青の帰り道のレビュー・感想・評価
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ありがちな青春群像劇
北関東、東北から東京に憧れて上京し、
そして夢破れる。
地元に帰る。
くすぶる。
こんな話しは多いなぁ。
物語にしやすいんだろう。
ま、それはさておき。
まだまだ主演を張れない若手俳優達が高校の同級生7人組としてストーリー始まる。
既に違和感。
これだけ多彩な個性が集まって、これだけの仲良しグループになるのかな?
私なら横浜流星さんのようなグレた連れは仲間にいらない。
そこは作中のトピックスに必要なのだと譲歩しよう。
普通に始まって普通に終わった。
そんな感じでした。
MIPは工藤夕貴さん!
びっくりした。はじめは誰か分からんかった。
どハマり!
場末のスナックのおばちゃん。
誰もいない商店街を娘と語りながら歩くシーンがこの映画の一番でした。
最後に。
なんだ、こんのエンディング曲は😤😤
酷すぎる。
歌詞も曲も。
イラついて仕方がなかった😤😤
喫煙するからPG12か.藤井直人カラー感じる
寒色でなく赤っぽいのが違うくらい。
夏、田舎の高校生。一部は東京に
地元で職人など様々
やさぐれたオカンの工藤夕貴
北京オリンピックの頃か
新宿渋谷に場面転換
政権交代頃か
できちゃうカップルも
それぞれの日常
歌手志望だカメラマン志望の女の子は同居
歌だけでは売れない、他に才能がなければ!
だんだん差が出てくる
悪い道へ。なんもねえだろ
にんじん被り物でCMソング
大学もカメラもやめてマネージャーに
snsなう
震災後 高校卒業3年後
だんだん変わっていく
就活中休憩して帰省。
まだにんじん被ってる、不満。でも露出は多いから売れてるのよね。
受験やめて引きこもってる
カメラ繋がりで男と知り合う
たつおを待ってる
職場泥棒疑われ切羽詰まる
21歳
理想と現実の乖離
大人の男にチョロく騙されるパターン
手術痕にコンプレックス
親同士知り合いか小さい街やし。
早速同棲かよ
ずっとしゃがかかってる
画面割ってそれぞれ見せるの芸風か
遂にバレてクビ、カナコの家に転がり込む。東京タワーが見える
東京でも悪い先輩の伝手、オレオレ詐欺
カメラマンはやっぱりクズ、金抜く
前に踏み出せないたつお、戻れないよ
金だけじゃないDVも
無添加かなこは酒に逃げた
死んだの誰だ?
たつお
遺書無かった。死因は?揉めるなか親父に帰れいわれる
1年後
給料の5倍働け。
かなこは酒浸り、フライデーされた
子供大きくなった。
アイドルマネージャー、まだクズと。クズは二股金引っ張るとこ逮捕
無添加やさぐれ度酷い
全部きりのせい!責任転嫁
きりがいると皆不幸になる
嘘って言って
出てって
この下りは地獄
トボトボ同士出会った、おい見送るんかいー
きり実家戻った
あんなに愛されて無いいうてて戻れる実家があるだけいいよね
リョウに保険の営業かける情けなさ
逃げたヤツの気持ち
でも生きてくしかねえだろ!
スーパーで出会うきりとデキちゃったカップル
無添加はドラッグの誘い、リョウに叱責
ライブハウスの夢が〜
公園で子守…見失う⁉事故?熱?
たつおの親父
私なんていない方がいいんです。
お母さんの話を聞く、費用まだ払ってるとは。
人生に正解は無い、恥ずかしいけど。
無添加本格的にやばくなってきた。
カナへフォルダにタイトルの曲
ハサミで手首やった
リョウgj
夕日の色か
フェイドアウトでも良かったような気もしたが
2018年
皆で墓参り
昔の自分たちとすれ違わせるのいいな
明るく〆
エンディング曲
たられば
amazarashi
秋田ひろむ 作詞作曲
群馬県立前橋高校 前橋南高等学校
日大芸術学部映画学科
上毛電気鉄道
村さ来
太田プロ
tじょい配給
うーん。
かなこ に全く感情移入出来ず。
自己中過ぎ。
あんなに荒れてた りょうがなんで更正したのかもう少し丁寧に描いて欲しかった。
無理矢理話を終わらせた感が否めない。
良かったのは、流星くんの笑顔と森永くんの演技力。
「無職には可能性しかない!」と、はっキリ言えるカナ?
2008年の高校生活最後の夏休み。河原での花火、タツオの誕生日、タツオとカナの歌、若い7人の物語がそこから始まった。父親が開業医ということもあり、医大受験に燃えながらもギターを弾くことを忘れないタツオ。そして彼に作曲を教えてもらったカナは上京してレコード会社に売り込むものの、やりたくもないニンジンの着ぐるみで“無添加カナコ”として有名になってしまう。そしてマネージャーを務めるキリはアート写真家と名乗る男に騙され同棲することに。
もし不幸とか失敗とかツマヅキの疫病神がいるのなら、彼らに次々とおんぶされ、挫折感を味わわせながら消えてゆくのだろう。順風満帆なんて言葉は彼らには似合わない。というより、20歳前後の若者にはすべて似つかわしくないのだ。オッサンになってみて、「順風マンタン」などと威張って言う大人もいるんだし、そんなものは30過ぎてから考えればいい。そんな物語だと感じた。
できちゃった婚をした二人を除けば、他はみな挫折する。銅線泥棒してクビになったり、でかいことをするとか言いつつオレオレ詐欺をするリョウ。進学してサラリーマンになるも営業が大変だと気付くコウタ。彼らも世の中の流れを知らずに人生を歩んでいくのだが、北京オリンピックから中国バブル、民主党への政権交代、東日本大震災や原発再稼働反対デモなど、世の中も変化しつつあるんだよと、彼らを大人目線で見守ってるところがいい。さらに、カナの住む部屋は東京タワーもスカイツリーも見えるという変化の真ん中に位置しているところが上手い設定だと思う。
仲間の一人が死んでから大きく葛藤が生まれ、すでに仲良しグループではなくなっていることに気付く面々。20歳を過ぎると、人間関係がややこしくなったり、親がどれだけ自分を育ててくれたのかを理解する年齢でもあるのだ。だけど、ずっと友達なんだよ!それを忘れちゃだめだと訴えてくるストーリー。
残念なのはテーマ曲でもある「青の帰り道」の歌詞がださいこと。これじゃ一発目でメジャーデビューはできない。誰でも通る道、青い高校生時代をもっと懐かしむ曲にしてもらいたかったと思う。あと、盗作疑惑とかは甘すぎる気がする。一応無添加カナコとしてメジャーになったんだから、ネットで聴いてもらう手段はいくらでもあると思うのに・・・リョウが最後に殴ったのはあの嫌味なプロデューサーだよね?どこで捕まって保険解約になったのかが気になります。
一度きりの人生後ろに戻ってる暇はない
そして振り返らず前を向いて背中で受け止めろ。
実はそんなに誇りに思ってるわけでもないけど…地元はいいもんだよね。ノスタルジーってやつを感じる。
でも決してBack to the Basicではなく温故知新。自分を支えてくれる過去や人のつながりは大切にしつつも、やっぱり新しいステージで輝ける夢を後押ししてくれる映画。
失敗したり酸いも甘いもあるけど、固定概念にとらわれず一歩踏み出すことが人生を活き活きとさせてくれる。
そしてこれは真野恵里菜の代表作になったね。理想と現実のジレンマに揺れ動き山と谷を経験し変化していく主人公を見事に演じきっている。
横浜流星もここから火がついたんだろうか。
そして、『デイアンドナイト』『新聞記者』と生み出している藤井直人はいい監督だよね。
やっぱり映画館でみたい
「青の帰り道」は原案の岡本麻里さんの、生きる道は一つじゃないよ。と言う強い想いが込められた作品。真野恵理菜さん、清水くるみさん、横浜流星さん、森永悠希さん、戸塚純貴さん、秋月三佳さん、富田佳輔さんの7人が、それぞれの10年を演じています。今また、復活上映のドリパスや、ファンの方々の力で映画館での上映が続いています。一人でも多くの方にこの「青の帰り道」が届きますように。
この作品から藤井道人監督の快進撃が始まった。切なくも愛おしい青春群像劇
少年少女達の各々の夢と現実との折り合いを付けていく様をこの作品は、容赦なく描き出す。
観ていて辛い部分もあるが故、それを補って余りある素晴らしいラストが待っている。
藤井監督の脚本の切れは素晴らしく、若手俳優とベテラン俳優さんたちの熱演も又、素晴らしい。
若い方だけでなく、万民の琴線を揺さぶる秀作だと思う。
凡百の青春映画とは、明らかに一線を隔てている孤高の位置にある作品。
しんどかった
・夢を追う若者と現状をどうにか脱しようともがく若者が苦しんでいる映画でとてもしんどかった。
・キリが母親と不仲で、それが解消されていくけれど何でカナじゃなくてキリだったのかなぁと思った。カナの話というよりキリの話という印象が強かった。
・キリがカナに不幸を呼び寄せる女だっていうような事を言われてい悩む所が辛かった。
・地元に残った友達夫婦に不幸がなくて良かった。
・カナがタツオと作った歌を歌うシーンがみたかった。
・結局、カナとキリがどうなったのかよくわからなかった。
・タツオの孤独な感じが身近に感じられて辛かった。
青の帰り道は青春を振り返る道
復活上映で鑑賞
とっくのとおに過ぎた青春を思い出させてくれた映画でした。
あの時感じたもがきを演じた7人がそれぞれ一生懸命にみせてくれました。
キリが親に愛されないと思う気持ち、母親の想いに気づいた時、再出発できる場面は、自分自身ほっとできたし、リョウが友達が亡くなっても、「それでも生きていく」と思った気持ちには共感
カナが最後に友達にヘルプをだせたことも、この7人の深いつながりに感動させられました。
青春には傷つけられることは多いけど、「青の帰り道」この題名のように振り返ることができたならば、また強く生きて生けれるのではと思える作品です。
溝の中で揺さぶられる若者たち
夢と現実。
想いを貫くことと、妥協すること。
若者と大人。
親と子。
やりたいことと売れること。
真面目にコツコツ働くことと、人を欺いてでも金儲けをすること。
善良と悪。
田舎と都会。
仲間と孤独。
生と死、死と再生。
そうした、人生の優しさと残酷さ。生きることの苦しさと喜び。
これら二項対立する要素が、距離を離して置かれている。そこには深くて広い溝がある。本作に登場する7人の若者たちは、その溝の中で揺さぶられ、翻弄される。
そういう映画だ。
彼らの前には道が延びている。
高校生のときは、その道の先に不安も恐れもなかった。
しかし、歩み始めたその道は、「どうして、こうなっちゃったんだろう?」と呟かずにはいられないほど、誰にとっても苦しい。
本作は、特定の登場人物に肩入れすることなく、誰にも一定の距離感を置いて描いている。それでいて、彼らの言動に心を動かされてしまうのは、そこにウソがないからだろう。
ウソをつかずに生きる若者たちにとって人生は時に残酷だ。しかし彼らを見つめるカメラには温かさがある。
若者たちにとって過酷とも思える試練が続くが、この映画が悲惨な悲劇にもニヒリズムにも陥らないのは、この温かさがあるからだろう。
青春映画の定番的なテーマが並び、それらのテーマは、群像劇のフォーマットを取りつつも、それぞれの人生の道行きとともに、複雑に交差する。
その錯綜したストーリーを、この尺に収め、破綻なく収斂させたのは見事。濃密な脚本と演出の冴えを感じさせる。
そして収斂させたのは、本作の主題歌でもあり、劇中歌としても使われていたamazarashiの歌「たられば」の存在も大きい。
その点で本作は音楽映画と位置付けてもいいように思う。
映画はエンディングを迎えるが、彼らも、観客たちも、それがほんとうのエンディングではないことを知っている。
「そして人生は続く」からだ。
幸せと不幸せ。
その振幅のあいだに、人生はある。
快作!
高崎の田舎で同級生だった七人の、5年後までの足跡をたどる。自由だと叫んでいた高3、青春の頃をふと思い出す。だから「青の帰り道」
出演者の演技が光る。全員会心の演技ではないか。
高校時代に同じような方向を歩きそうだった者達も、いつの間にか全く違う道を歩いていくことになる。ひたすら東京で歌を目指す者、悪いことばかりに手を染める者、平凡で幸せな道を辿れる者、書ききれないほどの様々な道を辿る彼らだが、カナ、キリ、そしてリョウを中心に、全員のそれぞれの道がいずれも描けているのは見事。
さらに、「悪いことをするとバチが当たる」的な見方ではなく、「生き方はそれぞれだが、必死で生きて来た自分には自信を持て」という考え方には好感を持つ。
今まさに彼らの年齢を生きている20代中盤を対象に描かれた映画だと思うが、はるか上、60歳手前の自分も、とても心震えました。お見事!
真野さん、これまでも数多くの映画で、2nd出演者的な位置で好演見せていたけれど、代表作できましたね。清水さん、横浜さん、森永さんも、いい演技をありがとう。そしてやや出番は少なめだが、戸塚さん、秋月さん、富田さんの演技がしっかりしていることが、特にこの映画の出来を引っ張っているんだと思う。
よくやった、の一言です。
ちなみに、uplink渋谷は今日も早々に満員だったけれど、吉祥寺は快適に観れてますよ。みんな、井の頭線に乗れ!
怒りに限界はあるが優しさに限界はない。
恋愛が絡んだ、あるあるの青春群像劇だと思っていた。
7人の学生の高校卒業後の数年間をまとめた映画だと思っていた。
各々夢を追いかけ、その夢を諦める映画だと思っていた。
違った。この映画は7人の家族の映画だと感じた。
生きていれば辛いこともある。逃げ出したくなることもある。それでも、前を向いて歩まなければならない。
でも、大切なのはそこじゃない。前を向いて歩まなくていい。じゃあ、そこに何が残る?
そこには、愛が残る。
それを忘れたらもう人として終わりだ。愛があればなんでもできる。
仲間っていいな。友達って、いいな。
たらればを聞きながら、今日も生きる。
僕にとっての、青の帰り道を探しに、今日も生きる。
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