フォルトゥナの瞳のレビュー・感想・評価
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自分の命を削ってまで助けたい人…多分、一人や二人はいると思う。だけ...
自分の命を削ってまで助けたい人…多分、一人や二人はいると思う。だけど実際に自分を犠牲にしてまでできるものなのか…
ずっと暗い物哀しい雰囲気を感じる映画でしたが、二人ともあってました。特に有村架純はその雰囲気にぴったりでした。
うーん、、
ちょっと感情移入出来なかったです。
なんの為の能力なのか、
何故この設定なのか、映画からは伝わらなかったです。
原作読めば違うのでしょうか。
運命は変えられる、でもペナルティみたいなものがあり、、
しかし2人は必然的に出会う。
うーん、、、
個人的にはあんまりでした。
引き込まれる設定
・主人公二人の表情や目つき等の変化を振り返ってみると、二人共素晴らしい演技力だと感じた。
・選択で、運命を変えることが出来る…。
葵なりに愛する人の運命を変えようとしていたけど、それが出来ず、自分の能力を言うことも出来ず、かわいそうでもどかしい気持ちになった。
どちらかしか生き残れない運命が切ない
死ぬ運命の人が透けて見える
そんな望んだわけでもない力で他人の運命を見てしまう。
とても苦しいだろうなと思います。
死ぬと分かってても、何が原因になるのか分からないし、例え助けられたとしても自分が死に近づいてしまう。
助けたくても助けてはいけない。
でも、助けなかった自分を責めたくなってしまう。
愛する人と出会って彼女のために他人の運命には関わらないと決めても、その運命に彼女の命も関わっているなら?
自分が死んでしまっても彼女の、そして沢山の人の命を救おうと決意した彼の選択は沢山の葛藤から選んだ最善だったんだろうと思います。
彼女だけは絶対に助けたいから旅行に誘って安全を確保して、彼女を助けただけでも死んでしまうかもしれない自分の命で電車の乗客も助けようと最善を尽くす。
そう決めたんだろうなぁ。
彼女も、自分を助けるために自らの命をかけようとする彼の死の運命を知って、他の大勢と自分の命を犠牲にしても彼の命を助けたかった。
だから運命通りの行動をとろうとしたってことなんだなと。
お互いがお互いを自分の命より大切に思っていたからとった最後の行動にはとても感動しました。
そして、有村架純ちゃんの演技がいちいち可愛いw
ネタバレあり いくつかの疑問が
先ず、身近に死亡予定者が多すぎる気がする。
厚生労働省の統計によれば、平成30年の死亡者数は136万9千人。
同年の人口は1億2644万3千人だから、1.08%
大雑把に言えば、「町内100人当たり一人が死亡する」比率なので
あんなに目にするのは異常。
中東の紛争地域なら解らないでもないが。
神木君の正義感というか、
自己犠牲を伴うものの他者を助けるというスタンスは良いとしても
結婚を考える彼氏の死が近いのに放置する有村。
チョット寂しい選択に思えてならない。
ベッドシーンの時に神木が透けて見えたのなら、
あの電車に乗る有村も神木には透けて見えなければオカシイ。
発煙筒は左右に大きく振らなければ。
クレーンの倒壊を確認するまで、
人が線路上にいても、乗客の転倒防止のために急ブレーキは掛けないかと。
婚約者でもない有村が遺品を整理するのはNG
「有村は一般人」の設定の方がスッキリする。
一応、最後まで観通せたが、編集したいところがありました。
愛の力を感じた
人が死に過ぎてて少し現実味が足りない感じもしたけど、何気ない日常を幸せと感じる2人の光景が非常に良かった。
神木くんのことが羨ましいと思うくらい、有村架純ちゃんが神木くんにぐいぐい来てて、こんな上手くいくことないでしょ笑、と思ってたけど、有村架純ちゃんも同じように能力を持ってたことで少し合点した。
ぜひあんな奇跡を感じてみたい笑
百田さん~こんな話も書くんだ
百田さんあまり好きじゃないので。小説以外のところでやたらしゃしゃり出てきていらんことばかり喋ってるから。
てわけで原作未読で見た。
いやいやなかなかこんなデリケートな話も書くんだ百田さん(笑)
(百田さんはほとんど読んでないんだが笑)
ラストまで見て、一瞬「これやりようによっては何とかなったんじゃ?」と思ったんだけど、よーく考えると詰んでいる。
2人とも生き残る方法は思いつかない。何をやってもどちらかの運命を変えることになってしまってどちらかが死ぬことに。
となると、結局は「相手に生きていて欲しい」と思う気持ちが強い方が勝った(というのもおかしいけど)ということなのか…。
神木隆之介も有村架純も良かった。
ただ、あの医師だけはいるか?と思った。
思ったけど、映画の短い尺で観客に設定を理解させるには仕方ないか。チートっぽくて「説明のために出しました」感がありありであまり好かないけど。
そしてやっぱり泣いたことも付け加えておく(笑)
原作、読んでみようかな。
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というわけで原作、読んでみた。
映画では省略されていた細かな設定がいくつかあることが分かった。例えば原作では「透け方」でおおよその死期が分かることなど。
しかしクライマックスのシークエンスは圧倒的に映画の方が良かった。
原作だと葵は徹底的に傍観者だもの。原作の葵が気に入らないわけではないが、映画の葵の方が圧倒的に良かった。
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映画(DVD)再見。
やはり原作より映画の方が圧倒的に良いな。
ただ、いくつか気になる点が。
まず飛行機事故のくだりは要らない。
そこは出会ってからの2人の話には関係ないし、何より「そこで既に一度葵の運命を変えているのなら、その時のペナルティはなかったの?」という疑問が。
「生死の境を彷徨った者が能力を得る」という設定を厳密にしたかったのだろうけど、蛇足感がハンパない。
次に、クライマックスの警察との追いかけっこも不要。それがなくても十分緊迫感はあるシークエンスなのに、警察の間抜けさを感じてしまって逆効果。
最後に最大の不満だが、「伏線」はもっと伏線らしく見せた方が。
でないとラストの葵の独白に唐突感が生じてしまう。
また、「透けるシーン」の見せ方は、あくまで「能力者の視点」のシーンに限らないとフェアでない。ミステリー的な見方だけど。
慎一郎や葵が「透けた人」を見てるシーンなのに、その慎一郎や葵が画面に入っているシーンがいくつかあった。
それでも原作よりうんと良かったことには変わりないけど。
フォルトゥナの瞳
こんな能力があったなら人を助けたいと思うけど、代償を考えると身近な大切な人にしか使えないかな。
感動する所がありつつも、もどかしいところもあったりして、うーん。。。
純粋に感動には浸れなかったけど物語としては嫌いじゃないかな。
やっぱり三木監督好きです。
三木孝浩監督作品は毎回光の使い方を大切にしていて
景色も光も感情を表しているようで素敵です。
観ている途中であれ?もしかして?
桐生葵も?と思いラストで全て回収されたとき
分かっていたのに涙が溢れました。
今回選曲も良かったです。
優しいワンオクが2人の笑顔とマッチしていました。
個人的に葵の「私はあなたと同じ瞳をもっていた」
その言葉からエンディングまでの流れが分かっていたのに、有村架純さんの優しい声で自然と涙が溢れました。
朝目が覚めて、もっと寝ようと決断して一日中寝てしまえば選択は一回こっきり・・・
20年前の事故の生存者くらい知ってるはず。そこまでトラウマとなり、記憶をなくしたという説明でもあれば納得できるのに、助けられなかった少女が桐生葵だと気づかないのにも無理がある。しかも、「助けられたんだよ」などと言われても、慎太郎が誤った記憶をずっと持ち続けているのも謎だ。生存者のニュースがなかったのか?
自分がまもなく死ぬかどうかはわからず、他のフォルトゥナの瞳を持った人に見てもらわなきゃわからないという設定はgood。また、他人の運命を変えて生きることになったら、自分の心臓が弱り、いつかは心臓発作で死んでしまうという設定もありがちだけど良かった。問題は慎太郎が死んだ後に、葵も同じ能力を持っていたと告白するシークエンスが邪魔でしょうがない。なんとなく『いま、会いにゆきます』の驚きの展開を思い出すのですが、いま会いを超える衝撃度がないのが残念です。
慎太郎は自分の命を削ってまでして、なぜ人の命を救おうとするのか?結局は葵のためだけに行動したのだろうけど、自己犠牲精神たっぷりすぎてついていけない。葵も同じ能力のために慎太郎がメールの通りに家に迎えにくると、彼女を助けようと運命を変える努力をしているのだと理解して、今度は私の番だとばかり慎太郎を助けようとした(多分)。一緒に幸せにはなれない運命だというのが悲恋なわけだが、何も予定通りの7時半の電車に乗ったからといって慎太郎が助かる保証はない。そもそも慎太郎は電車が事故を起こすことを推理してはいるけど、葵にとっては慎太郎がどこで死ぬのかわかるはずがないのだ。ただ沖縄行きを止めさえすれば・・・
そこまで考えると、命を軽んじた論理ゲームといったイメージだけが残り、泣ける話でもなくなってくるのです。北村有起哉演ずる医者はその点では真っ当な考えであり、自分の命を削らずに患者の命を救うことができるのですから。終盤の電車を止めようとする大掛かりなクライマックスに騙されがちですが、もう少し愛し合う者同士がお互いに助け合おうとする、ひねりのある複雑な展開でも良かった気がします。
人間は1日に9000回の選択をする(35000回という説も)という伏線はなかなか良かったし、葵と慎太郎がとった行動がそれぞれ個性的な選択肢だったと思えば憤慨するストーリーでもない。二人とも助かる方法は他にもあるのに、いつもの電車に乗ってしまったのが思慮深くなかっただけですよね。
生と死の選択
ストーリーの大きな流れは原作をベースにしているが、映画オリジナルの設定によりメリハリを付けた印象となっている。お互いに相手が死ぬと分かっていてお互いを守ろうとし、共に究極の選択を決断した2人。死んでしまった慎一郎、生き残ってしまった葵。ラストの指輪と手紙のシーンは涙を誘う。
個人的には映画の設定の方が好み。
んー、、、葵が自分の運命を受け入れ沖縄行きをやめただけなら、わかる...
んー、、、葵が自分の運命を受け入れ沖縄行きをやめただけなら、わかるんだけど、、、葵自身もフォルトゥナの瞳を持ってたってのはなんだかなぁ、、、
葵にも同じ電車に乗ってた人全員、透けて見えてたはず。運命を受け入れたのなら、周りのみんなを助けて自分だけが死ぬことは考えなかったのだろうか。。
それとも、自分の死にも関わることだから、見えなかったのか?うーん、、。
あと、非常停止ボタン押せば電車止まってくれますよ。
飛行機事故のあの少女が自分で、助けてもらったってこと、なんで言わないんだ?それで苦しんでたのに。
せつないね・・・
人の死が分かると言うお話はこの世に多くありますが
これもそういうお話です
さらに恋人の死がわかってしまうとは!!
今回の話はラストが切なかったです
途中あるシーンでこれはもしやと
わかってしまったのはちと残念でしたが
有村ちゃんがかわいいこと
あんな笑顔でみつめられたら
男は誰だって恋の虜になるでしょう
しかし有村ちゃんの役どころ 何度恐ろしい目に合うんだか・・・
神木君は何でこんなにもつらい運命を背負わせるのかと
髪の毛をぐちゃぐちゃかきむしりたくなるような気持ちだが
でも彼女と出会えたことで救われたと願いたい
ハンカチ用意してたのに泣けなかった
清潔感のある、透明感あふれる、ラブストーリーでした。
でも、自分はちっとも泣けなかった・・・みんな泣いた泣いたっていっているのに。
一人前に自分も泣きたかった。(T_T)
はるか前の映画ですが、『ゴースト ニューヨークの幻』も、それほど泣けなかったので、純愛ものはひょっとしたら、自分の苦手な分野かも…?
しかし、主演の神木隆之介は、好演でした。
もしか、他人の死が見えてしまうなんてことが実際に起こったら、ノイローゼになって狂ってしまいそうになると思います。その苦悩を背負って生きている、心の葛藤をうまく演じていたと思います。他人の死が見えなくなるサングラスとかあったら、神木君にプレゼントしたいぐらいだった! 有村架純も可愛らしくてよかったです。全体的に、出演者はみんなよかったです。
葵が、自分もフォルトゥナの瞳を持っているのに、なぜ、慎ちゃんに打ち明けなかったのか、というのは普通に疑問に思いました。また、慎ちゃんが列車を止めて命を失うのだから、慎ちゃんの手は透けて見えなかったのか・・・? などと、細かいところが気になりました。
ティーンエイジャーには、絶対にうけるだろうし、デートで見る映画には最高だと思います。
怖いにいちゃんが出てきて、誰やろか?と思ったら、DAIGOだった。
なかなかよかったです。でも、あっという間に死んでしまい、即葬式の場面だった。笑
あと、主人公の男の子よりも、脇役の志尊淳が気になってしかたなかった。
余談ですが、神木隆之介と志尊淳て、私生活、めちゃ仲がいいんです。何かのTV番組で見てそのラブラブぶりに、びっくりしました。
なんて切ない
どっちかが助かればどっちかが死ぬなんて。最後指輪もらって 先走りすぎだよ‥ とか言ってキラキラしてたけど、笑い事じゃないから!!てかこんなことされて彼女は先に進めるのだろうか?立ち直れるのだろうか?実は彼女もフォルトゥナの瞳を持っていた、というのはなるほどだったが、運命を受け入れて自分が死のうと思ったとき、電車の幼稚園児や周りのお客さんは透けて見えてなかったの?すごい覚悟だな。あと周りにいる人透けすぎ。死にすぎ。フォルトゥナの瞳=死神?
衝撃のラスト
衝撃のラストと聞いていたのですが、予想しやすいものでした。
映画では葵は神木くんが死んだのを悲しみだけでしたが、僕的には瞳で神木くんが死ぬのが分かっているのだから止めてあげるor代わりに死ぬ の方が感動できたかも… わがまますいません…
悲恋を美化して涙を搾り取ろうとするありがちな邦画の運命
「俺、人の運命が見えるんだ」
「あ、今、その力で君の運命を変えたよ」
…と、ナンパには持ってこいだが、主人公の慎一郎は本当にそんな不思議な能力を持っている。
幼い頃の飛行機事故で数少ない生存者となったものの、家族を失い、不思議な能力が。
死が間近の人が透けて見える“フォルトゥナの瞳”。
ファンタスティックでミステリアス。百田尚樹の小説の映画化。
そんな能力に苦悩しながら、色の無いような日々の中、“偶然”出会った女性・葵。
お互い恋に落ち、ようやく出会えた愛する喜びと幸せ。
恋愛映画の名手・三木孝浩監督と、神木隆之介と有村架純が初の“恋人役”で、瑞々しい純愛ストーリー。
が、ある日、慎一郎は見えてしまう。
葵が透け、“死の運命”が迫っている事を…。
愛する人を死ぬ運命から救いたい。
が、この手の映画の絶対的ルール。どんなに悲しく辛い運命になろうとも、決してその運命を変えてはならない。
変えれば、必ず代償が。よくあるパターンでは当初の運命よりさらに残酷な運命が相手を襲うが、本作は自分の身に。
相手の運命か、自分の命か。
そもそも、何故こんな残酷とも言える能力が自分に…?
もし自分にこんな能力があったら、気がおかしくなってしまうだろう。誰の運命も見たくない、関わりたくないと、人との接触を一切絶った孤独な生き方を選ぶかもしれない。
そうなってたかもしれない中で出会えた、運命の人。
例え我が身の命に代えてでも、君の命を…。
それがこの能力を授かった、僕の運命…。
ミステリアスな題材を、純度の高い純度ストーリーに、悲しく切なくもささやかな幸せを見出だし、思ってたよりかは悪くなかった。
が、不満点や解せない点も多々。
慎一郎の周りの人々、また行く先々で、透けて見える。
そんなに死ぬ運命にある人が多いのか…? 批判受けそうな言い方だが、死の運命が見える慎一郎自身が死を呼び込んでいるのでは?…と、勘ぐってしまう。
葵の死を回避しようと、ラスト、ある暴挙に出る慎一郎。この愛は盲目感、何かよくあるパターン。
冒頭の飛行機事故の女の子は実は…。そして、葵も実は…。展開が読めてしまった。
それはいいとして、自分の命を引き換えにしてまで運命を変えようとした慎一郎に比べ、終始受け身の葵は一体何してんのかなぁ、と…。
再会出来た事、結ばれない事を美辞麗句で“運命”と言われても…。
キャストについては、
神木クンと有村架純はそれぞれ好演。
でもちと、悩みまくりウジウジ主人公に苛々。まあ、神木クンに合ってる役柄だが。
志尊淳と北村有起哉の役柄が勿体無い。
DAIGOの役柄が意外と合っていた。(彼に天罰が下るなら実生活で…と思った男性諸君は少なくない筈)
思ってたより悪くはなかった。
でも本作も結局、悲恋を美化して涙を搾り取ろうとするありがちな邦画の運命…であった。
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