「偽善者ストーカーの葵」フォルトゥナの瞳 生きる侍さんの映画レビュー(感想・評価)
偽善者ストーカーの葵
クリックして本文を読む
自分がこう言うのは、主人公の慎一郎が正義感が強良すぎるからかもしれない。見て見ぬフリは彼の強い道徳心には到底できない。神は酷い力を彼に与えた。彼の家族は皆死に、自分の生きている意味などなくす状況のかさらに目の前の人が死ぬ中、ぼけっとしとろと言うのだから。裏を返せば、自分を犠牲にし、人を生かせた彼は、神の望んだことをしたのかもしれない。
それに対して、葵は自分も同じ能力を持っていながら何も出来ずじっとしているだけだ。慎一郎を弱いなど言う権利は一ミリもないのだ!だが、自分の立場にして考えると彼女のようになってしまうだろう。
自己犠牲は美である。
コメントする