「最後がわかりやすいのが残念」フォルトゥナの瞳 ちかしさんの映画レビュー(感想・評価)
最後がわかりやすいのが残念
ひとの死期が迫っているのが見える青年の話。
話の内容は、恋愛あり苦悩ありで申し分なかったが、苦悩のところもう少し丁寧に描かれててもよかったかな。
そして要所要所で慎一郎にフォーカスするカメラワークと意味ありげな葵の目線で、後から葵の側からの語りが出てくるのはかなりあからさまだった気がする。
そしてそうなると最後のオチはもう隠す気なかったんじゃないかと……。
原作はここまでわかりやすくないのだろうか?
話はおもしろいのに、それがもったいない。
コメントする