オーバーボードのレビュー・感想・評価

エウヘニオデルベス扮するレオナルドデラモンテネグロは父親が病気のため会社を譲られる事になった。

主人公のレオナルドは大金持ちという設定だが、結構年配だね。それに冒頭からハチャメチャだ。ましてや船から海に落ちて記憶喪失になるなんてね。会社の相続のため家の者にも見放され病院に置き去りだ。さらにはアンナファリス扮する3人の母親ケイトが仕事の仕返しを含めて妻を装うなんてね。 良く口からでまかせでペラペラしゃべれるな。どうして嘘まみれで旦那を引き取ろうとしたんだろう。コメディにしても度が過ぎるよ。でも最後までハチャメチャで落としどころは無難に収まったけどね。

コーダのＶ先生と「オットーという男」に出ていたラテン系女優さんが気になって観てしまいました。

ツッコミどころは満載だし、詰めは若干甘いような気はするけど、個人的には好みのお気軽な泣き笑い系。

かなり不細工な主演男優でこれは大丈夫かなとはじめ。
この人がだんだんよく見えて、しまいには泣かせてくれる。
ハートフルなコメディです。気軽に観てみてくださいな。

『潮風のいたずら』1987米、の逆バージョンリメイク。
記憶喪失になった大富豪の息子に恨みを持つ清掃員が、自分が妻だと名乗り3人の子どもの父親だと信じ込ませる。
大笑いあり、号泣あり、心がキュンな作品。