「【ようこそ、60年代のロンドンへ!ムッチャ若いマイケル・ケインがタイムトリップにご招待!】」マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ようこそ、60年代のロンドンへ!ムッチャ若いマイケル・ケインがタイムトリップにご招待!】
ー 今作を観ると、意外と60年代のカルチャーを知っている事に驚く。ビートルズやローリング・ストーンズは別格としても、ロジャー・ダルトリー、マリアンヌ・フェイスフル、
マリー・クヮント、ミニスカートのツイッギー、ヌレエフ、ヴィダル・サスーンは、知ってたもんな。
けれども、ロジャー・ダルトリーは除くと、他は全て映画で知ったんだよな。
という事は、映画は娯楽であるのだけれども、文化の継承者ってことになるのかな。私が、自分が知らない事をテーマにしたドキュメンタリー映画が好きな事が、要因なんだけどね。
この映画のフライヤーも、当然手元にあって、この作品が2018年公開だから多分、京都シネマで貰ったんだと思う。
京都って、伝統都市だけれども、学生の町でもあって、昔、今作でもチラッと出たデヴィッド・ボウイが住んでいた町でもあるんだよね。白川通りには、デヴィッド・ボウイが来た喫茶店があって、座ったという椅子もあるんだよね。
何が言いたいかというと、今作でも50年代までの保守的な人たちは60年代の若者文化を嘆いていたけれども、新しい文化は最初は否定されても、それが本物であれば後世に多大なる影響を与えるんじゃないかな、という事なんだな。
あ、あとは、ムッチャ若いマイケル・ケインと2018年マイケル・ケインの進行も、面白い構成だと思ったな。じゃーね。-
コメントする