「全てが記号的」Diner ダイナー 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
全てが記号的
藤原竜也の「お~れは~この店の~王だ!」が観たさにレンタル。
平山夢明先生の原作の方はグロいエグい怖いの三拍子揃った作品らしいけど、この映画はダーク系の「乙女ゲー」みたい。
主人公の大場カナコを始め、登場人物はみんなどこかで見たような記号的なキャラばかりで、物語の方も予想以上の事はひとつも起こらない。
最初に店内の構造が分かる映像もないので、部屋が増えたり減ったりしてるように見える。
多分、蜷川実花監督がアクションシーンに全く興味がない事が分かる雑な描写などなど。
ツッコミどころは山盛り。
藤原竜也の叫び芸が見られたから、まぁいいけどね。
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