七つの会議のレビュー・感想・評価
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サラリーマンの正義
東京建電では、香川照之扮する北川部長から売上上昇に向けてハッパがかかっていた。及川光博扮する原島二課長はびびっていた。野村萬斎扮する一課八角民夫は、いつもぐうたらを装っていたので片岡愛之助扮する坂戸課長が激を飛ばしていた。八角は、パワハラで坂戸課長を訴えたため坂戸は飛ばされ原島が一課長になった。
北川部長と同期でかつては優秀だった八角が何故にぐうたらになったのか? しかも経理に喧嘩を売ってでも10万円も経費を平気で使うとは? 不穏な動きで営業と経理が役員会で争って権益を奪い合う。劇場で観て以来2回目だが、会社の不正を暴こうとするといくら正義があっても異動させられたり不都合がある場合が多い。また不正を暴いたからと言って、その責任の取り方は如何にすべきなのか。会社のトップとしてはどう判断するのか。サラリーマンとは難しいものだ。なかなか面白かったよ。
日曜劇場
15分くらい、最初の方を見てないけど、どうにかついていけた。なんか半沢直樹のテーマが流れてきそうだった。メンツもかなりダブってたし。
萬斎様は好き。前髪長いお姿はレアだし。だけど、ダラダラした萬斎様より、飛んだり走ったりした方がいいなー。ハイスペックの萬斎様が長椅子に寝てドーナツ食べてるなんて、もったいのおござる。
現場を舐めすぎる
中堅会社の二代目、社長に起こる事件 箱もの内で行われる為 物語の季節感が無く20年間の年月が感じ取れていない。
脚本は素晴らしい所もあるが現場の小道具など誰が見てもおかしな部分が見受けられる。
八角さんがネジ六に持っていったチタン合金のスタッドボルト 本編のキーワードなのにどう見てもユニクロームで錆を後付けしている
この作品でネジが数多く出てきますがチタン合金製は一切出てきませんでした。
個人的には藤森慎吾の演技が好印象です。
日本の〇〇体質がヤバ過ぎる
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
以前の投稿の削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」として
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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原作は未読ですが、野村萬斎さんの映画は久々なので
楽しみにしておりました。
滅多に映像に出ない人が映像に出てる時は
その、溶け込みめてない異物感が存在感になって来ますね〜
流石に目立ってました。
池井戸潤氏の作品、昨年の「空飛ぶタイヤ」はあらすじ紹介
みたいな感じで終わってましたが
こちらは結構どっしり感のある作りで最後まで締まってました。
萬斎ファン、池井戸ファンだけでなく
大企業で働くってどうなんだろう?と
進路に悩む就活生にも観て欲しい映画になってると思います。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
予告編にも出てくる香川照之さんの「売って売って売りまくれ」
のパワハラでしかない重い空気を見ただけで
これは嫌だな〜〜と思った人も多いでしょうが
そこを流石のミッチーパワーで
なんとか観られる様にしてくれてるのが及川光博さん!
本当にこの映画の救いです。
及川光博さんと浜本優衣さんの掛け合いのシーンが
一服の清涼剤になっています。
そして、私やっぱり、
野村萬斎さんと言う役者さんの存在が好きなんでしょうね。
初めのうちは「美味しんぼ」の山岡かい!!みたいな
いい加減な感じがちょっとキツかったのですが
だんだんとああ、萬斎さんだわ〜〜みたいになって来て
ラストシーンは〜〜〜流石!!
に、しても、つくづく、日本の隠蔽体質、
それこそ戦争中の大本営発表みたいなことは
大企業も全く同じ!少しも改善されてない!
今の現実社会で起きてること
企業はいろんなことを隠蔽してたし
政治家も面倒なことは隠蔽して行く、
官僚もそれに忖度して隠蔽して行く〜
最近、この国が本気でヤバ過ぎて怖くなって来ました。
@もう一度観るなら?
「配信とかでじっくり観たいっす。」
期待したほどやなかった
ま、レビュー観たら賛否両論なのは理解できる。ほぼ、半沢と同じやからね。 いや、半沢の方が面白いかな、2時間に縮小されてない分だけ。
可もなく不可もなくって感じの映画。
観てる間、このメガネの女の人、誰やったかなぁ~、とずーと思い出せず。
後で検索したら...下町ロケットの・・・
やっぱそれかい!
日本の組織の闇に立ち向かえるか
とても面白かったです。
原作未読です。半沢直樹好きなので観ました。
(半沢直樹の)オネエじゃない黒崎や、気の弱い渡真利を見ているようで、不思議な感じがしました。大和田のキャラはほぼそのまま笑。
ほぼ半沢キャストだったので、嬉しいような、違和感があるような変な感じがしましたが、それは初めだけ。すぐに物語の中に惹き込まれました。それぐらい面白かったです。
パワハラや左遷騒動の裏に隠れた組織の闇。登場人物それぞれの立場や思惑。それらの全貌が少しずつ見えてくるので最初から最後まで目が離せません。
一人の社員のノルマ達成の為の不正と思いきや、そうでは無かった。掘れば掘るほど不正の闇が深まり、会社ぐるみ、組織ぐるみの隠蔽が明らかになっていきます。
’会社のために’、’組織のために’、、、日本の侍魂は美しいと言われますが、それも行き過ぎると人の心を蝕んでいく。心を病む者もいれば、見苦しい保身に走る者もいる。上に立つ者は汚い奴ばかり、と一言で片付ける事も出来ず、そこには組織という和にがんじがらめにされた会社員の悲哀も感じられ、切なくなってきます。
社内での醜い足の引っ張り合いも滑稽でしたが、身近な所でも似たような事が起こっていそうで笑えません。
そんな中、自分が正しいと思う事に向かって突き進む主人公八角、とても魅力的でした。謎が多く、最初は作品の中で浮いているように見えたのですが、徐々に彼の過去が明らかになってくるにつれて惹き込まれていきます。
組織の闇に対しブレる事なく立ち向かっていく八角、格好良かったです。組織のお荷物にしか見えなかった彼が、実は心に傷を抱えており、二度と同じ間違えは起こさないと信念に従って真っ直ぐ進んでいく姿に感動しました。
八角のように捨て身の覚悟で不正に立ち向かっていける人間は現実にはあまりいないでしょう。
悪い事は悪いと言えれば、きっと不正は無くなるのかもしれません。しかし、八角がラストで断言していたように不正は無くなりません。人と人との繋がりを変に重んじる日本人の特性なのでしょうか?組織やチームの和を大事にし、そこから出されれば負けだと思ってしまう。そう思ってしまうのはなぜなのでしょう。
悪い事は悪いとはっき言える人間になりたい。それができればどんなに気持ちいいだろう。でも世の中渡っていくためにはそうも言ってられないのが現実です。
正しい事をした人が報われ、悪い事をした人が罰せられる。当たり前の事なのに、現実はそうで無い事もあります。当たり前の事が当たり前に起こる世の中に少しでも近づけていけたら、、、色々と考えさせられます。
時代劇
池井戸作品はどれも同じような配役。同じような起承転結。きっと水戸黄門のような勧善懲悪の時代劇好きな人をターゲットにしているんだろう。太鳳太鳳が出てるので最後まで見たが。。それにしても池井戸潤の反日っぷりはすごい
堺雅人のいない半沢
池井戸潤原作で、キャストも演出もほぼ半沢なので(またあのパターンね..)と予想していましたが、予想的中。またあのパターンでした。
ただ、主人公である野村萬斎が強烈なスパイスとして存在しているので池井戸作品を見飽きた人にも一見の価値ははあります。
グウタラでダメ社員なはずですが、全てを見透かしているような野村萬斎演じる八角が見ていて凄く面白いです。
物語序盤、登場人物の会話中に突然背後から現れたり、近づいてきた人間を地方に飛ばしたり、どこかホラー的な存在として物語に登場します。もちろんそれだけで終わらないのが池井戸作品ですが。
安定の役者陣はもちろん上手いので見る価値はあります。ハズレ映画を引きたくない方にお勧め。
劣化半沢?
どうにもね、2時間で詰め込みすぎた為にキャラへの感情移入がいまいちでしたね。
半沢ドラマメンツの作られてしまっている俳優陣頼みという感じがしました、でも半沢ほどの個性もでてないしじっくりキャラ作りがされていないのでなんだか半沢直樹のドラマをめちゃくちゃ薄味に作られたようなイメージでしたね。
野村萬斎に関してはさすが個性が強くてよかったです。
ドラマでもあったようで、見てませんがおそらくそちらのが面白いんだろうなあと。
まあ、この映画で伝えたかったのはラストに集約されてるんでしょうね、必ずしもサムライ魂が正論ではないって事。
名演技
アマプラにて。
原作を知らず、半沢直樹と同じ方だと知らずに鑑賞。
なんか出演者同じだな〜と思ったら池井戸潤なのね。
作品はとても面白った。
まず野村萬斎様の演技。もう一人映画でもいいだろってレベルで素敵すぎる。所作、表情、間、どれをとっても最高すぎる。ちょっとわざとらしい感はあるけど。
周りの演者も最高。カマキリ先生、ラブリン、ミッチー。みんな大好き。
世界観にぐいぐい引き込まれて、最後の結末まで飽きずに見られた。
半沢直樹の下位互換という印象
野村萬斎さんに罪はないが、キャストや題材からどうしてと半沢直樹と比べてしまう。
特にキャストはなぜもっとガラッと変えなかったのかと思う。及川さんの半沢直樹スピンオフ作品だと言っても通るんじゃないかと感じた。
ラストの大和田ぶ…いや、香川さんの力のこもったお芝居はグッときた。
割と面白かった。
2時間は少し長くは感じるもラスト付近も少し感嘆し楽しめました。
が、ドラマ半沢直樹のキャストばかりなのは原作が同じ池井戸潤だからなのか同じ人ばかり起用。何故なのか少し気になる。メガネのドーナッツの女性がかわいい。
少し気になるのが主演の野村萬斎やミッチーなどの全体的なキャストの演技がわざとらしい(監督の指示なのかもしれないが)
話はおもしろかったけど、
冒頭の緊張の会議のあとの、主人公、「八角」の寝起きやオフィスでの芝居からなんかわざとらしくてヘタなかんじに見えた。
それ以降、他の俳優がいいだけに、その主人公の表現や芝居に初めから拍子抜けした。
主人公ものらりくらりした、風変わりなキャラなんだろうけど、なんかなー、「ヘタな」、棒読みのような、話し方、笑い方が安っぽい芝居の印象だった。
ブサイクなアニメの主人公の実写版みたいなキャラの雰囲気や演じ方に、見てて抵抗というか違和感もあった。
周りの俳優がいいだけに(笑)
ま、その主人公もあえて意図してそういう演じ方だったんだろう。
歌舞伎か狂言かわかんないけど、顔もノペーってしてるかんじで、まだオリラジの人の方がカッコよく自然でうまく見えた。
ストーリーは興味深くおもしろくはあったけど、俺にはその主人公のクセのある顔や芝居が気になってしょーがなかった(笑)
ハラスメントと闇
面白かった!池井戸ドラマファンは必見✨✨
キャストが半沢や下町ロケット🚀など、
池井戸ドラマ出演者ばかり。
ハラスメントから始まった、不自然な人事異動には、裏に隠された秘密があった。
やっぱり、日本の企業なんて、誠実ではないところばかりなのかね。。
パワハラが生んだ悲劇は、沢山あると思う。
役員の思うまま、ハラスメントを処理するのではなく、ちゃんと見直さなきゃならない。
誰かが勇気を持って告白しないと、変わらないのかもしれない。
企業の闇を見た気がした。
空飛ぶタイヤと重なる。
半沢直樹の後で
あの雰囲気をもう一度味わうために見た。
野村萬斎は、のぼうの城の怪演が印象に残ってるけと、
半沢出演者の濃い演技まったく引けを取らない存在感。
一見ぐーたらだけど本当は凄い役柄を、できるなら
美味しんぼの山岡士郎もやったらどうだっただろう?
と思ったりもした。
社内政治というか出世て大変ね
ここまで縦割りというか、政治のような会社にいたことがないんやけど、おもしろかった。
半沢直樹みたいなもはやコント?感も薄くて、違和感は少なかったかなぁと。なーんでみんな悪いことしちゃうかなー同調圧力てあるよねーとかふわふわ思いました。
分かりやすく面白かった。
ドラマ版「半沢直樹」が好きで、
池井戸潤原作のドラマ、映画は全部観てると思うのだけど、
半沢2はやりすぎ演技に目が行って、
結局何の話だっけ?と思ってた自分には
こちらの作品の方が乗れた。
主人公の謎なキャラクター。
どうもヒーローぽくはない。
香川照之も完全な悪者ではなさそうだ。
と前半のふりが効いててどんどん世界に入って行けた。
会社のトップが俯瞰で見て会社の隠蔽を正して行くではなく
会社のどちらかと言うと立場の弱い人や、
追い詰められた人たちが会社が隠してる謎を解いて行き、
八角に辿り着き、
さらにデカい問題に発展して行くという構図が面白かった。
野村萬斎さんの台詞回しが少し苦手意識があって、
なんかリアリティ無さ過ぎないか?と思ってたけど、
八角のキャラは怪しさがマッチしててとても良かったと思う。
池井戸潤作品オールキャストって感じの豪華さも
見てて楽しかった。ラストにあの人まで!
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