「最後まで見るのが辛かった」Diner ダイナー 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
最後まで見るのが辛かった
全ての映像はカラフルで綺麗だし、
蜷川監督の拘りとセンスを感じました。
料理を食べたり、料理を切ったりするときの音が大きくて不快感を感じはしましたが。
話は絶望的に楽しくなく、
開始30分くらいで帰りたくなりました。
脚本を誰が書いているのか知りませんが、
序盤にセリフで全てを説明してしまうので、
後から起きることは全て「はい…」としか思いません。
砂糖の一粒までオーナーシェフに従うわりに、
客は好き勝手だし、オーナーシェフを怒らせたらヤバイって設定を追加しないと砂糖の一粒までのくだりが全く活きてませんよね。
これは難しいかもしれませんが、
客が全員殺し屋という設定は伏せて仕舞えば、
劇中の展開をサプライズ的に楽しめたんじゃないかな?と思いました。
ここまで酷い作品はTOKYO TRIBE以来。
全くオススメできません。
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しおさんのコメント
2019年7月8日
原作ではちゃんとオーナーを怒らせたらやばいって感じの設定はあるので、映画しか見ていない人にそう思われてしまう映画の設定にえぇ・・・ってなってます。
原作に居ないキャラや、居るのに名前と設定変えられてるキャラなどもいて原作が好きで見に行くと更に後悔します・・・。