「なにを見せたいのか」Diner ダイナー まめこさんの映画レビュー(感想・評価)
なにを見せたいのか
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なにを見せたいのかわからない作品でした。
衣裳なのか、美術なのか、少なくともストーリーではないと思います。想像通りでしたが、話の中身はすごく軽いです。
玉城さんの演じた何者でもない女の子、どうでも良かったです。観てて不憫にも思えないし。メイド服ダサいし。
結局予告の藤原さんの「俺はここの王だ」以上のものは作品中になく、予告だけで良いかな、という映画でした。
俳優陣は贅沢ですね。それがまたもったいない。ファンタジーなのはわかるのだけど、なんかしらもっと訴えてきてよ。
次々と暗殺者出てくるけど、キャラ物に終始しているし。見せ方も雑だし。この人たちってどーゆー人生送ってきたのよ?ぽっと出てきてぽっと消えていく一過性のポスターみたいな人々。
おしゃれでしょ、っていうのが見え透いていてせっかくの横尾忠則さんの絵画がもったいないです。
蜷川監督作品が、太宰治描いたやつが今度やるけど、それも似たようなことだったら悲しいな。
テーマは面白いなと思ったんですが、物足りない作品でした。
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