「ひさびさに、「鑑賞」の対象となる映画」Diner ダイナー お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
ひさびさに、「鑑賞」の対象となる映画
現代芸術の旗手・蜷川実花監督による、超カラフルな映画でした。
ほとんど極彩色の写真集が動画になっているみたいなもので、ストーリーよりも何よりも、その芸術的な画面構成を楽しもうという趣向の作品です。
ストーリーは、まあまあ、だいたいこんなものでしょ……ってなレベルなんですが、とにかくここまで現代芸術でトンガった商業映画ってのは珍しいので、観る価値は充分にあるのじゃなかろうかと思うのです。
映画鑑賞というよりも、もはや芸術鑑賞という側面も否めませんけれど。
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