「現実味が薄い」七つの会議 やんのしさんの映画レビュー(感想・評価)
現実味が薄い
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高評価の様ですが、私にはリアリティが無く退屈な映画という感想です。
あくまで個人の感想なので、気を悪くした方は申し訳ございません。
野村萬斎さんは「のぼうの城」での演技に魅入られましたし、池井戸潤さんの小説も好きです。
ただ、この映画に関しては扱っている題材自体には現実味があるのにも関わらず、隠蔽に対してのリアリティが薄い。
隠蔽をするまでの過程や理由、隠蔽に辿り着くまでの過程や各役者の反応、隠蔽発覚してからの対応等々、全てにリアリティが薄いです。
こんな薄さの隠蔽なんて直ぐ発覚するのでは?と途中から冷めてしまいました。
少なからずもっと製造や検品側の部署を巻き込んでの内容にすればまだ良かったのですが…
野村萬斎さんの演技や細かいコミカルな演出は上記の理由により、更に浮いてしまってる様に思えました。
小さな事から大きな事件が発覚していくという流れは映画としては良い流れかと思いますが、もう少し内容練って欲しかったです。
本作の原作は未読ですが池井戸潤さんの小説ですし、もっとちゃんとしていたかと思います。
短くまとめるのに苦労したのだと思いますが、余計な場面も多かったのでそれを省けばもっと内容詰め込めたのではないかと感じました。
期待していた分、がっかりでしたので星2にさせて頂きます。
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