「やたら背丈の高いハンバーガー」Diner ダイナー @花さんの映画レビュー(感想・評価)
やたら背丈の高いハンバーガー
俳優を愛でる映画だった。
演出も俳優も豪華なのに、脚本が糞。
舞台がダイナーである意味がまるで無かった。
普通、御飯所では気が緩んで口が軽くなることが多いから、それを利用していろいろと立ち回るのかと思えば、そんな期待は見事に裏切られた。
本当に殺し屋を引退した男が、殺し屋のためにご飯を作っているだけの場所だった。
2時間にいろいろ詰め込んだから、キャラクターの心境変化や信頼関係がいつ、どのタイミングで深まって行ったのか謎だった。
ちょいちょい「馬鹿なの〜?」とツッコミを入れたくなるくらい、登場人物がみーんな馬鹿すぎて、呆れる。
キャラクターの情報が少なすぎて、誰にも魅力を感じない。
あと、エンドロールまでヒロインが池田エライザだと勘違いしてた。玉城ティナだった。
顔も演技も似てない?!
あんなに可愛いウェイトレスなんかいるか!
肉奴隷にされるわ!
藤原竜也の腰の細さにも驚いた。
女の子よりも細腰。
顔も声も濃いのに、体は華奢ってギャップが良い。
好きな俳優が出ている。
極彩色の空間デザインに興味がある。
とにかく頭を使わずに楽しみたいと言う方にオススメ。
本当にストーリーなんてない。
ただ、俳優さんたちの空気のまとい方が見事なので、暇な時に鑑賞する分には60点くらいかな〜と思います。
年末の予定の無い夜中の鑑賞をオススメします。
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