「世界観に包まれ、想像力をフルに。」Diner ダイナー くまこさんの映画レビュー(感想・評価)
世界観に包まれ、想像力をフルに。
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日常生活にはないであろう空間。もしかしたら、どこかで入り込んでしまうかもしれない世界がスクリーンの中にありました。
色彩、食品、絵画、すべてがハッとし、惹かれてしまう中でストーリーが進んでいきます。
カナコは、あのお店だったからこそ見つけ出せた事がある。ボンベイもカナコに出逢い関わる事で生まれた感情がある。
それは、あのお店に訪れるお客さまも同じだったように感じました。
ラストシーンは、「そうきたか!」と心で呟き、そう願いたいとも。
自分と他人との比較できる動き、時間のズレが両者を際立て、孤立感を感じさせてたように感じました。
殺し屋たちのテンション、目線、所作がそれぞれの背景を匂わせていたようにも思いました。
自分の想像力を働かせつつ観るとさらに楽しめる作品ではないかと思います。
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