七つの会議のレビュー・感想・評価
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面白かったです。現役の会社員には面白い。
野村萬斎の演技を見る映画ですかね。今まで名優を放置していた感があります。萬斎の巧みな発声法、美しい所作、自在に首から上の筋肉を動かす技、特に髪の毛を逆立てる技術は、伝統芸能恐るべしと感じました。TVへの出演時にもっと優しい表情をしていれば、映画での迫力が増します。
俳優には発声技術と所作の形式美への研鑽は必要ですね。
映画のラストでの独白は、「無くなりません」の後に、「人間は弱いものです」の一言があれば映画に普遍性を持たせることができたのに残念。日本人受けを狙い過ぎてつまらない。更に、武士と藩、会社員と会社には、はぁ~?ですよ。
なお、映画のコピーは単に「正義を語れ」ではなく、将来のためにとか、皆のために、正義を語れ、の方が受けます。
確かに平成最後に相応しい社会派サスペンス
ねじの会社をめぐるとんでもない会社の秘密が明かされていく池井戸ワールド全開の映画。
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そして映画の最後に野村萬斎のわざとらしい一人語りがあるんだけどそれがこの映画の全てかな(笑).
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日本の隠蔽体質、事なかれ主義はきっとこの先もなくならないけど、次の時代は少しでも今より良い日本社会を作れたらいいなって思った。
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就活をしてる時に結構車の部品メーカーとか説明聞いたりしてて、その中にねじの会社もあったなぁと思い出した。
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ねじだけに限らず、一つ一つの部品がちゃんとした品質じゃないと安全な車は出来上がらないんだなと身にしみて思ったよ。まぁ結局メーカーには就職しないけど(笑).
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あとは、わざと滑稽にうつるように作ってるんだと思うけど、海外の人が見たらこの映画茶番なんだろうな(笑)そして野村萬斎の何をしても溢れ出る能感。
企業の体質
ストーリーは丁寧に1人1人描かれていました!
北大路欣也も隠蔽をしようとした時は、ショックでした(゚o゚;;
あとは、池井戸作品お馴染のメンバーばかし出演してる感じが、人によってはうんざりするかもしれませんが観て後悔はありません!^^
04 面白かった
池井戸作品は、テレビも含めて映像化したものだいたい観てきました。
今回の作品は、なかなか面白かったです。
役者が、すごく良い演技をされていて、野村萬斎さんら最高でした。
まさか、ドーナツ🍩がキーポイントになるとは、
朝倉あきさん可愛かった❤️です。
一社員が、あそこまで会社に向かっていけるかは、疑問でしたが、会社員としては、考えさせられる事が多い作品でした。
ドーナッツ食べたくなってくる!!
会社企業の不という体制の中で、不真面目でも会社の為に動くサラリーマンのストーリー。
野村萬斎は初めてだったが役柄、声ともにいい味を出していた。他の配役もハマっていたと思う。
最後のセリフでもあったが、日本の法律よりも企業の法律が上という社会。実際このような現状がある企業も少なく無いと思う。問題を起こしてからじゃ遅いのだ!
以外にドーナッツがキーワード?!
前評判と宣伝の巧さ程の内容ではない
原作を読んでませんが、期待が大きすぎて私的には可もなく不可もなくでした。まず、主演の野村萬斎さんのよくある昼行灯的なキャラ。最近俳優、テレビに積極的に売込みしているゴリゴリさと、彼の俳優キャラクターで良くあるダメそうに見えて実は出来る男キャラを演じさせる事で話が読めてしまいました。また、誰がもレビューされてましたが、映画の時間に尺を収めるには、色んな所で突っ込みどころ満載で、かつ詰め込みすぎ。途中で白けてしまいました。他の俳優陣もみんないい味出しているのですが、いつもの面々が悪い意味で出て、新鮮味がほぼありませんでした。ここまでプロレスのような規定路線を望むお客だけではないはずですが。。期待が大きかっただけにエンタメででしょ?と簡単には割り切れませんでした。これなら本作観ずに原作読書に時間を使えば良かったです。
原作読んだ時も思いましたが、大企業が月90万、年間1000万のコス...
原作読んだ時も思いましたが、大企業が月90万、年間1000万のコスト削減の為にネジの強度偽装しますかね。
営業部門の仕事の範疇も超えてるし、企業・経済ものには必須要素のリアリティが無さすぎて映画に入り込めませんでした。
顔芸もクドイし、そもそも野村萬斎がサラリーマン役とか無理があるよね。
せめて半沢直樹みたいにスカッとする話なら良かったと思います。
是非とも!やばーい
え?是非ともやばくない?
居酒屋の、喜んでー!!的な感覚だけど、重圧ぱねえ。
や、観てていろいろあるんです。
ミッチー、メンタルやべーとか野村萬斎のイケメン度合いやべーとか、橋爪さんの小物感やべーとか、香川さん意外と今回は正義の人じゃんとか、藤森相変わらずちゃれーなとか、お前結局それかーいの北大路欣也とか、古泉くんとか土屋太鳳ちゃんとか脇役かーいとか、愛之助さん不憫とか。
えーでも、すっごい面白かった!!
副社長の名前わかんなかったけど、副社長いい男!
私的、イケメンで賞は副社長!!!
リアルさらりーまんとしては、部下を守れるかと共に会社がモラルを守れるかってすごい重要なんだなと改めておもいまして。
全てを見てて思うのが、御前会議での
是非ともー!!
や、日本の残念な仕組みの象徴ですかね?
野村萬斎さん、イケメンでいけサラリーマンだったけど、最終的にそれができたら、世のサラリーマン
心の病にならないんだろうな。。
マジで!面白かったです!
もう一度観に行こう。
おもしろーーーい!
見よ、野村萬斎の怪演!
決して名演ではないけれど、これぞ凄い怪演、誰にでもできる演技じゃないっ!主人公の配役はズバリ当たった感じがします。
ボサボサの長髪で会議中は居眠りの常連である営業係長、仕事の不始末で離婚して以来生活感ゼロ。全く冴えない男が会社の組織的な犯罪を知り真相究明に走り出すー。
セリフ回し、顔の表情、身のこなし方、存在感、どれを取っても宇宙人的な造形を施した怪人、野村萬斎がともかく良かったです。
上司のパワハラから始まって、コンプライアンス無視の偽装、隠蔽、改竄、リコール隠し、ヤミ回収、社内不倫、窃盗等々、あらゆる悪徳不正がオンパレードで出てきて途中から息切れ、ハアハアしちゃいました。
それでも最後までテンション高いまま押しきる演出のオチの付け方に新味は乏しかった、残念ながら。でもでも、野村萬斎による新しいヒーローの奮迅ぶりに救われた!
さすがの香川。でも萬斎は・・・
「ぐうたら社員が実は凄腕で、社内の悪をあぶり出し最後には正義のヒーローになる」というよくある物語ですが、キャラクター付けがしっかりしているので楽しく見られました。
及川みっちーと、寿退社と偽って退職予定の女性社員のバディ関係も、変な恋愛模様など全くなくコミカルでさらっとしていてよかったと思います。
そして、さすが安定の香川照之。一歩間違うと違和感ありありで芝居がかってしまう危険性のある”顔芸”も、全く違和感なく物語に溶け込んでいました。
芝居がかっていると言えば、これは私個人の感想ですが、野村萬斎はひとり芝居がかっていて、なんか興ざめでした。離婚した元奥さんとのやり取りも中途半端で(これは萬斎のせいではありません)、吉田羊演じる男前な元奥さんのきっぷのよさが半減でした。
こんなステレオタイプの隠ぺい体質が本当にあるのかはわかりませんが、実際多くの偽装が発覚していますし、自分の保身のために、おかしいと思いながらも上司に従うということは多かれ少なかれあるでしょうから、そういう体験のあるサラリーマンの方なら、ものすごく共感する部分があるのではないでしょうか。
最後に野村萬斎が「サムライ気質が隠ぺい体質を生む。欧米の人々がこれを見たらどう思うか・・」みたいな一人語りをしていましたけど、なんとなく日本人を若干貶める意図があるように感じてしまいました。考えすぎかもしれませんが。
全体的には面白くておすすめです。
見終わったらドーナツが食べたくなります^^
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