「もっと闇組織設定に深みがあれば、、、」Diner ダイナー 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
もっと闇組織設定に深みがあれば、、、
生きる価値を見いだせないでいる少女:オオバカナコが怪しいバイトの失敗にて闇組織に拉致され、身売りされた先の殺し屋専門食堂「ダイナー」にて働く話。
オオバカナコの内面成長物語としては面白味があるものの、その他の設定や内容が鬱であり、テンションが上がらない。また「こんな豪華な俳優陣使って、内容この程度なの?」状態に嫌気が差す。
蜷川監督らしく装飾や美術セットは際立っているのだが、食に対しては際立たせる事が出来なかったらしい。(スフレを作ってくれる親なんているのかい?w)
食を際立たさせてくれていたのなら、オオバカナコの物語にも更に華を添えたと思うのだが、う〜む🤔
最後に想う事は「闇組織設定が面白く無かったな。」である。
額縁の中の元ウエイトレス達が動くなど、面白い演出もあるだけに勿体ない。
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