「クイーンファンはみるな」ボヘミアン・ラプソディ ストームさんの映画レビュー(感想・評価)
クイーンファンはみるな
フレディもブライアンも全員似てて、再現度は高いと思います。
ただ、元々クイーンを心底愛している私から言わせてもらうと、見るんじゃなかったの一言。
フレディ自身も「自分はパフォーマーだから」と言っている通り、私達は「パフォーマンス」を見るべきです。音楽を聴くべきです。
これはただのフレディの私生活を暴露したものであり、何もプラスにはならなかった。
あそこまでよくある人間のクズッぷりを見せつけられると、神ではなく、もう人間としか思えなくなります。
というか、フレディの私生活を暴露したポールプレンターとなんら変わらないですよこの映画。
音楽の価値を下げるものではないですが、フレディの価値を下げにきている映画です。
最後のライブは実際の動きを完コピしていましたが、Youtubeで本物が見れる時代です。本物を見ましょう。
ライブにプラスして取り巻きの状況を感動的に仕上げてるつもりでも、私は泣けませんでした。
結局この物語は、寂しがりやなゲイが大成功しました。完。といった内容に集約しています。
まぁ事実を元にしているらしいけど、天国のフレディは笑っているのかなこの映画みて。
フレディのことだからこの怒りさえも音楽に変えてるでしょうね。
私の中のカリスマフレディマーキュリーはライブで神がかったパフォーマンスをする「パフォーマー」です。
ファンとしてはわざわざ映画にする必要がない内容だと思いました。
こんにちは。全く同じ意見です。
映画の公開から3年もたっているので、今更なのですが、「ボヘミアンラプソディ」について、ずーっと疑問に思うことがありました。映画自体はいい出来ですし、事実をゆがめてはいないので、それなりに楽しく鑑賞しました。フレディが猫好きだったということは、知りませんでしたので、おなじ猫好きの私としては、微笑ましかったです。
ですが、周りの「泣けた。」「感動した。」の声には共感できなかったんです。
中学2年の頃から熱狂的なクイーンファンの私は、彼らの音楽性の高さを理解していましたし、保守的な大人たちの批判をも、無視してファンという立場を貫いてきました。
今でも、youtubeでほぼ毎日クイーンや’80年代POPsを聞いています。
この度なぜストームさんにわざわざコメントをさしあげたかということなのですが、youyubeで「I must go on」を見ていて思ったのです。死ぬ間際で体力も落ちていて、痛々しく、舞台のまん中に立つのもやっとだった状態。と、映画にもありましたね。ファンとしては見たくない姿でした。
長々と書いてしまいましたが、ロウバノ戯言と、聞き流してくださいませ。ごめんください。