劇場公開日 2018年11月9日

「Fredyのボーカルがこだまする」ボヘミアン・ラプソディ kimmyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0Fredyのボーカルがこだまする

2018年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
kimmy
とみいじょんさんのコメント
2019年1月3日

恩師の言葉ステキですね。

他のレビューを拝見すると、フレディ氏の実物とは違う脚色がしてあったようですが、
映画の中での、心はメアリーをあれほど求めているにもかかわらず、
       体は男を求めてしまうフレディの苦しさが切なくて、
心も体も自分でコントロールできない人の苦しさが伝わってくるようでした。
自分で選べたら楽だったろうに。

ま、心も体も異性を求めても、自分が求める相手が自分を求めてくれるかというのは、必ずしも一致していないので、やはり”愛”はどちらにしても難しいですね。

異性同士のフリーセックスや、セフレという言葉、セックス産業も盛んなのだから、同性愛の方だけが、ああいう乱キチパーティをやっているとは思えないし、同性愛の方でもお互いを掛貝のない存在として生きる方もいらっしゃいますし。
 だからこそ、あのパーティの夜のジム・ハットン氏の言葉が染み渡りました。あの映画の中でのあの時点のフレディって、本当に空っぽだったんだなと。だからこそ、仕事とパーティで埋めなければならなかった。でもそんなことを繰り返しても埋められなかった。史実としてはツッコミどころ一杯なのかもしれませんが、こんなところの心理描写がうまい。そしてあのラストに一気につながる。だからこの映画は皆の心をつかんで離さないのだと思います。

恩師の方の言葉が素敵すぎて、ついコメントしてしまいました。失礼しました。

とみいじょん
今度は恐妻家さんのコメント
2018年12月8日

>>が、昔恩師に言われた「彼らを笑ってはいけない。彼らはその体を選ぶことができなかった。望んでその体に生まれて来たのではないのだから、たまたま普通の男性に生まれて来たに過ぎないお前に彼らを笑う資格はない。」という言葉を思い出した。昨今、LGBTという考え方が浸透して来たが、バイセクシャルの人たちのこういう苦悩があってこそだと思う。

ありがとうございます、勉強になりました。

正直、ゲイの男性同士のキスシーンは不快で、受け入れる気持ちにはどうしてもなれませんでした。
嗤うつもりはもとよりありませんが、異なる価値観をどのように受け止め、受け入れるかについて、あらためて考えされられたところでしたので、、

「難しい問題」であることを、避けてはいけないと思っています。
世間の主だった評判とは別に、本当に、考えさせられる映画だったなと思いました。

今度は恐妻家