「愚かな父」1922　たかぴんちさんの映画レビュー（感想・評価）

意外と深いのではないか？
父の愚かさは、純粋な息子さえ愚かにしていく。
父は息子に家や土地を残したいと考えていたが、果たして息子は何を手にしたいのか？を考えず父の勝手な思いで残す為に息子に協力させ妻を殺す。
息子はシャノンとの未来を手に入れたかった訳で。結局、それを手に入れるためのお金が無く最終的に息子も家も全てを失ってしまう。
とは言え、旦那を立てる事をしなかった妻もしっかり打ち合わせした上で話を進めないから旦那に殺される。
コミュニケーションの重要さが身にしみる映画でした。