「ひとつの過ちが生む不幸のスパイラル」1922 まべおさんの映画レビュー(感想・評価)
ひとつの過ちが生む不幸のスパイラル
2回くらい人を殺してしまった夢を見たことがある。
誰しもが見たことがあるのではないか。
あの時、夢なのにリアルすぎる程の
殺してしまった後の後悔と、取り返しがつかないんだという絶望。
夢だから、覚めてよかったで毎度安心して終わるが
この映画はその"先"を体験しているかのような臨場感があった。
後悔が絶望を呼ぶ負の連鎖に、なぜか共感してしまって胸がキューとなる。
胸糞ホラー映画といえばそれまでだが、
よくそのカテゴリに挙げられる映画とは違う、何か共感するような、何か得るものがあるような、そんな不思議な魅力のある一本だった。
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