「賛否両論は致し方ないが」宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章「回生篇」 ころころさんの映画レビュー(感想・評価)
賛否両論は致し方ないが
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旧作ファンからすれば、リメイクとは程遠い、むしろ新訳と言えるほどの改変ぶりなので、賛否両論は致し方ないが、今の時代にあった良作だと思いました。
特に後半の火星絶対防衛線での攻防は必見に値すると思います。
山南艦長による自律型アンドロメダを駆る自棄を含んだ活躍、そこに支援参戦を決意する銀河クルー、再び甦ったヤマト土方艦長から山南艦長を通して観ている「人間」に宛てたメッセージ。
熱いものが込み上げました。
かつての思い入れがある方や、細かい設定が気になる方であっても、あの場面になんにも感じない、という人は少ないのではないでしょうか。
かつての松本零士氏からの命に向けたメッセージを、人工知能の社会進出が本格化しているこの時代用にアレンジし、変わらぬ良曲にのせた、佳作だと思いました。
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