックの世界ももちろん素晴らしかったけど、一番心に響いたのはお姉ちゃんでした。ピアノ好きなんじゃないの?と聞かれたとき、妹と弾くのがねと答えたり、妹の小さな頃のホームビデオで泣いたり、妹が行方不明になったとき、全てを差し置いて探しに行ったり。愛が深い。だからこそ、自閉症の妹と新生児の面倒を一度に見れず施設に入れたことを後悔したり、姉妹の話し合いで相手を傷つけて苦しむ姿が胸に痛い。最後に、死んだママなら何を望んだかなという問いに、妹が、ママは死んだから何も望まないわの答えに救われた気がしたし、救われたら良いなと思いました。
とりま前進!
@FansVoiceJP さんのご招待で
キノフィルムズ試写室にて
#500ページの夢の束 鑑賞
スタトレネタと愛ががわんさかあるけど
リブート版しかちゃんと見てない私でもバッチリついていけました
ソーシャルワーカーの名前がスコッティとか
姉役がスタトレイントゥダークネスでキャロル役のアリスイヴとか
もうーーーーーー(*'▽'*)
毎日の日課が大事なウェンディ(ダコタファニング)だけど
もっと大事な事のために覚悟を決めて
一歩を踏み出して、兎に角前に進む姿には全力で応援したくなります
ダコタちゃんもワンコもめちゃくちゃ可愛いから尚更!
道中出会う人は良い人だけではないけれど
警官のフランクにはめちゃくちゃ癒された!
演じるパットンオズワルドさんは
映画LIFE!でも心優しいeハーモニーのトッド役(シナボン好きのおじさん)で
登場しただけで良い人だってわかったよ!!!
私もあの言語習得したくなったー
そんなわけで
シナボン出てくるし
パットンさんは出てくるし
前に進む事が大事!って思える映画という事で
この映画を見た後はスタトレではなくLIFE!を見たくなってしまいましたw
あ、あとシナボンの同僚の
ちょっといいやつニモが
スパイダーマン ホームカミングのフラッシュ役のトニーレヴォロリだったりするので
ホムカミも見たいなw
ちょっと中途半端
主演のダコタの成長ぶりと、発達障害の演技には感心した。
やりすぎず、控えた演技が本物っぽい。
ただ、つじつまが合わないところや、もう一つ筋がわからない脚本には失望。
やっつけ仕事で大急ぎで書いた印象。
脇の役者も良かったのに、脚本がもっと緻密だったらより印象に残った作品だけに残念。
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