「蜷川実花の画」Diner ダイナー Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
蜷川実花の画
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画はね、蜷川実花の写真がそのまま映像になった感じなの。歴代ウェイトレスの写真は「ニナミカ作品まんまじゃん」と思ったもん。
色彩が独特だしね、「花札みたいな色だなあ」といつも思うの。それが映像で観られるのいいね。
冒頭からの設定説明の場面は「ニナミカが動画作品つくったら、こんな感じだろうな」て感じで、美術館で観てもそこそこ面白そう。「その演出はお父さんの時代のものじゃない?」って感じの古臭さもあるんだけど、面白い。
それで、設定説明が終わると本編に入るんだけど、ここから先は、あんまり良くないの。ストーリー進めんのはニナミカうまくないわ。
特に最後に向かってテーマっぽいこと語ってくところはグダグダなのね。「なんで急にそんなこと言い出した?」って不自然さが一杯で、藤原竜也が演技うまくて玉城ティナが綺麗だから騙されそうになるけどひどいよ。
ラストは藤原竜也が自爆のためのスイッチ押すところで終わりで良かったろうと思うの。その先はみえみえで蛇足だね。でも、そこを付けてくるのがニナミカだな。
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