七つの会議のレビュー・感想・評価
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「働き方改革」って多分こっちだわ
顔芸大会はいつものこと(ソコ笑いどころ
野村萬斎の狂気感じる演技を、ふざけんてんのかwと始めは思ったものの、終盤にはめちゃくちゃ癖になる奇怪な演技というか、鬼気迫る感も含めて鬼演過ぎて最終的には「か、カッケー...(明日から真似しよ...」とすら思うレベルで、素直にすげーわ、この人と思いました。
プロットの甘さや取材が足りない・リアリティーが〜という点は、映画という時点でエンタメ・フィクションなので余り個人的には重点を置いておらず、半沢同様に「典型的な日系大企業の体質を描くこと」が必要条件だったように思い、気にするだけ損かなと。
※どうしても気になる・そういう粗探しが楽しい!が映画の楽しみ方であるなら、基本的にスタンスや求めてるモノが異なるのであんま参考にならないかも。。
「終盤深夜の旧知同期2人の語り」と「エンドロール」がズシンと来てて、やたらと「働き方改革」を錦の御旗として、やれ拘束時間短縮だ、オフィスの電気落とすだ、BIツール・RPA導入だなど、形式やフィジカル面に寄った何かがズレたアプローチをよく見かけますが、自分の働き方や所属してきた組織を振り返ると日本のサラリーマンの働き方改革ってこういう、
「正しいことを正しくやる」
という個人と組織のマインドセット変革の方が遥かに重要度・優先度は高いのかも、と思わせてくれる作品ではありましたし、職業モノのエンタメ作品としては個人的に満足です。
夢中になって観れました。
社会派エンターテイメント
営業マンは見るべし
ちょっと豪華過ぎたかな...
日本企業に共通する闇をえぐるブラックコメディ
大袈裟でツッコミどころ満載だが、妙なリアリティラインをキープした、まとまりのある作品に仕上がっている。日本企業のどこでもみられるような事象を、こってりとデフォルメし、ブラックコメディとして他にはない魅力を放つ作品であると感じた。
キャラクターそれぞれがキメ顔と決め台詞でやり合うあたりはアウトレイジシリーズっぽいし、現実にもあるコミュニティの権力闘争を大袈裟に描くという意味では、学園生徒会モノを外連味たっぷりに仕上げた帝一の國などに近い印象。顔面による表現の巧みな歌舞伎、狂言、落語家などの役者で固めていることも、狙いがしっかり噛み合ったキャスティングのように思う。これでもかと暑苦しいシーンの連続なのだが、原作自体がどこにでもある会社を敢えて劇的に切り取ることが魅力でもある為、この監督の映画は毎度くどさが目立つのだが本作はそれが持ち味になっている。野村萬斎は必見。あんなキテレツな演技で違和感を感じさせない圧倒的な表現力は流石の一言。日本の伝統芸能の底力。
作品が持つテーマ自体も現代の日本社会が持つ課題の本質をつく説得力がある為、ラストも説教くさい演出だが嫌味がしない。電通や日大、幾多のスポーツ連盟、芸能プロダクションなど、昨今、明るみになっている問題の共通の闇を突いている。日本の武士道、旧日本軍、部活動などの、日本独自の集団教育が、脈々と受け継いできた美学が、日本組織の正義の下敷きになっている。
日本が変革を求められるこの時代に、見つめ直さなければならない重要な課題について、真をくったテーマでありながら誰もが安心して観れる大衆娯楽に昇華したことは非常に意義が大きいのではないか。
フィクション
隠蔽社会
萬斎さん大好きですが😅
野村萬斎 存在感、良い意味泣ける映画
TBS日曜劇場「七つの会議」(映画版)
期待通り
距離が近い
コンプライアンスがなんのそのーwww
違う映画ですが「アウトレイジ」好きなんですよ。
あの裏社会の人間関係とか。駆け引きとか。顔面脅迫とか。
怖いもの見たさというか、見応えもあって鑑賞後のすっきり感が結構好きなんです。
で、この映画も展開は似てる。血が出るような惨殺シーンが無いだけで組織内で繰り広げられる人間のエゴ企み執念など自分の生き残りと成果のために良からぬ事に必死になるところとか。
登場人物が追い詰められて最後に自供してしまうそれぞれの場面は、
ベテラン俳優達の演技力に経歴の差がはっきりとわかり観ていて滑稽で面白かったです。
展開が早く分かりやすく中弛みも無く大きな声でこれでもかと怒鳴りつける場面が多いのもあって、
眠ること無く最後まで気持ち良く進んで見応えがありました。
残業終わりの心身ともに疲れた状態で気軽に観るには最高のストレス発散となります。
で、この監督に香川照之主演で「アウトレイジ」撮ってほしい・・・
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