劇場公開日 2019年7月5日

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「マンガファンとして」Diner ダイナー カミムラさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5マンガファンとして

2019年7月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

寝られる

実写化が決まって凄く楽しみにしてました。
ですが予告を見て少しがっかりし、特に期待をせずに観賞。

期待せず見て正解!なにこれ?酷すぎ。

特にラストバトルがひどい。原作無視はよくあることだが、真矢みきをラスボスにしたのはひどい。俺は宝塚の舞台を見に来たんじゃねーよっ!て感じ。こんなことなら小栗旬かキッドをラスボスにして欲しかった。
っていうか無理にオリジナルキャラ出してオリジナルストーリーにするからめんどくさくなるんだよ。(漫画しか知らないんで調べてみたら無礼図やマテバやブロは原作小説には出てるんだね。)

それと、ヒロインの大場かな子に凄く違和感を感じる。原作では裏社会に足踏み入れ、痛み、迷い、恐怖を味わい、マジで死ぬ思いをして強くなっていくが今作のかな子は何か薄っぺらい。ボンベロに啖呵をきるシーンがあったが、その強い意思を裏付ける何かってあったっけ?ってかほぼ何もしてないじゃん。
料理が好きで自分のレストランを開きたいっていう後付け設定とか、最後のキスシーンとか本当マジでいらない。

0点つけてもいいくらいだが、スキン役の窪田正孝の演技が凄く良かったんでこの点数。
やっぱり窪田は狂気と血がよく似合う。

カミムラ